ご紹介が遅くなりましたが、11月19日付の「公明新聞」文化欄に、森本さんの「甦るクメールの森 伝統の織物」が掲載されました(文化欄ご担当から許可をいただき掲載いたします)。
IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
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2010-12-27
2010-12-20
未来へのシルク
12月18日に配信されたメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.241)で、森本さんは、日本の養蚕農家への提言を記しました。それに対して、すぐにtwitterで反応された方や、ご自身のブログで紹介された方がいらっしゃったようです。
19日付でアップロードされた映像(「伝統の森」での座繰りの様子)にあるとおり、毎日のように「伝統の森」で、蚕の繭からの、シルクの座繰り作業を目にしている本人からの発言ですので、さすがに重みがあります。少々長いですが、以下、再掲します。
●未来へのシルク
日本では養蚕農家の廃業が話題となっていると聞く。数百年、数千年の伝統が途絶えようとしているのだから、それは大変な出来事である。しかし、養蚕農家への補助金が打ち切られることで途絶える養蚕業のあり方そのものが、もう一度問われなければならない。
わたしたちIKTTは、この15年のあいだ、20数年の内戦を経て途絶えかけていたカンボジアの養蚕業の再興とクメールシルクの復興を願って、活動を続けてきた。中国などで大量に生産されたマシンメイドのシルクではない、ヒューマンメイドのカンボジアシルク。在来品種を手引きした質の高いシルクのよさが見直され、需要が出てきている。そのため、ここ数年カンボジアでは、常に生糸の供給不足の状態が続いている。
低賃金による安い生産コストを背景に、世界のシルク市場を制覇してきた中国は、最近、投機的な流れも含みながら輸出価格を倍に跳ね上げようとしている。そのなかで、あえて、わたしは日本の心ある養蚕農家を潰してはいけないと、と強く思うようになった。
これまでの、農家が繭を生産して企業に販売するという従来の流通形態ではなく、米を農家が自家販売するように、糸を売る。それも機械繰糸ではなく、座操りと呼ばれる手引きで糸をひく。機械で引いた糸と、手で引いた糸には、その手間以上に明らかな違いがある。それは、機械で一律に繭から引かれるのではないテンションが糸にかかることで、しなやかな糸を生み出す。その糸を、農家は問屋や商社に卸してはいけない。直販、織り手や編み物をしている人たちに直接販売すればいい。そういう需要者との契約生産でもいい、それも可能なはず。価格も、十分採算が取れる利益を得ることができる。それは、農家が直販する米、新潟の「ササニシキ」と同じである。
そのためには、これまでのような商社が指定した品種ではない、大量生産の機械向きではない良質の蚕の品種を選ばなければならない。幸いにも、現在の日本には、そうした品種が保存されている。昔の日本の農家では、納める以外の繭を自家用に手引きし、布を織っていた。納められない屑繭から、紬と呼ばれる糸を生み出していた。それは、知恵であり経験であり、文化と呼べる。
幸いなことに、今であれば、そんな経験を持つ70代、80代の年配の女性が生きておられる。ときには、養老院におられるかもしれない。そんな方々を養老院から出てきていただき、孫に小遣いを上げる気持ちで、繭から糸を引いていただく。それを直販すれば、シルクのササニシキとして、これまでの価格の数倍の収益があるはずである。そうすれば、それを学びたい若い人たちも仕事として、やりたいという人が出てくるはず。
そのとき、もうひとつのアイデアは、たとえば、障害者の作業所のようなところで、養蚕をやり、糸を引く、という事業を始められたらよいと思う。これまでであれば、利益率の低い、洗濯バサミ作りのようなわずかな収益を上げる仕事が主だったはず。そうではなく、手のかかる、しかし、それに見合った収益を上げることができる養蚕と生糸の生産には将来性があり、作業所のような環境がプラスに転換すると思える。それは、シルクの新しい未来である。
生産とその生産形態と、生産物とその流通を見直す。これまでの大量消費を美とする社会通念から、適正な生産と消費とその流通を見直す、それがこれからの時代の美である。ゴミを生み出す社会のシステムや価値観は、もう十分なはず。適正の基準をどこに置くかという課題はこれからの検討に委ねるとして、人間が自然と共生していく社会が必要なことは明白である。社会の総生産量、エネルギーが極力ゴミとならないようにすることで、もっとゆとりのある社会が形成できるはずである。
もう20年ほど前の話だが、アパレル業界の方に、このシルクは10年は持ちますし、使ううちに風合いもよくなるんですよと説明したことがある。すると、その担当の方ははっきりと「そんな必要はないのです」と言われた。2~3年で新しいものに買い換えていってもらったほうが売る側としてはよいわけで、だから10年も持つ必要はないのだ、と。そのための流行だし、ファッションなのだから、と。
日本のキモノは、昔はお母さんから娘さんへ、そして時に孫へ。と伝えられ使われてきたものだった。ところが、最近のシルクは弱いのが当たり前。水での自家洗濯もできない。昔ならば、家で洗い張りを普通にしていた物が、今ではドライクリーニングだけ、そしてパール加工などという防水加工をしなければ使えない衣類になってしまった。呉服屋さんが、最近のキモノは素材のシルクが弱くて昔のように汚れてもシミ抜きができなくなっているといわれる。シミ抜きをするために擦るとそこに穴があくんです、と。ほんとうに驚きである。シルクは弱い物、それが今や新しい常識となっている。
しかし、そんな弱くなったシルクの常識をもう一度変えていくことが、日本の養蚕農家のこれからの仕事にかかっている。季節の変化の中で、天然素材としてのシルク本来のよさが、夏には夏の、冬には冬の花鳥風月が、もう一度知られていくようなキモノを産み出していかないと、日本の美、キモノ文化も、ゴミとなっていかざるを得ない。
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事から再掲】
※メールマガジン「メコンにまかせ」の講読は、こちらからお申し込みください(講読無料)。
19日付でアップロードされた映像(「伝統の森」での座繰りの様子)にあるとおり、毎日のように「伝統の森」で、蚕の繭からの、シルクの座繰り作業を目にしている本人からの発言ですので、さすがに重みがあります。少々長いですが、以下、再掲します。
●未来へのシルク
日本では養蚕農家の廃業が話題となっていると聞く。数百年、数千年の伝統が途絶えようとしているのだから、それは大変な出来事である。しかし、養蚕農家への補助金が打ち切られることで途絶える養蚕業のあり方そのものが、もう一度問われなければならない。
わたしたちIKTTは、この15年のあいだ、20数年の内戦を経て途絶えかけていたカンボジアの養蚕業の再興とクメールシルクの復興を願って、活動を続けてきた。中国などで大量に生産されたマシンメイドのシルクではない、ヒューマンメイドのカンボジアシルク。在来品種を手引きした質の高いシルクのよさが見直され、需要が出てきている。そのため、ここ数年カンボジアでは、常に生糸の供給不足の状態が続いている。
低賃金による安い生産コストを背景に、世界のシルク市場を制覇してきた中国は、最近、投機的な流れも含みながら輸出価格を倍に跳ね上げようとしている。そのなかで、あえて、わたしは日本の心ある養蚕農家を潰してはいけないと、と強く思うようになった。
これまでの、農家が繭を生産して企業に販売するという従来の流通形態ではなく、米を農家が自家販売するように、糸を売る。それも機械繰糸ではなく、座操りと呼ばれる手引きで糸をひく。機械で引いた糸と、手で引いた糸には、その手間以上に明らかな違いがある。それは、機械で一律に繭から引かれるのではないテンションが糸にかかることで、しなやかな糸を生み出す。その糸を、農家は問屋や商社に卸してはいけない。直販、織り手や編み物をしている人たちに直接販売すればいい。そういう需要者との契約生産でもいい、それも可能なはず。価格も、十分採算が取れる利益を得ることができる。それは、農家が直販する米、新潟の「ササニシキ」と同じである。
そのためには、これまでのような商社が指定した品種ではない、大量生産の機械向きではない良質の蚕の品種を選ばなければならない。幸いにも、現在の日本には、そうした品種が保存されている。昔の日本の農家では、納める以外の繭を自家用に手引きし、布を織っていた。納められない屑繭から、紬と呼ばれる糸を生み出していた。それは、知恵であり経験であり、文化と呼べる。
幸いなことに、今であれば、そんな経験を持つ70代、80代の年配の女性が生きておられる。ときには、養老院におられるかもしれない。そんな方々を養老院から出てきていただき、孫に小遣いを上げる気持ちで、繭から糸を引いていただく。それを直販すれば、シルクのササニシキとして、これまでの価格の数倍の収益があるはずである。そうすれば、それを学びたい若い人たちも仕事として、やりたいという人が出てくるはず。
そのとき、もうひとつのアイデアは、たとえば、障害者の作業所のようなところで、養蚕をやり、糸を引く、という事業を始められたらよいと思う。これまでであれば、利益率の低い、洗濯バサミ作りのようなわずかな収益を上げる仕事が主だったはず。そうではなく、手のかかる、しかし、それに見合った収益を上げることができる養蚕と生糸の生産には将来性があり、作業所のような環境がプラスに転換すると思える。それは、シルクの新しい未来である。
生産とその生産形態と、生産物とその流通を見直す。これまでの大量消費を美とする社会通念から、適正な生産と消費とその流通を見直す、それがこれからの時代の美である。ゴミを生み出す社会のシステムや価値観は、もう十分なはず。適正の基準をどこに置くかという課題はこれからの検討に委ねるとして、人間が自然と共生していく社会が必要なことは明白である。社会の総生産量、エネルギーが極力ゴミとならないようにすることで、もっとゆとりのある社会が形成できるはずである。
もう20年ほど前の話だが、アパレル業界の方に、このシルクは10年は持ちますし、使ううちに風合いもよくなるんですよと説明したことがある。すると、その担当の方ははっきりと「そんな必要はないのです」と言われた。2~3年で新しいものに買い換えていってもらったほうが売る側としてはよいわけで、だから10年も持つ必要はないのだ、と。そのための流行だし、ファッションなのだから、と。
日本のキモノは、昔はお母さんから娘さんへ、そして時に孫へ。と伝えられ使われてきたものだった。ところが、最近のシルクは弱いのが当たり前。水での自家洗濯もできない。昔ならば、家で洗い張りを普通にしていた物が、今ではドライクリーニングだけ、そしてパール加工などという防水加工をしなければ使えない衣類になってしまった。呉服屋さんが、最近のキモノは素材のシルクが弱くて昔のように汚れてもシミ抜きができなくなっているといわれる。シミ抜きをするために擦るとそこに穴があくんです、と。ほんとうに驚きである。シルクは弱い物、それが今や新しい常識となっている。
しかし、そんな弱くなったシルクの常識をもう一度変えていくことが、日本の養蚕農家のこれからの仕事にかかっている。季節の変化の中で、天然素材としてのシルク本来のよさが、夏には夏の、冬には冬の花鳥風月が、もう一度知られていくようなキモノを産み出していかないと、日本の美、キモノ文化も、ゴミとなっていかざるを得ない。
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事から再掲】
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2010-12-19
「伝統の森」での座繰りの様子
森本さんから、「伝統の森」での座繰りの様子の映像が届きました。
素焼きの壷で、黄金に輝く繭を煮てほぐし、生糸の糸口を集めてコロを使って引いていきます。
こうして引かれた生糸は、ゴミや節を取り除いたのち、バナナの灰で精練されて織り機にかけられる状態になり、括られ、さまざまな色に染められて、絣布に織り上げられます。
素焼きの壷で、黄金に輝く繭を煮てほぐし、生糸の糸口を集めてコロを使って引いていきます。
こうして引かれた生糸は、ゴミや節を取り除いたのち、バナナの灰で精練されて織り機にかけられる状態になり、括られ、さまざまな色に染められて、絣布に織り上げられます。
2010-12-18
1月24日、兵庫県香住「きもの おかだ」での報告会と展示販売のご案内
兵庫県美方郡香美町の「きもの おかだ」で、報告会とIKTTシルクの展示・販売を行ないます。
《とき》
1月24日(月)展示と販売14:00~20:00
報告会:14:00~15:00/19:00~20:00
《ところ》
きもの おかだ
兵庫県美方郡香美町香住区香住1560
TEL:0796-36-0737
《アクセス》
JR山陰本線香住駅より徒歩12分
《とき》
1月24日(月)展示と販売14:00~20:00
報告会:14:00~15:00/19:00~20:00
《ところ》
きもの おかだ
兵庫県美方郡香美町香住区香住1560
TEL:0796-36-0737
《アクセス》
JR山陰本線香住駅より徒歩12分
2010-12-16
1月23日、草津市市民交流プラザでの報告会と展示販売のご案内
草津市の市民交流プラザ(小会議室3)で、報告会「森本喜久男・現地からの報告」とカンボジア手織りシルクの展示・販売を行ないます。
《とき》
1月23日(日)展示と販売:13:30~16:30/報告会:14:00~
《ところ》
草津市 市民交流プラザ(小会議室3)
滋賀県草津市野路1-15-5 フェリエ南草津5F
TEL:077‐567‐355
《アクセス》
JR東海道本線(びわこ線)南草津駅東口より直結
《とき》
1月23日(日)展示と販売:13:30~16:30/報告会:14:00~
《ところ》
草津市 市民交流プラザ(小会議室3)
滋賀県草津市野路1-15-5 フェリエ南草津5F
TEL:077‐567‐355
《アクセス》
JR東海道本線(びわこ線)南草津駅東口より直結
2010-12-15
1月22日(夜)、京都「ほんやら洞」での報告会と展示販売のご案内
京都・今出川通にある喫茶店「ほんやら洞」で、森本さんの報告会を行ないます(ワンドリンクのオーダーをお願いします)。会場では、IKTTシルクの展示販売も行ないます。
《とき》
1月22日(土)
展示と販売:17:30~20:00/報告会:18:00~
《ところ》
ほんやら洞
京都市上京区今出川通寺町西入大原口町229
TEL:075-222-1574
《アクセス》
地下鉄烏丸線・今出川駅下車、徒歩5分
京阪電鉄・出町柳駅下車、徒歩5分
より大きな地図で ほんやら洞 を表示
なお、会場準備の都合もあり、参加希望される方は eti_mori6_2@yahoo.co.jp まで、メールでお申し込みいただければ幸いです(@を半角に変換してご送信ください)。
《とき》
1月22日(土)
展示と販売:17:30~20:00/報告会:18:00~
《ところ》
ほんやら洞
京都市上京区今出川通寺町西入大原口町229
TEL:075-222-1574
《アクセス》
地下鉄烏丸線・今出川駅下車、徒歩5分
京阪電鉄・出町柳駅下車、徒歩5分
より大きな地図で ほんやら洞 を表示
なお、会場準備の都合もあり、参加希望される方は eti_mori6_2@yahoo.co.jp まで、メールでお申し込みいただければ幸いです(@を半角に変換してご送信ください)。
2010-12-14
1月22日(午後)、立命館大学での講演会のご案内
2011年1月18日(火)より1月23日(日)まで、立命館大学国際平和ミュージアムで開催される、内藤順司氏による写真展「甦るカンボジア―伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」にあわせて森本さんも一時帰国し、1月22日(土)に、同じく立命館大学国際平和ミュージアムで講演会を行ないます(入場無料)。
今回の講演会は、内藤順司氏の写真展と同様に、立命館大学グローバルCEOプログラム「生存学」創生拠点、立命館大学生存学研究センターのご協力のもと、実現の運びとなりました。関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。
《と き》
【講演会】1月22日(土)14:00~
《ところ》
国際平和ミュージアム 中野記念ホール
《会場アクセス》
JR京都駅より市バス50にて「立命館大学前」下車、徒歩5分(アクセス詳細)
今回の講演会は、内藤順司氏の写真展と同様に、立命館大学グローバルCEOプログラム「生存学」創生拠点、立命館大学生存学研究センターのご協力のもと、実現の運びとなりました。関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。
《と き》
【講演会】1月22日(土)14:00~
《ところ》
国際平和ミュージアム 中野記念ホール
《会場アクセス》
JR京都駅より市バス50にて「立命館大学前」下車、徒歩5分(アクセス詳細)
2010-12-13
立命館大学国際平和ミュージアム・内藤順司写真展&講演会のご案内
2011年1月18日(火)より1月23日(日)まで、立命館大学国際平和ミュージアム1階中野記念ホールにおいて、フォトグラファー内藤順司氏による写真展「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」が開催されます(入場無料)。
この写真展は、2月に東京広尾のJICA地球ひろばで開催された内藤順司写真展「甦るカンボジア」の大学巡回展という位置づけで、帝塚山大学、茨城キリスト教大学、北星学園大学での写真展に続く、第4弾となります。
また、今回の展示では、内藤氏の写真に加え、カンボジアの伝統的な絹絣も展示される予定です。
この写真展に先立ち、1月16日(日)には、内藤順司氏の講演会「私はなぜ、海外で活躍する日本人を撮るのか?」も開催されます(こちらも入場無料)。
今回の写真展は、立命館大学グローバルCEOプログラム「生存学」創生拠点、立命館大学生存学研究センターのご協力のもと、実現の運びとなりました。さまざまなご調整にご尽力いいただいた関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。
《と き》
【講演会】1月16日(日)14:00~
【写真展】1月18日(火)~1月23日(日)
9:30~16:30(入館は16時まで) ともに入場無料 ※月曜日は休館
《ところ》
国際平和ミュージアム 中野記念ホール
《会場アクセス》
JR京都駅より市バス50にて「立命館大学前」下車、徒歩5分(アクセス詳細)
この写真展は、2月に東京広尾のJICA地球ひろばで開催された内藤順司写真展「甦るカンボジア」の大学巡回展という位置づけで、帝塚山大学、茨城キリスト教大学、北星学園大学での写真展に続く、第4弾となります。
また、今回の展示では、内藤氏の写真に加え、カンボジアの伝統的な絹絣も展示される予定です。
この写真展に先立ち、1月16日(日)には、内藤順司氏の講演会「私はなぜ、海外で活躍する日本人を撮るのか?」も開催されます(こちらも入場無料)。
今回の写真展は、立命館大学グローバルCEOプログラム「生存学」創生拠点、立命館大学生存学研究センターのご協力のもと、実現の運びとなりました。さまざまなご調整にご尽力いいただいた関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。
《と き》
【講演会】1月16日(日)14:00~
【写真展】1月18日(火)~1月23日(日)
9:30~16:30(入館は16時まで) ともに入場無料 ※月曜日は休館
《ところ》
国際平和ミュージアム 中野記念ホール
《会場アクセス》
JR京都駅より市バス50にて「立命館大学前」下車、徒歩5分(アクセス詳細)
2010-12-04
山田隆量「悠かなる大地 カンボジア」日本画展のご紹介
12月22日(水)から28日(火)まで、大丸東京店10階 美術画廊において、日本画家の山田隆量氏による「悠かなる大地 カンボジア」日本画展が開催されます。
山田隆量氏は、2008年にプノンペン王立芸術大学の客員教授に就任され、現在は年に3回の集中講義を行なっていらっしゃいます。しかし、カンボジアを初めて訪れたのは1994年とのことです。そして、森本さんとの出会いは、1999年にシェムリアップ川のほとりでスケッチをしようとしたのが、IKTTのすぐ前だったことから、とのこと。
なお、12月23日の午後2時からは、ゲストにペン・セタリンさんをお迎えして、山田隆量氏のギャラリートークが開催されます。
と き:12月22日(水)~12月28日(火)
10:00~20:00
ところ:大丸東京店10階美術画廊
東京都千代田区丸の内1-9-1
〔アクセス・駐車場案内はこちら〕
問い合わせ先::03-3212-8011(代表)
後援:在日本カンボジア王国大使館・在名古屋カンボジア王国名誉領事館
山田隆量氏は、2008年にプノンペン王立芸術大学の客員教授に就任され、現在は年に3回の集中講義を行なっていらっしゃいます。しかし、カンボジアを初めて訪れたのは1994年とのことです。そして、森本さんとの出会いは、1999年にシェムリアップ川のほとりでスケッチをしようとしたのが、IKTTのすぐ前だったことから、とのこと。
なお、12月23日の午後2時からは、ゲストにペン・セタリンさんをお迎えして、山田隆量氏のギャラリートークが開催されます。
と き:12月22日(水)~12月28日(火)
10:00~20:00
ところ:大丸東京店10階美術画廊
東京都千代田区丸の内1-9-1
〔アクセス・駐車場案内はこちら〕
問い合わせ先::03-3212-8011(代表)
後援:在日本カンボジア王国大使館・在名古屋カンボジア王国名誉領事館