「IKTT 蚕まつり2019」は、3月23日(土)に前夜祭、3月24日(日)に蚕供養を執り行ないます。
と き:前夜祭 3月23日(土)/ 蚕供養 3月24日(日)
ところ:IKTT「伝統の森」(アンコールトム郡ピアックスナエン)
参加費:カンボジア人無料、日本人及び外国人10ドル(夕食代込み)
当日のタイムテーブルは、以下を予定しています。
■3月23日(土)
15;00 開場
15;30 開会式
16;00 アプサラダンス、ファッションショー
18;00 夕食/バンド演奏、その他
20:00 終了予定
■3月24日(日)
午前中 蚕供養の儀
【「伝統の森」までの送迎について】
3月23日(土)は、シェムリアップ市内のIKTTショップから「伝統の森」までの無料バスをご用意します。13時出発予定です。蚕まつり終了後(20時予定)シェムリアップのIKTTショップまで戻ります。(バスから下車後は、各自で移動手段を確保していただくことになります)
ご乗車ご希望人数によって、バスのサイズを決定いたしますので、バス乗車ご希望の方はその旨を明記のうえ、3月13日(水)までに下記メールアドレスまで ご連絡ください。
また、宿泊のお客様についての帰りの送迎は、別途ご連絡させていただきます。
【ご宿泊について】
蚕まつり開催中の「伝統の森」ゲストハウスのご宿泊も承っております。部屋数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。
【ご予約、お問い合わせ先】
midori.iktt@gmail.com (IKTT 岩本みどり)
IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
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2019-01-28
2019-01-08
2019年を迎えるにあたってのご挨拶
ご紹介が遅くなりましたが、2018年最後のメルマガ「メコンにまかせ」から、岩本みどりのご挨拶を再掲します。
みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の岩本みどりです。2018年も暮れようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
2017年7月、森本さんが亡くなって深い深い悲しみと大きな不安に包まれていました。スタッフ約150名、その家族、子供たち、動物たち、IKTTは「働く」だけの場所ではなく「みんなが生きていく」場所でもあります。それは人間だけではなく、動物や自然環境すべてが存在して成り立っています。IKTTのスタッフは、きっとここから離れても強く生きていける人たちです。しかしこの仕事が好きで、IKTTが好きだと言ってくれる、そして「森本に選んでもらってここに来れて、本当に幸せ」といっているおばあたちがまだまだ頑張っている。
「次の世代へつなげるために」という思いからできた「伝統の森」は、私たち「次の世代」に引き継がれました。そして私たちも「次の世代」へつなげられる「仕事」をしようと、皆で気持ちを入れ替えたのが、2017年9月のこと。
「美しい布を作ること」全体ミーティングはこの言葉で終わりました。それから本当に地道な作業が始まりました。桑畑、養蚕、糸、細かい作業工程、染め、商品見直し、新作、その他ほんとうにいろいろなことを、それぞれスタッフが協力し改善してきました。もちろん問題もたくさんありました。しかし「一番大切なのは美しい布を作ることだから」という言葉が職人たちの口から出始め、ひとり、またひとりと、意識が変化してく様子を感じました。
そして今年(2018年)に入り、新しい布が続々と誕生し、以前からあった布もさらにクオリティーが上がり、そんな布たちがたくさんの方々にご購入いただけたこと、本当に感謝いたします。
そして、多くの方々のご協力のもと、プノンペンでの蚕まつりや展示会も開催することができました。以後、カンボジア人の見学者やFB、カンボジアシルクの調査など、少しずつではありますが当初の目的だった「カンボジアの方々に知ってもらう」ということが実現していきました。
2019年も「皆が幸せに暮らし、良い布を作る」これをモットーに、良い布を作っていきます。本年もIKTTを応援してくださり本当に有難うございました。皆様、良いお年をお過ごしくださいませ。
「伝統の森」より 岩本みどり
みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の岩本みどりです。2018年も暮れようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
2017年7月、森本さんが亡くなって深い深い悲しみと大きな不安に包まれていました。スタッフ約150名、その家族、子供たち、動物たち、IKTTは「働く」だけの場所ではなく「みんなが生きていく」場所でもあります。それは人間だけではなく、動物や自然環境すべてが存在して成り立っています。IKTTのスタッフは、きっとここから離れても強く生きていける人たちです。しかしこの仕事が好きで、IKTTが好きだと言ってくれる、そして「森本に選んでもらってここに来れて、本当に幸せ」といっているおばあたちがまだまだ頑張っている。
「次の世代へつなげるために」という思いからできた「伝統の森」は、私たち「次の世代」に引き継がれました。そして私たちも「次の世代」へつなげられる「仕事」をしようと、皆で気持ちを入れ替えたのが、2017年9月のこと。
「美しい布を作ること」全体ミーティングはこの言葉で終わりました。それから本当に地道な作業が始まりました。桑畑、養蚕、糸、細かい作業工程、染め、商品見直し、新作、その他ほんとうにいろいろなことを、それぞれスタッフが協力し改善してきました。もちろん問題もたくさんありました。しかし「一番大切なのは美しい布を作ることだから」という言葉が職人たちの口から出始め、ひとり、またひとりと、意識が変化してく様子を感じました。
そして今年(2018年)に入り、新しい布が続々と誕生し、以前からあった布もさらにクオリティーが上がり、そんな布たちがたくさんの方々にご購入いただけたこと、本当に感謝いたします。
そして、多くの方々のご協力のもと、プノンペンでの蚕まつりや展示会も開催することができました。以後、カンボジア人の見学者やFB、カンボジアシルクの調査など、少しずつではありますが当初の目的だった「カンボジアの方々に知ってもらう」ということが実現していきました。
2019年も「皆が幸せに暮らし、良い布を作る」これをモットーに、良い布を作っていきます。本年もIKTTを応援してくださり本当に有難うございました。皆様、良いお年をお過ごしくださいませ。
「伝統の森」より 岩本みどり