「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間のところにあります。
この「右回りルート」は、途中までは、一般にはバンテアイスレイあるいはプノム・クーレンに向かうルートとして説明されているルートと同じです。
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを右に折れ、やがてスラスランの水面を右に見ながら回り込み、さらに先へと進みます。悪路とされていたバンテアイスレイへの道も、いまでは舗装され、快適な道が続きます。
バンテアイスレイ・バタフライセンター(Banteay Srey Butterfly Center、BBC)を過ぎ、道路の左側に果物や清涼飲料水を並べた屋台が続くエリアを越え、左手の田んぼの先に無線塔のようなものが見えるとまもなく、左折する道があります。 曲がり角の、緑色のIKTTと書かれた看板(写真右上)を確認して左折し、未舗装の道を進みます。寺院の手前を右に曲がり、あとは道なりに進みます。田圃の広がる中を進み、木立が増えてきたころに小さな橋を渡ります。さらにしばらく行くと、左手に「伝統の森」の入口が現われます(写真右下)。
2012年8月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。
写真画像を2009年12月のものに更新しました。
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