IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
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2012-03-18
「蚕まつり2012」レポート(その1)前夜祭の準備
3月10日(土)の夕方、「蚕まつり2012」前夜祭が始まりました。今回は、外部からの来賓もなく、こじんまりとした雰囲気でのスタートです。
第1部は、プロジェクターと液晶テレビを使い、2か所に分かれて9月のファッションショーの映像と、「伝統の森」の子どもたち用のアニメーション上映の予定で、昼過ぎから準備してきましたが、供給電力の限界もあり、上映を断念。この時点でジェネレーターを駆使しすぎると、後半のファッションショーの最中の出力トラブルも懸念されたためです。
昨年秋の大洪水の際に水没したジェネレーターは、なんどかの修理を経てようやく復活には至ったのですが、その後も不安定な状態が続いていました。この日の午後にも、日本からやってきたスタディーツアー参加者の皆さんたちへのビデオ上映の際にも不具合が起きたりと、なかなか電力問題は改善されません。
「伝統の森」での電気系統の保守管理という問題は、今回に限ったものではなく、機材の面でも、人的オペレーションの面でも、森本さんを悩ませ続けている課題といえます。
その一方、ステージでキャットウォークするメンバーたちのメイクアップが始まりました。メイクを担当するのは、例年どおり、シエムリアップからやってきたオネエさまたちです。
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