2013年1月にリニューアルオープンした東京国立博物館東洋館アジアギャラリーの、地階ミュージアムシアターでは、現在「アンコール遺跡バイヨン寺院~尊顔の記憶~」が上映されています。
300インチ大型スクリーンに超高精細(ハイビジョン映像の約4倍)4K映像で映し出されるVR作品は、3月31日(日)までの月曜日と火曜日を除く毎日12時、14時、16時に上映されます。
以下、東京国立博物館のWebサイトから転載します。
バイヨン寺院は、アンコール王朝の最盛期12世紀後半に、ジャヤーヴァルマン7世によって建造された都「アンコール・トム」の中心に位置する仏教寺院です。寺院には高さ45メートルの49にもおよぶ石塔がそびえ、その石塔の四面には慈愛に満ちた顔が彫刻されています。この「クメールの微笑」と言われる「尊顔」は、現在も173面が遺されています。東西160メートル、南北140メートル、高さ45メートルに拡がる、100万平方メートルにも及ぶ巨大な石造遺跡を、最先端のバーチャルリアリティ技術で完全に再現しました。
東洋館11室に展示されているバイヨン寺院に関連した作品「ナーガ上のブッダ」、「浮彫アプサラス像」を三次元形状計測データによりコンテンツ化、実物展示と合わせて楽しめる作品です。(上演時間約30分)
なお、観覧料は高校生以上500円、中学生・小学生300円、未就学児、障がい者及び介護者1名は無料です。
チケットは、東京国立博物館への入館時に正門観覧券売場(窓口)で、入館券とシアター券の両方を購入すると100円の割引があります。シアター券そのものは、東洋館地下ミュージアムシアター前でも購入できますが、この場合は割引はないようです。また、上演開始後のご入場はできませんのでご注意ください。
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