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2014-03-23

「蚕まつり2014」レポート(その1)準備編


 3月15日、「蚕まつり2014」前夜祭当日を迎えました。ステージの設営はほぼ終わっています。来賓席の準備も進んでいます。来賓席は、昨年とは逆に、キッチンや木造のゲストハウスを背に設営されました(ステージ向かって右方向に夕陽が沈みます)。早くも昼食の仕込みが始まっています。鍋に湯を沸かし、鶏をさばき、野菜を切り……、と手分けしての作業は進みます。
 シェムリアップから、2台のバイクが到着。Hair Salon AのAKIさんとRISAさんです。今回のファッションショーのヘアメイクは、昨年シエムリアップに美容室をオープンしたヘアスタイリストのAKIさんに協力していただいています。着付けと並行して、ヘアメイクも始まりました。

 ステージ近くでは、実演と展示の準備も始まりました。黄色い生糸、そしてIKTTで使用している染め材などが展示され、繭から生糸を手引きする作業や、綿花から糸を紡ぐ作業、括りや織りの実演などの準備も始まりました。これは「蚕まつり」に参加する方々に、IKTTで行なわれている仕事を、より具体的に理解してもらうためです。
 織り手の女性と何やら話をしながら、織り機の横でマジマジと見入っているカンボジア人の男性陣。じつは、彼らも、布を織っているところを見るのは、今日が初めてなのかもしれません。

 来賓が到着されました。今回、王室からは、シソワット・モニラク殿下、シソワット・カンタレス妃殿下ご夫妻とそのお嬢様が出席されました。シェムリアップ州知事も参列されています。昨年も出席されたカンタレス妃殿下は、実演する一人ひとりにも、お声かけされています。「蚕まつり2014」開会もまもなくです。

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