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2016-04-29

5月7-8日、カンボジアフェスティバル2016に参加します

 5月7日(土)と8日(日)の2日間、東京・代々木公園のけやき並木で「カンボジアフェスティバル2016」が開催されます。
 昨年に続いて、このイベントに参加します。IKTTのシルクハンカチやスカーフをはじめ、内藤順司さんの写真集『いのちの樹』、森本さんの『カンボジアに村をつくった日本人』、などを販売します。
 カンボジアからは、王立舞踊団が来日し、アプサラダンス公演を行ないます。また、全日空のプノンペン就航を記念しての特別企画も予定されています。また、国内のカンボジアレストランなどの出店も予定されています。
 みなさま、ぜひともご来場ください。

2016-04-13

「蚕まつり2016」レポート(その4)蚕供養

 朝、暗いうちにスタッフたちが食事の準備を始めました。舞台監督を務めたサラウィも大鍋の前に立っています。
 昨日、ファッションショーを行なったステージ上に、「伝統の森」のショップの横にある小部屋に安置されている仏像が運び込まれ、その斜め前に僧侶が並んで座りました。まずは、僧侶に食事を供します。
 歳長のおじいが読経を始め、皆が唱和します。僧侶たちの読経が始まると、僧侶の前にある鉢に、炊いたご飯を参列者が順によそっていきます。こうした一連の行為が功徳を積むことになるのです。最後に御供え物をそれぞれの僧侶に捧げ、蚕供養は終わりました。

2016-04-12

「蚕まつり2016」レポート(その3)前夜祭~第2部

 ファッションショーが終わると、テントの下で食事の時間です。
 日も落ちた頃、第2部が始まりました。まずは、子どもたちのダンシング。そして、日本語を学ぶ生徒たちが順番に自己紹介と挨拶を披露しました。年長のプイちゃんが横にいて、思い出せない単語をフォローしてくれます。ステージ横にいる、みどり先生に向かって覚えたフレーズを話そうとする子もいました。
最後は、みんなで合唱です。

 そして、シェムリアップで活動するバンド「MILO」のライブへと続きます。
 20時過ぎ、シェムリアップへ戻るバスが出発しました。翌朝の蚕供養のために「伝統の森」に泊まり込むIKTTのスタッフたちは、ファッションショーを終えた解放感とともにまだ踊っています。バナナの葉の向こうに月が輝いていました。

2016-04-11

「蚕まつり2016」レポート(その2)前夜祭~ファッションショー後半

 第4ステージになると、すでに何度もステージに上がっている顔が並びます。ポーズの取り方、ウォーキングの際にも、シルクの端をちょっと持ち上げるなど余裕があります。
 第5ステージは、何枚ものシルクを重ねたり、ボリュームを出した結び方をするなど、ゴージャス系の着付けが披露されます。

 そして、フィナーレでは、再びメンバー全員がステージに勢ぞろいです。
 最後にステージ中央に並んだのは、村長のトオルさんと、シェムリアップのオフィスでプロパティを担当するサラウィさんでした。彼女は、これまで森本さんの着付けも手伝い、さらにはリハーサルのときに、ウォーキングの指導をするなど、ファッションショーのステージングには欠かせない存在でした。今回の舞台監督は彼女だったようです。お疲れさま。開演前の不安は、まったくの杞憂に終わりました。
 ファッションショーの後は、ヘアメイクを担当していだいたシェムリアップで美容室Hair Salon Aを経営するAKIさんと、IBVA(NPO国際美容ボランティア協会)の皆さんたちと一緒に、プレア・コーの前で記念撮影。

2016-04-10

「蚕まつり2016」レポート(その1)前夜祭~ファッションショー前半

 15時30分を少しまわり、「蚕まつり2016」の前夜祭が始まりました。森本さん不在のままで開催される「蚕まつり」。これまでの「蚕まつり」を知る者としては、一抹の不安を感じるのは否めません。
 村長トオルさんの開会の辞に続き、京都にいる森本さんからのメッセージが読み上げられました。そのメッセージを、メンアンさんがクメール語に、田嶋さんが英語に置き換えます。
 そして、オープニングのアプサラダンスが始まりました。
 続く第1ステージは、ヤシの葉で鳥を模したチャープという飾り物と、白い花を盛った器を掲げて先導する2人に続き、竿に吊るしたピダンを掲げた女性たちが登場します。

 第2ステージは、男女が手を取り合い、一組ずつステージに登場してきました。いままでのステージにない趣向です。
 第3ステージは、小さなモデルたちの登場です。今回、初めてハイヒールを履いた子もいるようです。髪には、ブーゲンビリアの花が挿されています。