2018-10-19

「蚕まつり2019」の日程が決まりました



 「蚕まつり2019」は、3月23日(土)の午後に前夜祭(ファッションショーやアプサラダンスなど)を、3月24日(日)に蚕供養を執り行なうことにいたします。
 イベントの詳細につきましては、追ってご案内させていただきます。皆さまのご来場を、楽しみにお待ちいたしております。

2018-10-15

11月18日、京都・法然院での展示会・報告会のご案内



 恒例の、京都の法然院での展示会・報告会のスケジュールが決まりました。
 今年は11月18日(日)の開催となります。IKTT岩本みどりによる「現地からの報告」も行なう予定です。

【とき】
11月18日(日)11時~16時(展示と販売)
※岩本みどり「現地からの報告」は14時から。

【ところ】
法然院 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)

※この時期の京都は、たいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。


より大きな地図で 法然院(入口) を表示

2018-10-14

11月17日、『カンボジアの染織物』上映会@京都のご案内


 IKTTを設立し、カンボジア伝統織物を復興させた森本さんと、その森本さんが作った「伝統の森」に暮らす村人たちを追ったドキュメンタリー映画『カンボジアの染織物』の上映会を開催します。今回は、Kyoto JournalとIKTTの共催によるものです。会場では、IKTTのクメールシルクの展示と販売も行ないます。
【あらすじ】
 カンボジア伝統の染織物を発展させた森本喜久男と、カンボジアの村人たちを追ったドキュメンタリーです。内戦の影響で衰退されつつあったカンボジア伝統の染織物。京都の友禅職人であった森本喜久男は、カンボジアで荒地を開墾し、染織物を基幹産業とする村をゼロからつくり上げます。彼の生きざまとそれを見つめる村人たちをカメラは追います。
【会場】
ソーシャルキッチン(Social Kitchen) 2F
京都市上京区相国寺門前町699
(地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩5分、「今出川駅」から徒歩7分)
【タイムスケジュール】
14時00分:受付開始/IKTTクメールシルクの展示販売(入場無料)
15時30分:上映開始(以下のプログラムは参加費をいただきます)
16時50分:IKTT岩本みどりのトーク(日本語、英語通訳つき)
17時30分:終了予定
【参加費(=上映会&トークショー)】
大人1000円、学生700円(予約優先:30席)
※参加申し込みは こちらからメールにて お申し込みください。
※facebookのイベントページはこちらから

2018-10-02

10月8日、『カンボジアの染織物』上映会@旭川のご案内


 10月8日(月)、旭川でカンボジア伝統織物を復興させた森本喜久男さんと、その森本さんが作った「伝統の森」に暮らす村人たちを追ったドキュメンタリー映画『カンボジアの染織物』の上映会が行なわれます。地元メディアにも紹介されました。ご期待ください。
 会場では、IKTTのクメールシルクの展示と販売も行います。

【会場】あさひかわ北彩都ガーデン ガーデンルーム
 旭川市宮前2条1丁目
(JR旭川駅よりガーデン駅南エリア「アウネの広場」に直結)
 http://www.asahikawa-park.or.jp/kitasaito/access/
【タイムスケジュール】
<午前の部> 10時40分:開場・受付
11時00分:上映開始
12時20分:上映後トーク
13時00分:終了予定

<午後の部>
13時40分:開場・受付
14時00分:上映開始
15時20分:上映後トーク
16時00分:終了予定

【入場料】
大人(高校生以上)1800円、小中学生800円、未就学児:無料
※予約優先(定員各30席)
参加申し込みはこちらから メールにてお申し込みください

10月7日、『カンボジアの染織物』上映会@札幌のご案内


 10月7日(日)、札幌でカンボジア伝統織物を復興させた森本喜久男さんと、その森本さんが作った「伝統の森」に暮らす村人たちを追ったドキュメンタリー映画『カンボジアの染織物』の上映会が行なわれます。
 今回は、札幌と旭川を中心に、ドキュメンタリー映画の自主上映会を続けていらっしゃる「想ふ映画館」さんの主催によるものです。会場では、IKTTのクメールシルクの展示と販売も行ないます。

【会場】札幌エルプラザ 中研修室
 札幌市北区北8条西3丁目(JR札幌駅北口より徒歩3分)
【タイムスケジュール】
 10時15分:受付開始
 10時30分:上映開始(+監督トーク)
 12時30分:終了予定
※会場では引き続き、「ラダック 氷河の羊飼い」の上映も予定されています。
【入場料】
 大人(高校生以上)1200円、小中学生500円、未就学児:無料
※予約優先(50席)

※お申込みは、こちらのfacebookのイベントページから

2018-09-14

「森本喜久男追悼写真展」終了いたしました



 ご報告が遅くなりましたが、「森本喜久男追悼写真展」無事に終了いたしました。
 会場にお越しくださいました皆様、そして展示写真をご出品・ご提供いただきました皆様、本当にありがとうございました。
 写真展会場には、森本さんがご存命なら「おお!」と声を上げるような方々もいらっしゃいました。そのおひとりは、94年当時、バンコクのさる大手シルクメーカーでデザイナーをされていたという男性です。森本さんには、東北タイの村に連れて行ってもらったことがあるとのこと。現在は、当時とはまったく別のお仕事に就かれているそうですが、東京出張のついでにと静岡から会場に足を運んでいただきました。
 もうおひとりは、会場に展示した、森本さんのいちばん若い頃の写真(82年に京都大学で行なったイベントの立看板の前でのスナップ)に反応された女性です。この頃の森本さんをご存知なのですか? とお声掛けすると「このイベントに参加してました」と。そして、その後のタイでのボランティア時代の写真にも「ここに写っているのは○○さんだったかなぁ」と記憶をたどられていました。
 会場で行なわれたトークイベントでは、まず、IKTT現地スタッフの岩本みどりから、この1年をかけて括り手や織り手たちと試行錯誤をしてきた取り組みの報告に加え、5月にプノンペンで行なわれた「IKTT蚕まつりinプノンペン」の報告がなされました。
 そして、新たに動き出した2つのプロジェクトが紹介され、「伝統の森」で複数のホストツリーを使ってラックカイガラムシを育てようというラックプロジェクトの準備がはじまったことについてIKTT Japanの西川が解説。そして同じく IKTT Japanの増間茂文からは、最終的には藍染した経糸でピダンを制作するという壮大な計画の大前提として、「伝統の森」での藍建てが始まっていることや、染めてみると綿糸は染まるのに、絹糸の染まりが悪いことへの対応など、現地での試行錯誤が熱く語られました。
 同時開催となった展示販売会では、この1年をかけて取り組んできた新しい布の数々も好評でした。緯糸(よこいと)に使う糸を細くしたことで、絣や無地の大判の布が軽くなりました。玉虫色の光沢が魅力のパムアンには、これまでとは異なる配色のものが増えています。さらには、絣スカーフの端柄に工夫をこらしたものも好評でした。

2018-08-28

「森本喜久男追悼写真展」に準備されている新しい布のご紹介

 今週末の「森本喜久男追悼写真展」にあわせて開催される展示販売会に向けて、「伝統の森」で織り上げられた布が紹介されました。
 新たな柄の絣布、そして経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に異なる色の糸を組み合わせたパムアンの反物(メートル売りになります)、裾柄をあしらったパムアンのスカーフなどです。パムアンの美しさは、写真ではなかなか判りにくいので、ぜひとも会場で手にとってご確認いただきたいと思います。


 また、ごくごく少量ですが、「伝統の森」で紡いだオーガニックコットンの木綿糸(栽培から製糸工程まで、いっさいの薬品を使っていない正真正銘のオーガニックコットンです)と、その木綿糸を「伝統の森」で染め上げた、藍染綿糸もご覧いただける予定です。

2018-08-20

9月1日-2日、IKTT森本喜久男追悼写真展のお知らせ

 IKTTの設立者である森本喜久男さんの一周忌が過ぎました。これを機に「IKTT森本喜久男追悼写真展」を開催いたします。展示する写真は、広く公募したもので、「伝統の森」でのひとコマ、クメールシルクの美しさや工房の活気、そして森本さんとの思い出など、さまざまな写真が並びます。
 会場では、IKTTで制作されたシルク製品、森本さんの著書『自由に生きていいんだよ』『カンボジアに村をつくった日本人』、内藤順司写真集『いのちの樹 The Tree of Life - IKTT森本喜久男 カンボジア伝統織物の世界』などの関連書籍、そして「伝統の森」で種から育て手紡ぎされた正真正銘のオーガニックな綿糸を、ごくわずかですが販売いたします。また、この一年での改良と工夫によってバリエーションの増えたパムアンのスカーフと反物もご用意しました。
 IKTT岩本みどりも一時帰国し、「伝統の森」の最新情報をお伝えいたします。トークイベントは14時スタート、15時頃の終了を予定しています。
 なお、トークイベントのあいだも、布の展示販売は行ないますので、シルクをお求めになりたい方も、時間を気にすることなく、布を選んでいただくことができます。

と き:9月1日(土) 12時開場/18時終了
    9月2日(日) 11時開場/17時終了
ところ:神楽坂・アユミギャラリー(東京都新宿区矢来町114)
アクセス:東西線神楽坂駅より徒歩1分(神楽坂口・矢来口どちらからでも)、大江戸線牛込神楽坂駅より徒歩10分

2018-08-02

IKTT森本喜久男追悼写真展を開催いたします

はじめに
IKTTの設立者である森本喜久男さんの一周忌が過ぎました。これを機に、「IKTT森本喜久男追悼写真展」を開催いたします。「伝統の森」でのひととき、クメールシルクの美しさ、工房の活気、そして森本さんの思い出など、あなた自身の「これぞ」という写真を募集いたします。
応募いただいた写真は、9月1日と2日に、神楽坂のアユミギャラリーで開催する写真展にて展示させていただきます。その後、秋の法然院の報告会での展示、そして最終的には「伝統の森」に展示する方向で検討中です。

【1】募集締め切り
2018年8月20日まで (20日必着に変更しました)

【2】応募要領
・応募資格:どなたでも(プロ・アマ問わず)
・テーマ:森本喜久男あるいはIKTTに関するもの
・作品の規格:手札からA3サイズまで(任意のサイズをお選びください)。カラーまたは白黒。プリント仕上げしたものを郵送でお送りください。着払い不可。

【3】注意事項
・合成、消去、色の置き換えなど加工を行っていないもの
・応募者本人が撮影したもの、著作権は応募者に帰属しているもの

【4】応募点数
1人3点まで

【5】応募方法
郵送(あるいは宅配便)のみ受付します(着払い不可/時間指定不可)
写真の裏面に別紙の《出展票》あるいは自作の用紙を貼り付け、郵送してください。
★出展票は以下に画像添付してありますが、必要なかたは問いあわせ先メール okun.photo2018◎gmail.com (◎を@に変換して送信願います)までご連絡ください。
※海外在住の方は、日本国内のカメラショップ・プリントサービスチェーン・家電量販店などの出力サービスをご利用いただければ、写真の郵送料が国内の宅配便程度になり、EMSなどを利用するより廉価にできると思います。

【6】送付先
〒340-0034 草加市氷川町321-4 岩本方
写真展係 まで

【7】出展協力費のお願い
たいへん恐縮ながら、会場使用料の一部負担として、お一人様1,000円の出展協力費を申し受けます(お手数ですが、振込手数料はご負担ください)。振込票(のコピー)あるいは振込内容が確認できるもの(ネットバンキングの振込記録など)を、ご送付いただく作品に添付してください。
※出展された方には「IKTTカレンダー2019」(1部)をお送りします。

【8】出展協力費の振込先
 三菱UFJ銀行
 神田支店(331)
 普通0269053
 岩本みどり

【9】お問い合わせ先 e-mail
 okun.photo2018◎gmail.com (◎を@に変換して送信願います)

【10】そのほかの留意点
・応募作品の返却は行いません。
・応募作品は、応募者本人が撮影したものに限ります。他人の名前を使用して応募した場合は失格になります。
・主催者は肖像権侵害等の責任は負いかねます。作品の発表あるいは展示後、使用された人物等からの肖像権等の申し出があった場合の責任は、すべて応募者に帰属するものとします。
・応募作品の使用権は主催者に帰属するものとし、主催者はIKTTと森本喜久男に関する広報活動等に無償で使用できるものとします。
・すぐれた作品は「IKTTカレンダー2019」で使用させていただきます。その際にトリミング等の必要な加工を施す場合があります。

【11】個人情報の取扱について
ご応募いただいた個人情報は、厳重に管理し、正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。個人情報の使途は、本写真展の出展者への連絡ならびにカレンダー送付のみといたします。
(出展される作品には、「氏名」「タイトル」「撮影場所」「撮影年」のみを掲示します)

以上

2018-07-28

「伝統の森」で新しい布が生まれています

 「伝統の森」で新しい布が生まれつつあるようです。
 パムアンや絣スカーフに、新しい色の組み合わせやこれまで作られていなかった絣柄が登場し始めました。以下、メルマガ「メコンにまかせ」からの引用です。

みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の岩本みどりです。
 伝統を大切にしながらも、時代にあった新しい商品を作りたいという思いが、ようやくかたちになりはじめました。
 括り手、織り手と何度も話し合い、配色、柄、布の種類など、頭の中にあるイメージを職人たちと共有し、それぞれアイデアを出しながら、制作に取り組んできました。
 その中でも「伝統の森」の括り手で、まだ小さな子供を抱えて仕事をしているホーイ。彼女にお願いしたのは「small swan」という絣の柄です。今まであったIkat scarf(絣柄のスカーフ)のなかでも、最も技術やセンスが試されるタイプの布です。でも、きっとホーイならできると確信してお願いしました。
 始めは、少し躊躇したホーイでしたが、しばらくして「色はどうする? こんな感じで良いかな?」と話し始めてくれました。
 織り手のソーンさんとは、柄を二重にするか、それともシンプルにするか、パムアンの部分の横糸の色はどうするか、織りの段階でも色々とアレンジしながら進めてきました。
 現在の「伝統の森」では、30代の職人がとても逞しく、彼女たちの新たな感性が育ってきているように感じます。
 そして、ソキアン。彼女は現在、古布の復元に挑んでいます。昔の布をそのまま再現するのではなく、彼女は自らアレンジしています。森本さんから唯一、デザイナーと呼ばれていたソキアン。その仕上がりがとても楽しみです。
 IKTTTのスタッフは、毎日使っていただけるような布から、芸術品まで、今でも自然と人間の手で作り上げています。
 これからもIKTTをよろしくお願いいたします。
「伝統の森」より 岩本みどり



(写真左がsmall swanという絣柄、写真右では織り手のソーンさんと括り手のホーイさんが相談しつつ、織り進めています。今後のIKTTを担う中堅どころの進捗がうれしいですね。)

2018-07-06

KYOTO JOURNAL(vol.91)に森本さんの追悼記事が掲載されました

 森本さんの一周忌にあわせるように、Holly Thompsonさんによる追悼記事が掲載されました。英文で発行されているKYOTO JOURNAL の最新号(vol.91)です。
 KYOTO JOURNALは、2009年11月発売のvol.73でも、森本さんへのロングインタビューを元に、長文の記事を掲載していただいたことがあります。

2018-07-04

森本さんの一周忌を迎えて



 「伝統の森」で、森本さんの一周忌が営まれました。この日にあわせ、岩本みどりさんがメルマガ「メコンにまかせ」に記した文章を引用します。
(写真は、森本さんの遺影の前で、手を合わせるIKTTのスタッフたち)

みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の岩本みどりです。
 森本さんが亡くなってから、早いもので1年になります。
 この1年間は、まるで1からスタートしたかのようにスタッフの意識も変化していきました。それは今までがなくなったのではなく、その上に新しいIKTTを築くための、とても重要な期間。
 それぞれのチームリーダーが自覚を持ち始め、「心の込もった美しい布」をつくるために、自分たちの力でこれからもIKTTが続くように動き始めた瞬間でした。  熟練の職人たちも、若い職人たちも、一人また一人と、意識が変化していく様を間近で感じました。
 正直、「伝統の森」にお越しになるお客様、市内のショップにいらっしゃるお客様、ともに少し減っています。しかし、これが現実です。森本喜久男という偉大な存在がいなくなった今、私たちは本当に布で勝負していくしかない。──そんなことは、初めから予想していたことでした。
 私たちは養蚕、桑畑、工房作業のすべてを見直し、まずはPhamong(パムアン)という商品で結果を出しました。今ではIKTTでいちばん人気の商品となり、その中でも人気の色は在庫がすぐになくなってしまうほど。

『伝統は守るものではなく、作り上げていくもの』──伝統を守ろうとした時点で、それは後ろ向きに走ることになるのだと、森本さんはよく話していました。
 それは「布」もそうですが、「IKTT」も同じこと。森本さんがその生涯をかけて作った「IKTT」を守るのではなく、私たち新しい世代が、新しい時代とともにIKTTを作り上げていきます。
 今年の5月にはカンボジアの首都プノンペンで、一連の大きなイベントをさせていただき、プノンペン在住の日本人の方々やカンボジア人の方々のご協力により、大成功を収めました。これは私たちIKTTにとって大きな挑戦、そして新しいスタートでもありました。
 また、藍染プロジェクト、ラック復活プロジェクトもスタートしました。これらは、昔からIKTTを支えてくださっている日本の方々のご協力なくしてはスタートできませんでした。
 すべては、森本さんから繋いでいただいたご縁。協力してくださる方々に甘えるのではなく、教えていただいた基本をもとに、自分たちの力でできるように努力します。きっと皆様に自信を持って成功したとご報告できるまでには時間はかかると思いますが、楽しみにしていてください。

『次の世代に残すために』──まだ「伝統の森」を作り始める前の1999年の秋、機内から眼下に広がる森を見ていた森本さんが突然ひらめき、スケッチした「伝統の森の未来予想図」。そこに書き込まれていた文言です。
 次の世代、つまり今の私たちに「伝統の森」は残りました。これからは私たちが、IKTTを、「伝統の森」を、「次の世代に残すために」よい仕事をしていきます。
 これからもフェイスブックを中心に、日々の「伝統の森」の様子や情報などを発信していきます。これからもIKTTをよろしくお願いいたします。
「伝統の森」より 岩本みどり



(左から、手入れした桑畑、新しい裾柄の入ったパムアンのスカーフ、ラック復活のために「伝統の森」にあるラックのホストツリーを確認しているところ)

2018-06-09

IKTT森本喜久男追悼写真展のご案内

はじめに
まもなくIKTTの設立者である森本喜久男さんの一周忌です。これにあわせ、「IKTT森本喜久男追悼写真展」を開催いたします。「伝統の森」でのひととき、クメールシルクの美しさ、工房の活気、そして森本さんの思い出など、あなた自身の「これぞ」という写真を募集いたします。
応募いただいた写真は、9月以降に開催予定の写真展にて展示させていただきます(展示会場は、応募された作品数を確認してから決定します)。その後、秋の法然院の報告会での展示、そして最終的には「伝統の森」に展示する方向で検討中です。

【1】募集締め切り
2018年7月31日まで (当日消印有効/海外からは当日必着)

【2】応募要領
・応募資格:どなたでも(プロ・アマ問わず)
・テーマ:森本喜久男あるいはIKTTに関するもの
・作品の規格:手札からA3サイズまで(任意のサイズをお選びください)。カラーまたは白黒。プリント仕上げしたものを郵送でお送りください。着払い不可。

【3】注意事項
・合成、消去、色の置き換えなど加工を行っていないもの
・応募者本人が撮影したもの、著作権は応募者に帰属しているもの

【4】応募点数
1人3点まで

【5】応募方法
郵送(あるいは宅配便)のみ受付します(着払い不可/時間指定不可)
写真の裏面に別紙の《出展票》あるいは自作の用紙を貼り付け、郵送してください。
★出展票は以下に画像添付してありますが、必要なかたは問いあわせ先メール okun.photo2018◎gmail.com (◎を@に変換して送信願います)までご連絡ください。
※海外在住の方は、日本国内のカメラショップ・プリントサービスチェーン・家電量販店などの出力サービスをご利用いただければ、写真の郵送料が国内の宅配便程度になり、EMSなどを利用するより廉価にできると思います。

【6】送付先
〒340-0034 草加市氷川町321-4 岩本方
写真展係 まで

【7】出展協力費のお願い
たいへん恐縮ながら、会場使用料の一部負担として、お一人様1,000円の出展協力費を申し受けます(お手数ですが、振込手数料はご負担ください)。振込票(のコピー)あるいは振込内容が確認できるもの(ネットバンキングの振込記録など)を、ご送付いただく作品に添付してください。
※出展された方には「IKTTカレンダー2019」(1部)をお送りします。

【8】出展協力費の振込先
 三菱UFJ銀行
 神田支店(331)
 普通0269053
 岩本みどり

【9】お問い合わせ先 e-mail
 okun.photo2018◎gmail.com (◎を@に変換して送信願います)

【10】そのほかの留意点
・応募作品の返却は行いません。
・応募作品は、応募者本人が撮影したものに限ります。他人の名前を使用して応募した場合は失格になります。
・主催者は肖像権侵害等の責任は負いかねます。作品の発表あるいは展示後、使用された人物等からの肖像権等の申し出があった場合の責任は、すべて応募者に帰属するものとします。
・応募作品の使用権は主催者に帰属するものとし、主催者はIKTTと森本喜久男に関する広報活動等に無償で使用できるものとします。
・すぐれた作品は「IKTTカレンダー2019」で使用させていただきます。その際にトリミング等の必要な加工を施す場合があります。

【11】個人情報の取扱について
ご応募いただいた個人情報は、厳重に管理し、正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。個人情報の使途は、本写真展の出展者への連絡ならびにカレンダー送付のみといたします。
(出展される作品には、「氏名」「タイトル」「撮影場所」「撮影年」のみを掲示します)

以上

2018-06-02

「IKTT蚕まつりinプノンペン」報告(その5)


 いよいよメインイベントのファッションショーが始まりました。
 まずは、狐塚芳明さん率いるCocoonの演奏で「森本さんに捧げる歌」です。この曲は、3月の「蚕まつり」のときに、「伝統の森」で初めて披露していただいた曲です。司会を務めるのは、タ・スレイヌットさん(カンボジア語担当)と渡辺加奈子さん(英語担当)のお二人です。
 続いては、プルムソドン・オク&ナチャラサによる伝統舞踊のパフォーマンスです。彼らがまとっている絣布もIKTTのシルクです。


 そして、お待ちかねのIKTT蚕まつりのファッションショーが始まりました。
 今回のステージは3部構成になっています。それぞれのステージには、「モダン」「キュート」「伝統」とテーマがつけられています。「モダン」と「キュート」のステージのサウンドトラックは、山野裕司さんに制作していただきました(カンボジアつながりの、日本での不思議なご縁に感謝です)。



 「伝統」のステージでは、ピダンのプレゼンテーションとともに、スレンさん、オムライさん、ソキアンさん、ガエットさんの4人がステージに並びました。彼女たちは、IKTTのすばらしい絣布のクオリティを担保する凄腕の職人たちです。



 フィナーレでは、プルムソドン・オク&ナチャラサのメンバーと、出演したIKTTのモデルたち全員がステージに登場しました。IKTTのプノンペン初デビューのイベントは、つつがなくエンディングを迎えました。

 出演者全員が退場した後、岩本みどりと実行委員代表の松田恵美の名前がアナウンスされ、ステージへと誘われました。スタッフの進行表にも書かれていなかった、ちょっとしたサプライズ。お二人への花束贈呈が行われました。

 今回の一連のイベントの実施において、IKTTの岩本みどりにしてみれば、初めてお目にかかる方たちがほとんどという状態で、多くの方たちとイベントを成し遂げるということはたいへんなことだったようです。
 その一方で、実行委員をはじめとする今回のイベント実施にご協力いただいた方たちのなかに、森本さんへの感謝の気持ちを抱いている方たちがたくさんいらっしゃったことで、「森本さんの思いを実現したい」という、ひとつの共通した目標に向かって進んでいけたのだとも言っています。それだけでなく、IKTTのことや森本さんのことをこれまでご存知なかった方々までをも巻き込んで、多くのボランティアとしてご協力もいただいたともお聞きしました。本当にありがとうございます。
 今後とも、IKTTへのご支援ご協力をお願いする次第です。

2018-05-29

「IKTT蚕まつりinプノンペン」報告(その4)


 日時は前後しますが、19日の18時からはフレンチ・インスティテュートで「カンボジアの染織物」の上映会が開催されました。今回のプノンペンでの上映に合わせ、NyoNyum(ニョニュム)の山崎幸恵さんによるカンボジア語字幕も加えられました。
 上映前には、IKTTの岩本みどりから、IKTTの活動と、その創設者である森本さんについての紹介も行われました。その内容は、カンボジア人アナウンサー、 ナリットさんによってカンボジア語でも会場に説明されました。

 左の写真は、上映後の岩本みどりとナリットさんのツーショットです。ナリットさんが着ていらっしゃるのは、IKTTの絣布を日本の方がご自身で仕立てたワンピースです。今回のイベントのために、特別にご貸与いただきました。
 会場となったフレンチ・インスティテュートの1階フロアでは、IKTTのシルクや書籍などの販売も行なわれました。このとき販売を担当されたのは、あのクラタペッパーの倉田浩伸さんです。倉田さんのみならず、今回のイベントの実施にあたっては、たくさんの在カンボジア日本人の方々、さらにはカンボジアの方々のご支援ご協力がありました。みなさま、本当にありがとうございました。

2018-05-27

「IKTT蚕まつりinプノンペン」報告(その3)


 イオンモールの会場で、ソキアンさんが織り機での実演を始めると、たくさんの人が集まってきました。シルクを手織りしているところを実際に目にすることは、カンボジアであっても珍しいことなのです。オムライさんは、手引きした生糸の、巻き取りをしています。


 スレンさんは、括りの実演です。ガエットさんは、先染めした緯糸を巻き取る作業をしています。

 マラーはお客様に絣布の説明を、サラウィはボランティアスタッフに染め材の説明をしています。今回のイベントでは、カンボジアの大学生ボランティアも参加し、会場整備や接客のサポートをしてくれました。

2018-05-26

「IKTT蚕まつりinプノンペン」報告(その2)


 20日の朝6時過ぎ、ファッションショーの最終リハーサルが始まりました。
 ステージの設営はイオンモールの営業が終わった前夜22時過ぎに開始、組み上がったステージでのリハーサルはこれが最初で最後です。
 照明はステージ上のライトだけ、出演者はTシャツにジーンズでのウォーキングですが、これはこれで印象的です。


 ステージの周囲には、織り機や糸巻き機が置かれました。夕方のファッションショー開始までの間、ここでは織りや括りの実演も行なわれます。


 リハーサル終了後、控室では、モデルたちのヘアメイクが始まりました。
 メイクを担当されたのは、シェムリアップから駆けつけてくれたAkiさんとプノンペン在住のHisaoさんを中心とするボランティアスタッフです。いつものことながら、感謝!

2018-05-24

「IKTT蚕まつりinプノンペン」報告(その1)

 プノンペンのワタナック・キャピタル・モールで開催されていた「IKTT蚕まつりinプノンペン」の展示会報告です。(現地到着が遅れたため、ご紹介する写真は展示最終日となる19日の夜、展示終了後の撤収前の撮影です)。




 プノンペンでも指折りのビジネスコンプレックス(低層階には有名ブランドがテナントとして入り、中層階はオフィスフロア、そして最上階にはハイクラスなホテルがオープンしたばかり)とされるワタナック・キャピタル・モールのエントランスを使った展示会です。
 IKTTシルクの顔ともいえるピダンをはじめ自然染料の展示、そしてフォトグラファー内藤順司氏の写真パネルに囲まれた糸巻きなどの道具類が並べられていました。