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2010-09-16

「蚕まつり2010」レポート(その1)前夜祭編

【オープニングアクト】
 9月11日(土)、「伝統の森」で「蚕まつり2010」の前夜祭が開催されました。
 オープニングアクトは、在シエムリアップの日本人を中心としたバンド ‘MILO’ による演奏で、今年も幕を開けました。今年は、ベース、ドラムそしてフルートも加わり、安定した演奏を聞かせてくれました。途中、飛び入りボーカルも加わり、大盛り上がりのうちにステージは終了。
 続いては、日本人アンコール補習授業校の生徒さんたちによる「南の島のハメハメハ大王」の合唱です。

【開会挨拶】
 「蚕まつり2010」の開始にあたり、森本さんがステージ上で挨拶しました。
 クメール語の招待状に、蚕まつり共同呼びかけ人として名を連ねてくれたチア・ノルさんが、同じくマイクを手に横に並びます。
 チアさんが、森本さんの挨拶をクメール語にして、会場に集まったカンボジアの人たちに向けて、「蚕まつり」開催の主旨を説明します。
 こうした姿勢が、森本さんが現地のスタッフや行政関係者からの協力を取り付けていられる理由なのかもしれません。



【寺子屋の子どもたちの日本語発表】
 続いては、「伝統の森」の寺子屋で学ぶ17人の子どもたちによる日本語の発表がありました。
 ひとりひとりが、まず日本語で自己紹介をし、そして絵本「くまさん くまさん なにみてるの?」のストーリーを、クメール語と日本語で順に読み上げていきます。彼らは、「伝統の森」の寺子屋で、毎日45分くらい日本語の授業を受けているそうです。ステージ前列で、長い文章を読んだ子どもたちは日本語の授業を受けはじめて約10か月、後列で短い文章を読んだ子どもたちは約3か月とのこと。
 みんな一生懸命、練習した様子がうかがえました。

【子どもダンスパフォーマンス】
 そして「蚕まつり」の定番となった、子どもたちのダンスパフォーマンスです。
 ビートの効いた曲も、民謡調の曲も、みな踊り馴れた様子で元気に踊りまくります。
 腰に赤ちゃんを抱えたままで踊る女の子がいたのには、びっくりしました。(続く)

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