フランスでの写真展情報です。
パリ8区にある、セルヌスキ(チェルヌスキ、セルヌッシ)博物館(Musée Cernuschi)で、フランス極東学院(l'École française d'Extrême-Orient)が所蔵するアンコール遺跡群の写真資料が展示されています。
19世紀末から1960年にかけて撮影された写真が100点以上、たとえば植物に覆われた状態のアンコール・ワットの周壁の写真(1866年撮影)とか、ニャック・ポアンの池の中心にある中央祠堂にバニヤンの木の根が巻きつき祠堂の上に大きく枝葉を広げている写真(1933年撮影)など、かつての遺跡の状態が見て取れます。資料写真といえども、なかなか美しいものばかりです。会場では、フランスチームの遺跡修復に関するドキュメントフィルムも上映されています(52分、フランス語)。
このArchéologues à Angkor(アンコールの考古学-フランス極東学院写真資料展)は、2011年1月2日まで開催とのこと(Webサイトは残念ながらフランス語のみです)。
これから、フランスにお出かけの予定のある方はぜひとも、足を運んでみてください。
Musée Cernuschi
7, avenue Velasquez 75008 PARIS
"Archéologues à Angkor, archives photographiques de l'Ecole Française d'Extrême-Orient"
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