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2011-02-14

IKTTの絹織物ができるまで(その3)



(9)生糸を巻き返しながら、糸に残る節を外し、繋ぎ直していく。これは手引きの糸を織り機にかけるために不可欠の作業。[写真左上]
(10)糸に強度を持たせるため、撚りをかける。[写真右上]
(11)絹糸の表面にあるタンパク質(セリシン)を取り除くために、灰汁で煮て、精練する。[写真左下]
(12)絣枠に緯糸を張り、バナナの幹の繊維で括り、絣の柄を描き出す。[写真右下]
この括りの作業と染めの作業を何度も繰り返し、次第に精緻な絣柄ができあがる。

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