フォトグラファー内藤順司さんによる写真展「甦るカンボジア:伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」と同時開催で、森本さんの報告会「シエムリアップ・現地からの報告:伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」を行ないます。(入場無料)
と き:2月20日(土)
13時30分から15時
(開場は13時)
ところ:JICA地球ひろば 3階 講堂
東京都渋谷区広尾4-2-24
(tel.03-3400-7717)
アクセス:日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分
なお当日は、会場でIKTTのクメールシルクの展示と販売も行ないます(展示と販売は13時から16時までになります)。
IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
ページ
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2009-12-19
2009-12-18
写真展「甦るカンボジア:伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」のご案内
「IKTTカレンダー2010」に写真を提供してくださった、フォトグラファー内藤順司氏による写真展 「甦るカンボジア:伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」の開催が決まりました。(入場無料)
と き:2月16日(火)~21日(日)
ところ:JICA地球ひろば
1階 企画展示スペース
東京都渋谷区広尾4-2-24
(tel.03-3400-7717)
アクセス:日比谷線 広尾駅下車
(3番出口)徒歩1分
なお、2月20日(土)には、森本さんの報告会「シエムリアップ・現地からの報告~伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」も同時開催となります。
と き:2月16日(火)~21日(日)
ところ:JICA地球ひろば
1階 企画展示スペース
東京都渋谷区広尾4-2-24
(tel.03-3400-7717)
アクセス:日比谷線 広尾駅下車
(3番出口)徒歩1分
なお、2月20日(土)には、森本さんの報告会「シエムリアップ・現地からの報告~伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」も同時開催となります。
2009-12-17
2月18日、飯原服装専門学校での講演会のご案内
岐阜市にある飯原服装専門学校での講演会の開催が決まりました。
「究極の天然素材で絹織物を創る ~オーガニックシルクで暮らしを豊かに~」と題して、養蚕そして糸引きから染め織りのすべての工程を手作業で行なっている、IKTTの「伝統の森」での取り組みなどについて、森本さんが講演します。
会場では、IKTTで制作されたクメールシルクの伝統織物の展示と販売も行ないます。
と き:2月18日(木)13時30分より
(13時から受付)
ところ:飯原服装専門学校
岐阜市矢島町1丁目28
(伊奈波通りバス停下車すぐ)
※専用駐車場はございません。
公共交通機関でお越しください。
入場無料
定員:30名(事前申し込みをお願いいたします)
【問合せ先・申し込み先】
飯原服装専門学校(担当:豊吉様)
tel/fax:058-262-8978(平日9:00~17:00)
「究極の天然素材で絹織物を創る ~オーガニックシルクで暮らしを豊かに~」と題して、養蚕そして糸引きから染め織りのすべての工程を手作業で行なっている、IKTTの「伝統の森」での取り組みなどについて、森本さんが講演します。
会場では、IKTTで制作されたクメールシルクの伝統織物の展示と販売も行ないます。
と き:2月18日(木)13時30分より
(13時から受付)
ところ:飯原服装専門学校
岐阜市矢島町1丁目28
(伊奈波通りバス停下車すぐ)
※専用駐車場はございません。
公共交通機関でお越しください。
入場無料
定員:30名(事前申し込みをお願いいたします)
【問合せ先・申し込み先】
飯原服装専門学校(担当:豊吉様)
tel/fax:058-262-8978(平日9:00~17:00)
2009-12-16
2月19日、一宮地場産業ファッションデザインセンターでの講演会のご案内
森本さんの『カンボジア絹絣の世界』をご覧になったという、尾州繊維産地の関係者のかたからの要請により、「カンボジアの絹絣の世界~伝統織物復興にかける~」と題した、尾州テキスタイルデザイナー協会主催のセミナーでの、森本さんの講演会が決まりました。
主催はテキスタイル関係の団体ではありますが、セミナーには一般の方も参加できるとのことです。
と き:2月19日(金)13時30分~15時30分
ところ:(財)一宮地場産業ファッションデザインセンター 4階 視聴覚室
愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1(tel:0586-46-1361)
アクセス:名鉄一宮駅パスターミナル2番のりば乗車「繊維センター前」下車(約5分)
※参加は無料ですが、会場準備の都合上、2月12日(金)までに、以下の尾州テキスタイルデザイナー協会事務局までお申し込みをお願いいたします。
【問合せ先・申し込み先】
尾州テキスタイルデザイナー協会 事務局
tel:058-391-8511、fax:058-391-8512
e-mail:gikekou@estate.ocn.ne.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
主催はテキスタイル関係の団体ではありますが、セミナーには一般の方も参加できるとのことです。
と き:2月19日(金)13時30分~15時30分
ところ:(財)一宮地場産業ファッションデザインセンター 4階 視聴覚室
愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1(tel:0586-46-1361)
アクセス:名鉄一宮駅パスターミナル2番のりば乗車「繊維センター前」下車(約5分)
※参加は無料ですが、会場準備の都合上、2月12日(金)までに、以下の尾州テキスタイルデザイナー協会事務局までお申し込みをお願いいたします。
【問合せ先・申し込み先】
尾州テキスタイルデザイナー協会 事務局
tel:058-391-8511、fax:058-391-8512
e-mail:gikekou@estate.ocn.ne.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
2009-12-08
日本エコプランニングサービス「カンボジア スタディツアー」のご紹介
毎年「IKTT “伝統の森” 蚕祭りツアー」を企画されている(株)日本エコプランニングサービス(JEPS)による、2月~3月催行分のカンボジアスタディツアーの募集が始まりました。
「伝統の森」での宿泊と、シルクのハンカチの絞り染め体験のほか、アキー・ラーの地雷博物館見学や日本語を学ぶ学生たちとの交流などが組み込まれたスタディツアーです。詳細については、以下のサイトでご確認ください。
▼日本エコプランニングサービス「地雷被害と自立支援NPO カンボジアスタディツアー8日間」
「伝統の森」での宿泊と、シルクのハンカチの絞り染め体験のほか、アキー・ラーの地雷博物館見学や日本語を学ぶ学生たちとの交流などが組み込まれたスタディツアーです。詳細については、以下のサイトでご確認ください。
▼日本エコプランニングサービス「地雷被害と自立支援NPO カンボジアスタディツアー8日間」
2009-12-06
報告会レポート~11月22日の酒井さんのブログより
山口県熊毛郡平生町で開催された報告会の様子が、報告会の世話人を務められた酒井光憲さんのブログ歩人庵の住まい徒然(11月22日付)で紹介されています。
酒井さんのブログに掲載された写真を、許可を得て再掲させていただきました。
ここに写っている森本さんの講演用“衣装”は、すべてIKTTのシルクなのです。
シルバーグレーのスカーフは、ライチの心材で染めたものです。黒のジャケットとパンツは、インディアンアーモンド(和名:モモタマナ)の葉で染めたものです。
酒井さんのブログに掲載された写真を、許可を得て再掲させていただきました。
ここに写っている森本さんの講演用“衣装”は、すべてIKTTのシルクなのです。
シルバーグレーのスカーフは、ライチの心材で染めたものです。黒のジャケットとパンツは、インディアンアーモンド(和名:モモタマナ)の葉で染めたものです。
2009-11-19
11月19日付の「中国新聞」で紹介されています
「11月19日付の中国新聞(朝刊)山口版」で、20日に開催される山口県熊毛郡平生町での報告会「カンボジア伝統織物と森の恵み」の開催が案内されました。会場は、佐賀音楽塾顕章舎になります。
と き:11月20日(金)
午後4時:カンボジア伝統織物の展示と販売
午後6時:報告会(その後、懇親会を予定)
ところ:佐賀音楽塾顕章舎
山口県熊毛郡平生町佐賀2149
世話人:酒井光憲(電話:0827-23-8600)
メール:keyaki@polka.ocn.ne.jp 〔@を半角に変換してご送信ください〕
協 力:佐賀音楽塾顕章舎(中井勝さん)
会場への最寄り駅はJR柳井駅です。JR柳井駅から15:15発の(上関方面行き)の防長バスをご利用ください(「佐賀」停留所下車)。タクシーの場合は、隣のJR田布施駅からのほうが近く、20~25分くらいとのことです。
と き:11月20日(金)
午後4時:カンボジア伝統織物の展示と販売
午後6時:報告会(その後、懇親会を予定)
ところ:佐賀音楽塾顕章舎
山口県熊毛郡平生町佐賀2149
世話人:酒井光憲(電話:0827-23-8600)
メール:keyaki@polka.ocn.ne.jp 〔@を半角に変換してご送信ください〕
協 力:佐賀音楽塾顕章舎(中井勝さん)
会場への最寄り駅はJR柳井駅です。JR柳井駅から15:15発の(上関方面行き)の防長バスをご利用ください(「佐賀」停留所下車)。タクシーの場合は、隣のJR田布施駅からのほうが近く、20~25分くらいとのことです。
2009-11-15
“KYOTO JOURNAL”#73で森本さんの取り組みが紹介されています
京都で編集発行されている季刊の英字誌「KYOTO JOURNAL」73号(2009年11月)で、森本さんのこれまでの取り組みが "Morimoto Kikuo: Resurrecting a Cultural Ecology"と題して、取り上げられています(記事内容は、KYOTO JOURNALのWeb上でもご覧になれます)。
2年前、京都外国語大学で講演を行なった際に、森本さんはKYOTO JOURNALの編集に関わる方たちから、インタビュー取材を受けました。そのときのインタビューと、森本さんの著書「Bayon Moon」などを元に、この記事はまとめ上げらたようです。
以下、amazonに掲載されている「出版社/著者からの内容紹介」を一部修正のうえ引用します。
KYOTO JOURNAL 73号は、伝統工芸などを通して人と自然の深いかかわりを創造し、国際的に活躍する人々を特集します。
巻頭は、古武道竹内流の第16代師範で「京の名工」としてフランスやアメリカでも活躍する造園家小野陽太郎さんが、宮本武蔵をテーマとして、武蔵が描いた『古木鳴鵙図』に込められた秘伝を造園家の視点を交えて解き明かす試みや、居合術の片手抜打切などを紹介します。
次いで、オーストラリア人のミルカ・ロズマスさんと彼女の作品です。彼女はクラシックのヴァイオリニストとして25年にわたりオーストラリアのオペラ、映画、テレビなどで活躍し、よく知られていますが、京都西陣織の手染めのシルクの編み糸に魅せられ、これを用いて東洋と西洋を融合する新しい織物を生み出しました。彼女の作品はニューヨーク、ロンドン、シドニーなどの美術館に展示されています。「アメリカのスピリット」として展示された絹のスカーフは、オバマ大統領に贈られました。
森本喜久男さんはカンボジアの戦争に傷ついた人々とともに、高い品質をそなえた絹づくりの伝統文化を復興するため、多様な技術をもつ人々を集め、栽培から染色・デザインまでの共同作業を行う村をつくりました。カンボジアでは、長い内戦やポルポト政権の黒衣の強制で、クメール王朝からの織物文化が衰退し、餓えで蚕も食べ尽くしたといいます。
手漉き紙職人の志村朝夫さんは、フィリピンや南アフリカに日本の伝統技術を移植し、パイナップルや竹による紙づくりを試み、エコロジーや貧困への挑戦の大切さを伝えています。
画家伊藤彰さんは、創造的な精神で文化の保存に取り組み、ネパールに滞在し和紙でブッダの生涯などの絵本づくりを行っています。また、版画家江崎満さんのバイリンガルの文と、息づかいが刻む版画「自然は美しい」を紹介しています。
73号も、深みのあるヴィジュアルと、好奇心をそそる多くの記事を編集しています。
このKYOTO JOURNAL は、一部1200円でお求めになれます。
京都市内ではジュンク堂書店京都BAL店、川端丸太町北東角にあるGreen e Booksで、また東京都内では、恵比寿にあるGood Day Booksでお求めになれるようです。その他、丸善あるいは紀伊国屋書店などに、あるいはKYOTO JOURNAL 編集部に、直接お問い合わせください。
2年前、京都外国語大学で講演を行なった際に、森本さんはKYOTO JOURNALの編集に関わる方たちから、インタビュー取材を受けました。そのときのインタビューと、森本さんの著書「Bayon Moon」などを元に、この記事はまとめ上げらたようです。
以下、amazonに掲載されている「出版社/著者からの内容紹介」を一部修正のうえ引用します。
KYOTO JOURNAL 73号は、伝統工芸などを通して人と自然の深いかかわりを創造し、国際的に活躍する人々を特集します。
巻頭は、古武道竹内流の第16代師範で「京の名工」としてフランスやアメリカでも活躍する造園家小野陽太郎さんが、宮本武蔵をテーマとして、武蔵が描いた『古木鳴鵙図』に込められた秘伝を造園家の視点を交えて解き明かす試みや、居合術の片手抜打切などを紹介します。
次いで、オーストラリア人のミルカ・ロズマスさんと彼女の作品です。彼女はクラシックのヴァイオリニストとして25年にわたりオーストラリアのオペラ、映画、テレビなどで活躍し、よく知られていますが、京都西陣織の手染めのシルクの編み糸に魅せられ、これを用いて東洋と西洋を融合する新しい織物を生み出しました。彼女の作品はニューヨーク、ロンドン、シドニーなどの美術館に展示されています。「アメリカのスピリット」として展示された絹のスカーフは、オバマ大統領に贈られました。
森本喜久男さんはカンボジアの戦争に傷ついた人々とともに、高い品質をそなえた絹づくりの伝統文化を復興するため、多様な技術をもつ人々を集め、栽培から染色・デザインまでの共同作業を行う村をつくりました。カンボジアでは、長い内戦やポルポト政権の黒衣の強制で、クメール王朝からの織物文化が衰退し、餓えで蚕も食べ尽くしたといいます。
手漉き紙職人の志村朝夫さんは、フィリピンや南アフリカに日本の伝統技術を移植し、パイナップルや竹による紙づくりを試み、エコロジーや貧困への挑戦の大切さを伝えています。
画家伊藤彰さんは、創造的な精神で文化の保存に取り組み、ネパールに滞在し和紙でブッダの生涯などの絵本づくりを行っています。また、版画家江崎満さんのバイリンガルの文と、息づかいが刻む版画「自然は美しい」を紹介しています。
73号も、深みのあるヴィジュアルと、好奇心をそそる多くの記事を編集しています。
このKYOTO JOURNAL は、一部1200円でお求めになれます。
京都市内ではジュンク堂書店京都BAL店、川端丸太町北東角にあるGreen e Booksで、また東京都内では、恵比寿にあるGood Day Booksでお求めになれるようです。その他、丸善あるいは紀伊国屋書店などに、あるいはKYOTO JOURNAL 編集部に、直接お問い合わせください。
2009-11-12
バンクーバーからの短信
10月下旬、森本さんはカナダのバンクーバーへ出かけました。
現地のMaiwa Handprintsが主催するシンポジウムでの、講演とワークショップの開催を依頼されたのです。その講演会での参加者たちの反応を、森本さんは10月21日付のメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.182)で、以下のように書いています。
わたしのバンクーバーでの講演、そして展示と販売も、順調に終わりました。
昨日のバンクーバー・ミュージアムでの講演は、200人を超える参加者を得て、盛会のうちに終わりました。講演を終えたあとの拍手の後で、お礼を兼ねて少し話をしたら、参加者のみなさんがほとんど立ち上がって、コンサートのあとの「ブラボー!」という感じのような拍手をいただきました。それは初めての経験で、驚きとうれしさが湧いてきました。
今日の布の販売も、おかげで順調でした。昨日の、私の講演を聞いた人たちが買いに来てくれました。うれしかったですね。
以前、カナダのラジオ局(CBCラジオ)から、インタビュー取材を受けたことがありました。その放送を聴いたという人も、今回の講演会に参加されていました。
いろんな新しい出会いが、また生まれました。
明日は、草木染めのワークショップを担当します。
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、この講演会に関する短いレポートが、シンポジウム主催者であるMaiwa Handprintsのブログ(英語)に、数葉の写真とともに紹介されています。
現地のMaiwa Handprintsが主催するシンポジウムでの、講演とワークショップの開催を依頼されたのです。その講演会での参加者たちの反応を、森本さんは10月21日付のメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.182)で、以下のように書いています。
わたしのバンクーバーでの講演、そして展示と販売も、順調に終わりました。
昨日のバンクーバー・ミュージアムでの講演は、200人を超える参加者を得て、盛会のうちに終わりました。講演を終えたあとの拍手の後で、お礼を兼ねて少し話をしたら、参加者のみなさんがほとんど立ち上がって、コンサートのあとの「ブラボー!」という感じのような拍手をいただきました。それは初めての経験で、驚きとうれしさが湧いてきました。
今日の布の販売も、おかげで順調でした。昨日の、私の講演を聞いた人たちが買いに来てくれました。うれしかったですね。
以前、カナダのラジオ局(CBCラジオ)から、インタビュー取材を受けたことがありました。その放送を聴いたという人も、今回の講演会に参加されていました。
いろんな新しい出会いが、また生まれました。
明日は、草木染めのワークショップを担当します。
IKTT(クメール伝統織物研究所) 森本喜久男
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、この講演会に関する短いレポートが、シンポジウム主催者であるMaiwa Handprintsのブログ(英語)に、数葉の写真とともに紹介されています。
2009-11-07
12月2-3日、吉祥寺「蘇るクメールシルク展」のご案内
カンボジアの村での手織りシルクの生産を通じて、村人たちの自立を支援しているNPO法人ShienTokyoとのジョイントイベントを開催いたします。
IKTTによる伝統的な手法によるシルクと、ShienTokyoが支援している村の手織りシルクを生かした様々なデザインの服や小物をお楽しみください。
会場は、韓国百菜食堂 minariミナリ さんにご協力いただきます。1ドリンク付き、あるいはランチ付きの参加費をお申し受けます。
と き:12月2日(水)13時から22時まで、展示と販売
12月3日(木)12時から22時まで、展示と販売
★報告会(イベント)のスケジュールは以下のとおりです。
2日〔夜の部〕開演19:30~終了21:00(1ドリンク付)
3日〔昼の部〕開演12:00~終了15:00(ランチ付)
〔夜の部〕開演19:30~終了21:00(1ドリンク付)
ところ:韓国百菜食堂 minariミナリ
武蔵野市吉祥寺本町2-14-7 ライブスビルB1
参加費:3日の昼の部(ランチ付)は¥2250、両日の夜の部(1ドリンク付)は¥1000です。
※イベント以外の時間帯での展示即売会へのご参加の方は、参加費¥500(1ドリンク付)を申し受けます。
※両日とも夜の部は、イベント(報告会)の前か後にレストランでのお食事もお楽しみいただけます(参加お申し込みの際に承ります)。
※席に限りがございますので、事前予約を11月30日までにお願いいたします。
申し込み先:NPO/ShienTokyo Email:contact@shientokyo.org〔@を半角に変換してご送信ください〕、TEL:090-1603-8096(水谷)
IKTTによる伝統的な手法によるシルクと、ShienTokyoが支援している村の手織りシルクを生かした様々なデザインの服や小物をお楽しみください。
会場は、韓国百菜食堂 minariミナリ さんにご協力いただきます。1ドリンク付き、あるいはランチ付きの参加費をお申し受けます。
と き:12月2日(水)13時から22時まで、展示と販売
12月3日(木)12時から22時まで、展示と販売
★報告会(イベント)のスケジュールは以下のとおりです。
2日〔夜の部〕開演19:30~終了21:00(1ドリンク付)
3日〔昼の部〕開演12:00~終了15:00(ランチ付)
〔夜の部〕開演19:30~終了21:00(1ドリンク付)
ところ:韓国百菜食堂 minariミナリ
武蔵野市吉祥寺本町2-14-7 ライブスビルB1
参加費:3日の昼の部(ランチ付)は¥2250、両日の夜の部(1ドリンク付)は¥1000です。
※イベント以外の時間帯での展示即売会へのご参加の方は、参加費¥500(1ドリンク付)を申し受けます。
※両日とも夜の部は、イベント(報告会)の前か後にレストランでのお食事もお楽しみいただけます(参加お申し込みの際に承ります)。
※席に限りがございますので、事前予約を11月30日までにお願いいたします。
申し込み先:NPO/ShienTokyo Email:contact@shientokyo.org〔@を半角に変換してご送信ください〕、TEL:090-1603-8096(水谷)
2009-11-04
11月20日、佐賀音楽塾顕章舎での展示・報告会のご案内
以前、金沢市で報告会を開催していただいた酒井光憲さんのご協力により、今回は、山口県熊毛郡平生町の佐賀音楽塾顕章舎で、「森本喜久男さんが語る、カンボジア伝統織物と森の恵み」が開催されます。
当日、会場では布の展示と販売も行います。
と き:11月20日(金)
午後4時:カンボジア伝統織物の展示と販売
午後6時:森本さんのお話(その後、懇親会を予定)
ところ:佐賀音楽塾顕章舎
山口県熊毛郡平生町佐賀2149
(佐賀小学校あるいは白鳥神社を目印にお越しください)
世話人:酒井光憲(電話:0827-23-8600)
メール:keyaki@polka.ocn.ne.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
協 力:佐賀音楽塾顕章舎(中井勝さん)
会場へのアクセス:JR柳井駅から15:15発(上関方面行き)の防長バスをご利用ください(「佐賀」下車)。タクシーの場合は、隣のJR田布施駅からのほうが近く、20~25分くらいとのことです。
当日、会場では布の展示と販売も行います。
と き:11月20日(金)
午後4時:カンボジア伝統織物の展示と販売
午後6時:森本さんのお話(その後、懇親会を予定)
ところ:佐賀音楽塾顕章舎
山口県熊毛郡平生町佐賀2149
(佐賀小学校あるいは白鳥神社を目印にお越しください)
世話人:酒井光憲(電話:0827-23-8600)
メール:keyaki@polka.ocn.ne.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
協 力:佐賀音楽塾顕章舎(中井勝さん)
会場へのアクセス:JR柳井駅から15:15発(上関方面行き)の防長バスをご利用ください(「佐賀」下車)。タクシーの場合は、隣のJR田布施駅からのほうが近く、20~25分くらいとのことです。
2009-11-03
11月23日、各務原市陵南福祉センターでの展示・報告会のご案内
IKTTを何度も訪れていらっしゃる、日本画家の山田隆量さんのご協力により、岐阜県各務原市での報告会「森本喜久男 現地からの報告」が、各務原市の陵南福祉センターで開催されます。
当日、会場では布の展示と販売も行います。
と き:12月23日(月)
開場:14時(16時終了予定)
ところ:各務原市陵南福祉センター 2F
電話:058-370-9905
岐阜県各務原市鵜沼 朝日町2丁目
384-1
参加費:無料
アクセス:名鉄名電各務原駅下車、徒歩20分(駅から南にまっすぐ進むと、道沿いの右手にあります)。数は少ないながら、タクシー利用も可能のようです。
※JR鵜沼駅あるいは新鵜沼駅から、各務原市のふれあいバス(西部鵜沼線)が、ご利用いただけます。
13:30 JR鵜沼駅 発
13:34 新鵜沼駅
13:48 陵南福祉センター前 着
当日、会場では布の展示と販売も行います。
と き:12月23日(月)
開場:14時(16時終了予定)
ところ:各務原市陵南福祉センター 2F
電話:058-370-9905
岐阜県各務原市鵜沼 朝日町2丁目
384-1
参加費:無料
アクセス:名鉄名電各務原駅下車、徒歩20分(駅から南にまっすぐ進むと、道沿いの右手にあります)。数は少ないながら、タクシー利用も可能のようです。
※JR鵜沼駅あるいは新鵜沼駅から、各務原市のふれあいバス(西部鵜沼線)が、ご利用いただけます。
13:30 JR鵜沼駅 発
13:34 新鵜沼駅
13:48 陵南福祉センター前 着
スバエク・トム公演のご案内
カンボジアの伝統的な影絵芝居スバエク・トム。
その芝居で使われる人形は、牛の皮をなめして乾燥させたものに繊細な彫り込みがなされたもので、大人が両手でかかげるくらいの大きさになります。本来であれば、松明を焚いた火を背にして、人形遣いが大きな人形とともに演じられるので、その遣い手自身の動きも含め、たいへん印象的なものです。
IKTTのシエムリアップのショップにも、その影絵人形と同じ工程を経て作られた小ぶりな影絵人形が、展示・販売されています。
現在のシエムリアップで、その伝統的なスバエク・トムの伝統を継承し、上演を行なっているティー・チアン一座の日本公演がまもなく行なわれます。
公演スケジュールは、以下のとおりです。
詳細は、スバエクの会のWebサイトあるいは現代人形劇センターのWebサイトでご確認ください。
11月15日(日) 兵庫県伊丹市;伊丹アイフォニックホール
11月17日(火) 宮城県仙台市;東京エレクトロンホール宮城
11月21日(土) 神奈川県川崎市;川崎市国際交流センター
11月26日(木) 東京都墨田区;アサヒ・アートスクエア
11月27日(金) 東京都墨田区;アサヒ・アートスクエア
その芝居で使われる人形は、牛の皮をなめして乾燥させたものに繊細な彫り込みがなされたもので、大人が両手でかかげるくらいの大きさになります。本来であれば、松明を焚いた火を背にして、人形遣いが大きな人形とともに演じられるので、その遣い手自身の動きも含め、たいへん印象的なものです。
IKTTのシエムリアップのショップにも、その影絵人形と同じ工程を経て作られた小ぶりな影絵人形が、展示・販売されています。
現在のシエムリアップで、その伝統的なスバエク・トムの伝統を継承し、上演を行なっているティー・チアン一座の日本公演がまもなく行なわれます。
公演スケジュールは、以下のとおりです。
詳細は、スバエクの会のWebサイトあるいは現代人形劇センターのWebサイトでご確認ください。
11月15日(日) 兵庫県伊丹市;伊丹アイフォニックホール
11月17日(火) 宮城県仙台市;東京エレクトロンホール宮城
11月21日(土) 神奈川県川崎市;川崎市国際交流センター
11月26日(木) 東京都墨田区;アサヒ・アートスクエア
11月27日(金) 東京都墨田区;アサヒ・アートスクエア
2009-11-02
「IKTTカレンダー2010」発売開始です
「IKTTカレンダー2010」が、ついに発売になりました。価格は1000円、A5判(上下に広げ、A4判サイズで使用)という仕様はこれまでと変わりません。
今回は「伝統の森」で9月に開催された“蚕まつり2009”にも参加されたフォトグラファー内藤順司さんに全面的なご協力をいただきました。
都内では、例年どおり、神保町のアジア文庫、高円寺の茶房・高円寺書林、西荻窪の信愛書店での取り扱いも始まりました。
このカレンダーは、11月後半からの日本各地での報告会・展示会が予定されている、久留米・柳井(山口)・福岡・法然院(京都)・各務原・南風原(沖縄)・吉祥寺・飯田の各会場でもお求めになれます。
あいにくご来場いただけない方は、information@iktt.orgまでお問い合わせください〔@を半角に変換してご送信ください〕。
2009-11-01
11月15-29日、「アジア・沖縄 織りの手技」展のご案内
沖縄・南風原町にある南風原文化センターのリニューアルオープンに合わせた企画展「アジア・沖縄 織りの手技 ~布が彩る島々の暮らし~」が開催されます。この企画展に、森本さんがゲストレクチャラーとして招かれます。
琉球絣の産地として伝統のある南風原町の南風原文化センターと、森本さんとのご縁は、2000年11月に開催された「南風原町・アジア絣ロードまつり」以来とのこと。
今回の「アジア・沖縄 織りの手技」展は、南風原文化センターが所蔵するアジアの絣織物・織道具(江上幹幸コレクション)の展示や、沖縄やアジアの染織関連のVTR/DVD上映、苧麻・芭蕉の糸つむぎや絣織り体験(ワークショップ)、各地の染織関係者のレクチャーなどに加え、バリ島のガムラン演奏などが、11月15日(日)から29日(日)にかけて開催されます。(プログラムの詳細は、南風原町のWebサイトでご確認ください)
なお、森本さんのレクチャーは、29日(日)の午後2時からの予定です。
また、IKTTの布の展示と販売は、28日(土)と29日(日)の2日間、行なわれます。
【タイトル】
森本喜久男「森の知恵 よみがえるカンボジアの伝統織物」
【とき】
11月29日(日) 14時~
【ところ】
南風原文化センター(〒901-1113 南風原町字喜屋武257)
【アクセス】
那覇空港から:車(一般道)で約25分
路線バス:「南風原町役場前」から徒歩で約2分
※南風原町内への路線バスは、那覇バスターミナルを中心に運行され、沖縄バスの40番・大里線、あるいは109番・大里(真境名)線などが利用できます。
琉球絣の産地として伝統のある南風原町の南風原文化センターと、森本さんとのご縁は、2000年11月に開催された「南風原町・アジア絣ロードまつり」以来とのこと。
今回の「アジア・沖縄 織りの手技」展は、南風原文化センターが所蔵するアジアの絣織物・織道具(江上幹幸コレクション)の展示や、沖縄やアジアの染織関連のVTR/DVD上映、苧麻・芭蕉の糸つむぎや絣織り体験(ワークショップ)、各地の染織関係者のレクチャーなどに加え、バリ島のガムラン演奏などが、11月15日(日)から29日(日)にかけて開催されます。(プログラムの詳細は、南風原町のWebサイトでご確認ください)
なお、森本さんのレクチャーは、29日(日)の午後2時からの予定です。
また、IKTTの布の展示と販売は、28日(土)と29日(日)の2日間、行なわれます。
【タイトル】
森本喜久男「森の知恵 よみがえるカンボジアの伝統織物」
【とき】
11月29日(日) 14時~
【ところ】
南風原文化センター(〒901-1113 南風原町字喜屋武257)
【アクセス】
那覇空港から:車(一般道)で約25分
路線バス:「南風原町役場前」から徒歩で約2分
※南風原町内への路線バスは、那覇バスターミナルを中心に運行され、沖縄バスの40番・大里線、あるいは109番・大里(真境名)線などが利用できます。
2009-10-31
11月21日、アクロス福岡での展示・報告会のご案内
福岡を拠点に活動する(特活)明日のカンボジアを考える会による報告会の詳細が決まりました。今回は、福岡環境研究会と、くるんて~ぷの会の協力も得て、にぎやかな集まりになることでしょう。会場では、布の展示と販売も行います。
と き:12月21日(土)
開場:17時30分/報告会18時から
※報告の前後には、布の展示販売も行なわれます
ところ:アクロス福岡 東オフィス5階
久留米大学福岡サテライト
福岡県福岡市中央区天神1丁目
(地下鉄空港線天神駅 16番出口より徒歩約3分)
参加費:一般=500円、学生=300円
主 催:(特活)明日のカンボジアを考える会
共 催:福岡環境研究会
協 力:くるんて~ぷの会
問合先:電話:092-851-2001(藤田)
FAX:092-851-2008
e-mail:factjp2001@yahoo.co.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
2009-10-20
「IKTTカレンダー2010」制作中
IKTT Japanでは、2006年の秋からIKTTカレンダーを制作しています。IKTTのシルクの販売以外に、日本でIKTTの活動を紹介しつつ、なおかつ販売収益によってIKTTの活動支援となるツールはないものかと考えた結果、カレンダーの制作・販売に取り組むことにしたのです。
IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えてのことです。
2010年のカレンダーでは、「伝統の森」で9月に開催された“蚕まつり2009”にも参加された、フォトグラファー内藤順司さんに全面的なご協力をいただきました。
この「IKTTカレンダー2010」は、11月上旬には完成予定です(予価1,000円)。
都内では、例年どおり、神保町のアジア文庫、高円寺の茶房・高円寺書林、西荻窪の信愛書店さんなどでの取り扱いをお願いする予定です。また、久留米、法然院(京都)、南風原(沖縄)の、展示会・報告会の会場でも販売いたします。
上記の各会場でお求めになれない方は、information@iktt.orgまでお問い合わせください〔@を半角に変換してご送信ください〕。
IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えてのことです。
2010年のカレンダーでは、「伝統の森」で9月に開催された“蚕まつり2009”にも参加された、フォトグラファー内藤順司さんに全面的なご協力をいただきました。
この「IKTTカレンダー2010」は、11月上旬には完成予定です(予価1,000円)。
都内では、例年どおり、神保町のアジア文庫、高円寺の茶房・高円寺書林、西荻窪の信愛書店さんなどでの取り扱いをお願いする予定です。また、久留米、法然院(京都)、南風原(沖縄)の、展示会・報告会の会場でも販売いたします。
上記の各会場でお求めになれない方は、information@iktt.orgまでお問い合わせください〔@を半角に変換してご送信ください〕。
2009-10-19
ネット上で読める森本さんに関する主な記事(英語編)
検索していけばたどりつけるものではありますが、主なものを以下にご紹介しておきます。(2009年10月19日現在)
●World Vision Report(USA)/Sunday March 30, 2008
Revitalizing Silk
※音声あり(MP3対応)
●the Japan Times online (Japan)/Sunday November 11, 2007
Japan's savior of Khmer silk
●the star online (Malaysia)/Sunday September 16, 2007
Threads to a better future
●the star online (Malaysia)/Sunday September 16, 2007
Skilful revival
●PBS "FRONTLINE/WORLD" (USA)/Thursday June 28, 2007
Rough Cut:Cambodia/The Silk Grandmothers
※VIDEO映像あり(要Quicktime/Realplayer)
●The Nation (Thailand)/Monday June 19, 2006
Cambodia joins Thailand on the silk route
●asahi.com (Japan)/Thursday January 13, 2005
Homo Sapiens: Weaver revives skills banned by Pol Pot
※朝日新聞2004年12月8日付朝刊の「ひと」欄の英語版です
●Sawaddi Magazine (Thailand)/Third Quarter, 2004
HOL - the art of Cambodian Textiles
※2004年12月にIKTTとCenter for Khmer Studiesによって開催された学術セミナーに関する記事です。
●the New York Times (USA)/Sunday June 22, 1997
Restoring a Fine Khmer Craft Rent by Revolution
●the New York Times (USA)/Sunday, April 20, 1997
An Ancient Silk Trade Is Reborn
●World Vision Report(USA)/Sunday March 30, 2008
Revitalizing Silk
※音声あり(MP3対応)
●the Japan Times online (Japan)/Sunday November 11, 2007
Japan's savior of Khmer silk
●the star online (Malaysia)/Sunday September 16, 2007
Threads to a better future
●the star online (Malaysia)/Sunday September 16, 2007
Skilful revival
●PBS "FRONTLINE/WORLD" (USA)/Thursday June 28, 2007
Rough Cut:Cambodia/The Silk Grandmothers
※VIDEO映像あり(要Quicktime/Realplayer)
●The Nation (Thailand)/Monday June 19, 2006
Cambodia joins Thailand on the silk route
●asahi.com (Japan)/Thursday January 13, 2005
Homo Sapiens: Weaver revives skills banned by Pol Pot
※朝日新聞2004年12月8日付朝刊の「ひと」欄の英語版です
●Sawaddi Magazine (Thailand)/Third Quarter, 2004
HOL - the art of Cambodian Textiles
※2004年12月にIKTTとCenter for Khmer Studiesによって開催された学術セミナーに関する記事です。
●the New York Times (USA)/Sunday June 22, 1997
Restoring a Fine Khmer Craft Rent by Revolution
●the New York Times (USA)/Sunday, April 20, 1997
An Ancient Silk Trade Is Reborn
2009-10-06
11月19日、久留米「2009地球市民ボランティア連続講座」のご案内
久留米市生涯学習センターと、NPO久留米地球市民ボランティアの会(KOVC)との共催事業「地球市民ボランティア連続講座~カンボジアで国際協力」で、森本さんが講演します(参加費500円、要・事前申し込み)。
会場では、IKTTの絹織物の展示・販売も行なわれます。
とき:11月19日(木)19時~21時
ところ:え~るピア久留米(3階学習室)
福岡県久留米市諏訪野町1830-6
(西鉄久留米駅より徒歩約10分)
対象:カンボジアまたは国際協力・環境問題に関心のある人
定員:1講座につき50人程度
参加費:500円(1講座につき)
申込締切:10月26日(月)
(応募多数の場合は抽選とのこと)
申し込み先:えーるピア久留米生涯学習センター
電話:0942-30-7900
FAX:0942-30-7911
※「2009地球市民ボランティア連続講座」の詳細については、KOVCニュースをご覧ください。
2009-10-05
12月5日、飯田でのピアノリサイタル&展示・報告会のご案内
長野県飯田市を拠点に活動されているNPO法人「ふるさと南信州緑の基金」のみなさんは、IKTTへのさまざまな支援活動を2002年から継続して行なっていらっしゃいます。現在は、「伝統の森」への学校建設支援を目的とした募金活動や、カンボジア研修ツアーなどを開催されています。
そうした活動の一環として、このたび「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクトと共催で、12月5日(土)、飯田文化会館で、竹内英仁ピアノリサイタルが開催されます。竹内英仁さんのご協力によるチャリティピアノリサイタルは、すでに3回目を迎えました。
今回は、このピアノリサイタルにあわせて、展示会と森本さんの報告会を開催させていただくことになりました。
【展示会ならびに報告会】
と き:12月5日(土)
展示会:11時~17時30分
報告会:13時~14時
ところ:飯田文化会館(1階展示室)
長野県飯田市高羽町5-5-1(JR飯田駅から徒歩約10分)
※展示会と報告会のみの参加も可能です(入場無料)
【竹内英仁ピアノリサイタル】
と き:12月5日(土)
開場14時30分/開演15時
ところ:飯田文化会館(大ホール)
長野県飯田市高羽町5-5-1(JR飯田駅から徒歩約10分)
入場料:一般=2500円/高校生以下=1000円
主 催:「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクト
NPO法人「ふるさと南信州緑の基金」
問い合わせ先:飯田文化会館(担当:西、0265-23-3552)
チケット申し込み先:hiroji6118@rose.plala.or.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
そうした活動の一環として、このたび「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクトと共催で、12月5日(土)、飯田文化会館で、竹内英仁ピアノリサイタルが開催されます。竹内英仁さんのご協力によるチャリティピアノリサイタルは、すでに3回目を迎えました。
今回は、このピアノリサイタルにあわせて、展示会と森本さんの報告会を開催させていただくことになりました。
【展示会ならびに報告会】
と き:12月5日(土)
展示会:11時~17時30分
報告会:13時~14時
ところ:飯田文化会館(1階展示室)
長野県飯田市高羽町5-5-1(JR飯田駅から徒歩約10分)
※展示会と報告会のみの参加も可能です(入場無料)
【竹内英仁ピアノリサイタル】
と き:12月5日(土)
開場14時30分/開演15時
ところ:飯田文化会館(大ホール)
長野県飯田市高羽町5-5-1(JR飯田駅から徒歩約10分)
入場料:一般=2500円/高校生以下=1000円
主 催:「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクト
NPO法人「ふるさと南信州緑の基金」
問い合わせ先:飯田文化会館(担当:西、0265-23-3552)
チケット申し込み先:hiroji6118@rose.plala.or.jp〔@を半角に変換してご送信ください〕
2004年に森本さんがロレックス賞を受賞した頃のナショナルジオグラフィックフィルムのご紹介
森本さんは、2004年にロレックス賞(the Rolex Awards for Enterprise)を受賞しました。そのロレックス賞の授賞式に合わせて、ナショナルジオグラフィックフィルムによって制作されたビデオ映像がYouTube上に公開されていましたので、以下にご紹介させていただきます(トータルで約24分ほどのものが、3分割されています)。
残念ながら、ナレーションは英語で、日本語字幕はありません。
おそらくこの映像は、海外では、ナショナルジオグラフィックチャンネルの番組のひとつとして放送されたものと同じ内容のものだと思いますが、日本語字幕や吹替がないためか、日本のナショナルジオグラフィックチャンネルでは放送されなかった模様です。
▼Reconnecting the Threads (Part 1)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [7'05"]
▼Reconnecting the Threads (Part 2)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [8'21"]
▼Reconnecting the Threads (Part 3)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [8'23"]
残念ながら、ナレーションは英語で、日本語字幕はありません。
おそらくこの映像は、海外では、ナショナルジオグラフィックチャンネルの番組のひとつとして放送されたものと同じ内容のものだと思いますが、日本語字幕や吹替がないためか、日本のナショナルジオグラフィックチャンネルでは放送されなかった模様です。
▼Reconnecting the Threads (Part 1)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [7'05"]
▼Reconnecting the Threads (Part 2)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [8'21"]
▼Reconnecting the Threads (Part 3)
--Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004 [8'23"]
2009-09-19
11月20-22日、京都・法然院での展示会・報告会のご案内
京都の法然院での展示会・報告会のスケジュールが決まりました。今年は11月20日(金)から22日(日)の3日間です。
森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時からの予定です。
【とき】
11月20日(金)から22日(日)まで(展示と販売)
10時~16時(ただし、初日の20日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時より。
《森本喜久男・現地からの報告2009》
カンボジアの伝統織物と、それを担う人びとの暮らしを支える
“伝統の森”再生プロジェクト最新事情
【ところ】
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)
※この時期の京都は、紅葉の最盛期でもあり、市内の道路事情はたいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。
森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時からの予定です。
【とき】
11月20日(金)から22日(日)まで(展示と販売)
10時~16時(ただし、初日の20日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時より。
《森本喜久男・現地からの報告2009》
カンボジアの伝統織物と、それを担う人びとの暮らしを支える
“伝統の森”再生プロジェクト最新事情
【ところ】
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)
※この時期の京都は、紅葉の最盛期でもあり、市内の道路事情はたいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。
2009-09-18
「蚕まつり2009」レポート(その6)記念撮影編
蚕供養も終わり、6日の昼過ぎには「蚕まつり」に参加するためにシエムリアップからやってきていたIKTTのスタッフやその家族たちも、トラックなどに分乗して「伝統の森」を後にしていきました。日本からの「蚕まつり2009」参加ツアーで、「伝統の森」に宿泊したみなさんも、バスでシエムリアップに向かいます。
そのころ、ファッションショーに参加した一部の女性たちは、ふたたびステージ衣装を身につけ、各自で化粧をはじめていました。
じつは、森本さんの発案で、もう一度、記念写真を撮っておこう、ということになったのです。すでに、シエムリアップに向けて出発してしまったスタッフたちもいるので、全員での記念撮影とはいきませんが、せっかくだから、しっかり記録を残しておこうということのようです。
撮影されたのは、今回、「蚕まつり2009」に参加されたフォトグラファーの内藤順司さんです。
そのころ、ファッションショーに参加した一部の女性たちは、ふたたびステージ衣装を身につけ、各自で化粧をはじめていました。
じつは、森本さんの発案で、もう一度、記念写真を撮っておこう、ということになったのです。すでに、シエムリアップに向けて出発してしまったスタッフたちもいるので、全員での記念撮影とはいきませんが、せっかくだから、しっかり記録を残しておこうということのようです。
撮影されたのは、今回、「蚕まつり2009」に参加されたフォトグラファーの内藤順司さんです。
2009-09-15
「蚕まつり2009」レポート(その5)裏方編
盛会のうちに、「蚕まつり2009」のファッションショーは終了しました。
今回、ステージに上がったのは69人です。しかし、これだけ大きなイベントを自前で開催するとなると、その準備もかなりのものです。
垣間見えたファッションショーの裏方さんたちの様子も、ご紹介しておきます。
ステージそのものは、「伝統の森」の大工組を中心とした男衆たちが組み上げました。
ステージを照らすライトのセットアップ、そしてPA関連のセットアップも(配線トラブルなど、いくつかの問題はありながらも)、森本さんの指示の下、男衆が準備しています。
そのステージに上がる全員の衣装を担当したのは、サラウィとマーラのふたりです。彼女たちの仕事は、8月中旬に、森本さんが衣装合わせを始めたときからスタートしていました。ふたりは森本さんの着付けも手伝い、どの布をどんなふうに着付けたのかも確認しています。マーラは、誰がどの布を身につけたかを、一人分づつメモに記録し、着付けた状態を携帯電話のカメラで撮影し、使った布を一人分づつビニル袋に仕分けていました。
サラウィは、新人モデルさんのウォーキングの練習にも立ち会っています。じつは彼女は、アプサラダンスシアターのステージのアシスタントを務めていた経験もあるので、ステージングに対する認識のレベルが他のメンバーとは違うのです。
なお、出演者全員のメイクアップを担当したのは、昨年と同様、IKTTのスタッフの一人の、“オネエ”さま軍団です。
今回、ステージに上がったのは69人です。しかし、これだけ大きなイベントを自前で開催するとなると、その準備もかなりのものです。
垣間見えたファッションショーの裏方さんたちの様子も、ご紹介しておきます。
ステージそのものは、「伝統の森」の大工組を中心とした男衆たちが組み上げました。
ステージを照らすライトのセットアップ、そしてPA関連のセットアップも(配線トラブルなど、いくつかの問題はありながらも)、森本さんの指示の下、男衆が準備しています。
そのステージに上がる全員の衣装を担当したのは、サラウィとマーラのふたりです。彼女たちの仕事は、8月中旬に、森本さんが衣装合わせを始めたときからスタートしていました。ふたりは森本さんの着付けも手伝い、どの布をどんなふうに着付けたのかも確認しています。マーラは、誰がどの布を身につけたかを、一人分づつメモに記録し、着付けた状態を携帯電話のカメラで撮影し、使った布を一人分づつビニル袋に仕分けていました。
サラウィは、新人モデルさんのウォーキングの練習にも立ち会っています。じつは彼女は、アプサラダンスシアターのステージのアシスタントを務めていた経験もあるので、ステージングに対する認識のレベルが他のメンバーとは違うのです。
なお、出演者全員のメイクアップを担当したのは、昨年と同様、IKTTのスタッフの一人の、“オネエ”さま軍団です。
2009-09-14
「蚕まつり2009」レポート(その4)前夜祭打ち上げ編
時間的には前後しますが、5日の夜の、ファッションショーを終えた後の様子もレポートしておきます。
21時、ファッションショーのステージが終わりました。ファッションショーにモデルとして出場した女性たちは、メイクを落とし、衣装を着替えに下がりました。シエムリアップから参加された参列者の方たちは、森本さんと歓談したりしつつ、それぞれ帰路につかれました。日本からのツアーのみなさん、在シエムリアップの日本人の方々のみならず、プノンペンやバンコクからいらっしゃった方、そして近隣の村々から参加された方々もいらっしゃいました。
ステージ上では、オープニングに登場したバンド‘MILO’の演奏が再び始まりました。バンドメンバーの一人が急逝されたとのことで、その追悼シークレットライブとのこと。
その後、ステージは、バンド演奏をバックにした生カラオケ大会へ。
そして、MILOのメンバーが、楽器を片付けた後は、今度は音楽をCDに切り替えて、ダンス(ディスコ?)大会に突入です。
この頃には、モデルとしてステージに上がっていた女性たちも参加して、再び盛り上がりはじめます。曲は、民謡調の曲と、ポップスとが入り混じります。カンボジアの民謡調の曲で輪になって踊るかと思えば、カンボジアのポップスでそれぞれが踊ります。森本さんも踊っています。
最後のほうでは、全員で同じ方向を向いてステップを踏んで、最後のステップでくるっと体の向きを90度変える、マディソンと呼ばれるダンスで盛り上がっていました。
年に何度かの、大騒ぎのできる晩とあって、23時過ぎまで踊りは続きました。23時30分頃、少し前から降り出していた雨が、突然の豪雨にかわり、これを機にようやく“森の宴”は終ったのでした。
21時、ファッションショーのステージが終わりました。ファッションショーにモデルとして出場した女性たちは、メイクを落とし、衣装を着替えに下がりました。シエムリアップから参加された参列者の方たちは、森本さんと歓談したりしつつ、それぞれ帰路につかれました。日本からのツアーのみなさん、在シエムリアップの日本人の方々のみならず、プノンペンやバンコクからいらっしゃった方、そして近隣の村々から参加された方々もいらっしゃいました。
ステージ上では、オープニングに登場したバンド‘MILO’の演奏が再び始まりました。バンドメンバーの一人が急逝されたとのことで、その追悼シークレットライブとのこと。
その後、ステージは、バンド演奏をバックにした生カラオケ大会へ。
そして、MILOのメンバーが、楽器を片付けた後は、今度は音楽をCDに切り替えて、ダンス(ディスコ?)大会に突入です。
この頃には、モデルとしてステージに上がっていた女性たちも参加して、再び盛り上がりはじめます。曲は、民謡調の曲と、ポップスとが入り混じります。カンボジアの民謡調の曲で輪になって踊るかと思えば、カンボジアのポップスでそれぞれが踊ります。森本さんも踊っています。
最後のほうでは、全員で同じ方向を向いてステップを踏んで、最後のステップでくるっと体の向きを90度変える、マディソンと呼ばれるダンスで盛り上がっていました。
年に何度かの、大騒ぎのできる晩とあって、23時過ぎまで踊りは続きました。23時30分頃、少し前から降り出していた雨が、突然の豪雨にかわり、これを機にようやく“森の宴”は終ったのでした。
2009-09-13
「蚕まつり2009」レポート(その3)蚕供養編
9月6日、「蚕まつり」当日の朝は、食事の準備に始まりました。
前の晩、遅くまで踊りまくっていた若者たちも、鶏をさばいたり、米を洗ったり、あるいは来客用テントの下の円卓を整えたりと、それぞれの持ち場で働いています。
昨夜、ステージとなった高床式家屋の2階、つまり「伝統の森」のショップ&ギャラリーのフロアに、儀式用のスペースが作られました。そこで、僧侶への捧げ物の準備をするのは、おばあたちです。
日本からの参加者たちが朝食のお粥を食べているうちに僧侶が到着し、森本さんからは蚕供養に参列を促す声が掛かりました。
日本の仏事であれば、僧侶の読経が延々続くものだと思うのですが、こちらでは、僧侶に向かって列席者が読経する時間のほうが長いように思います。読経が終わると、今度は僧侶に食事を供します。僧侶たちが簡単に食事を済ませると、次には列席者たちが食事をします(昨年は、僧侶の前で食事はしなかったように記憶します)。
その後、僧侶の読経のなか、列席者たちが、順にそれぞれの僧侶の前に置かれた鉢にご飯をよそっていきます(上座部仏教では、僧侶に施しをする行為が自分の徳を積むことになるとされているからだと思います)。
これが一巡した後、僧侶から皆の頭上に聖水が振りまかれ、蚕供養は終りました。
なお、この読経の場には参列されていなかったものの、この日の「伝統の森」には、シエムリアップ州の行政関係者も、「蚕まつり」へのご祝儀を持って出席されていたとのことです。(続く)
前の晩、遅くまで踊りまくっていた若者たちも、鶏をさばいたり、米を洗ったり、あるいは来客用テントの下の円卓を整えたりと、それぞれの持ち場で働いています。
昨夜、ステージとなった高床式家屋の2階、つまり「伝統の森」のショップ&ギャラリーのフロアに、儀式用のスペースが作られました。そこで、僧侶への捧げ物の準備をするのは、おばあたちです。
日本からの参加者たちが朝食のお粥を食べているうちに僧侶が到着し、森本さんからは蚕供養に参列を促す声が掛かりました。
日本の仏事であれば、僧侶の読経が延々続くものだと思うのですが、こちらでは、僧侶に向かって列席者が読経する時間のほうが長いように思います。読経が終わると、今度は僧侶に食事を供します。僧侶たちが簡単に食事を済ませると、次には列席者たちが食事をします(昨年は、僧侶の前で食事はしなかったように記憶します)。
その後、僧侶の読経のなか、列席者たちが、順にそれぞれの僧侶の前に置かれた鉢にご飯をよそっていきます(上座部仏教では、僧侶に施しをする行為が自分の徳を積むことになるとされているからだと思います)。
これが一巡した後、僧侶から皆の頭上に聖水が振りまかれ、蚕供養は終りました。
なお、この読経の場には参列されていなかったものの、この日の「伝統の森」には、シエムリアップ州の行政関係者も、「蚕まつり」へのご祝儀を持って出席されていたとのことです。(続く)
2009-09-12
「蚕まつり2009」レポート(その2)前夜祭編
【ステージ4】
後半のステージは、森本さんの着付け&アレンジの“技”が見どころのひとつです。
このステージでは、シンプルなTシャツと、絹絣の組み合わせがポイントです。意外なことに、白いTシャツが、かえって絣の柄を引き立たせる結果になっているように思います。
なお、このステージに使われたのは、現地で最近流行っているらしい“ジャパニーズ・ボーイ”という曲です。
【ステージ5】
次のステージでは、森本さんはちょっと大胆な着付けを試みています。
モデルの女性たちが登場したときに、客席の男性たちが大いに沸いたのは、はじめの2人の、膝上の長さ(短さ)のスカートに反応したのかもしれません。
注目してほしいのは、彼女たちのスラリとした脚ではなく、森本さんの手描きバティックなんですが(笑)。
じつは、今回のファッションショーでは、森本さんの手描きバティック(=ローケツ染め)がふんだんに使われているのです。
【ステージ6】
いよいよ、最終ステージです。皆、ちょっと“大人ゴージャス”な雰囲気の装いでの登場です。
このステージに登場するメンバーは、これまでに何度かのファションショーへの出場経験のある女性たちですので、動きにも落ち着きと自信が感じられます。
なお、このステージのトリを務めたのは(例年どおり)、IKTTの括りの名手、スレンさんです。
【フィナーレ】
マイケル・ジャクソンの“OFF THE WALL”にあわせて、全員が再びステージに。
今回のファッションショーの参加者は、なんと総勢69人とのことです。すべてのステージが終了したのは、21時少し前のことでした。
*
今回、森本さんは、衣装あわせの段階で、かなりの工夫を凝らしました。とはいえ、素材はみな、一枚の布です。布にハサミは入れません。しばったりクリップで留めることはしても、針と糸も使いません。衣装あわせをしながら森本さんは、「(布を)仕立てずに、何とか見せようというんだから贅沢な話だよね」と笑いつつ、真剣に布を操っていました。
彼女たちがステージ上でまとった布の多くは、水通しをして、数日後には再びIKTTのショップに並ぶ布に戻るはずです。(続く)
後半のステージは、森本さんの着付け&アレンジの“技”が見どころのひとつです。
このステージでは、シンプルなTシャツと、絹絣の組み合わせがポイントです。意外なことに、白いTシャツが、かえって絣の柄を引き立たせる結果になっているように思います。
なお、このステージに使われたのは、現地で最近流行っているらしい“ジャパニーズ・ボーイ”という曲です。
【ステージ5】
次のステージでは、森本さんはちょっと大胆な着付けを試みています。
モデルの女性たちが登場したときに、客席の男性たちが大いに沸いたのは、はじめの2人の、膝上の長さ(短さ)のスカートに反応したのかもしれません。
注目してほしいのは、彼女たちのスラリとした脚ではなく、森本さんの手描きバティックなんですが(笑)。
じつは、今回のファッションショーでは、森本さんの手描きバティック(=ローケツ染め)がふんだんに使われているのです。
【ステージ6】
いよいよ、最終ステージです。皆、ちょっと“大人ゴージャス”な雰囲気の装いでの登場です。
このステージに登場するメンバーは、これまでに何度かのファションショーへの出場経験のある女性たちですので、動きにも落ち着きと自信が感じられます。
なお、このステージのトリを務めたのは(例年どおり)、IKTTの括りの名手、スレンさんです。
【フィナーレ】
マイケル・ジャクソンの“OFF THE WALL”にあわせて、全員が再びステージに。
今回のファッションショーの参加者は、なんと総勢69人とのことです。すべてのステージが終了したのは、21時少し前のことでした。
*
今回、森本さんは、衣装あわせの段階で、かなりの工夫を凝らしました。とはいえ、素材はみな、一枚の布です。布にハサミは入れません。しばったりクリップで留めることはしても、針と糸も使いません。衣装あわせをしながら森本さんは、「(布を)仕立てずに、何とか見せようというんだから贅沢な話だよね」と笑いつつ、真剣に布を操っていました。
彼女たちがステージ上でまとった布の多くは、水通しをして、数日後には再びIKTTのショップに並ぶ布に戻るはずです。(続く)
2009-09-11
「蚕まつり2009」レポート(その1)前夜祭編
【オープニングアクト】
9月5日(土)、「蚕まつり2009」の前夜祭は、近くの村から招いた楽団の演奏、そして在シエムリアップの日本人を中心としたバンド‘MILO’による演奏で幕を開けました。
今年は、雨にもたたられず、ほぼ予定どおりのスタートです。
【子どもダンスコンテスト】
森本さんによる短い開会の挨拶の後、子どもたちのダンスコンテストが始まりました。みな堂々と、そして元気に踊っています。ダンスよりも、ステージ脇にある賞品のぬいぐるみに視線がクギ付けという小さな子もいたりと、ほほえましい光景も見られました。
さて、いよいよ前夜祭のメインイベントとなるIKTTのファッションショーの幕開けです。
【ステージ1】
先頭の女性はチャーップという、ヤシの葉で作ったたくさんの小鳥をつけた飾り物を手に持ち、その後には、それぞれ生糸と蘭の花をかごに盛った女性が控えます。そして、その後には、竹棹に吊るしたピダン(絵絣)を捧げ持った女性たちが続きます。
たくさんのライトを浴びた、ピダンの美しさに目を奪われます。普段であれば、壁面に飾られているため動きのないピダンですが、ステージ上ではさまざまな角度から光が当たり、そしてそれが動かされるため、シルクの光沢感がいっそう際立ちます。
このステージに使われた音楽は、森本さんのお気に入りの曲で、なんでも「これがカンボジアの誇りだー!」と、皆に檄(ゲキ)を飛ばすような内容の歌なのだそうです。
【ステージ2】
次のステージは、婚礼の行列をイメージしたものです。サンポット・ホール(絣布の巻きスカート)と、レースやビーズで飾りつけたブラウス着用が基本のいでたちのようです。現在のカンボジアの、オーソドックスな正装といったところでしょうか。
このステージに登場する女性たちの多くは、今回のファッションショーが初めて、とのこと。ステージの上でライトを浴びて歩くのももちろん初めてです。
【ステージ3】
続いては、男衆の登場です。昨年と同じく酒器や楽器を手に、ステージの上を練り歩きます。
今年は、肩に掛けた大判のパムアンの布を、翼のようにはばたかせるアイデアが加わりました。(続く)
9月5日(土)、「蚕まつり2009」の前夜祭は、近くの村から招いた楽団の演奏、そして在シエムリアップの日本人を中心としたバンド‘MILO’による演奏で幕を開けました。
今年は、雨にもたたられず、ほぼ予定どおりのスタートです。
【子どもダンスコンテスト】
森本さんによる短い開会の挨拶の後、子どもたちのダンスコンテストが始まりました。みな堂々と、そして元気に踊っています。ダンスよりも、ステージ脇にある賞品のぬいぐるみに視線がクギ付けという小さな子もいたりと、ほほえましい光景も見られました。
さて、いよいよ前夜祭のメインイベントとなるIKTTのファッションショーの幕開けです。
【ステージ1】
先頭の女性はチャーップという、ヤシの葉で作ったたくさんの小鳥をつけた飾り物を手に持ち、その後には、それぞれ生糸と蘭の花をかごに盛った女性が控えます。そして、その後には、竹棹に吊るしたピダン(絵絣)を捧げ持った女性たちが続きます。
たくさんのライトを浴びた、ピダンの美しさに目を奪われます。普段であれば、壁面に飾られているため動きのないピダンですが、ステージ上ではさまざまな角度から光が当たり、そしてそれが動かされるため、シルクの光沢感がいっそう際立ちます。
このステージに使われた音楽は、森本さんのお気に入りの曲で、なんでも「これがカンボジアの誇りだー!」と、皆に檄(ゲキ)を飛ばすような内容の歌なのだそうです。
【ステージ2】
次のステージは、婚礼の行列をイメージしたものです。サンポット・ホール(絣布の巻きスカート)と、レースやビーズで飾りつけたブラウス着用が基本のいでたちのようです。現在のカンボジアの、オーソドックスな正装といったところでしょうか。
このステージに登場する女性たちの多くは、今回のファッションショーが初めて、とのこと。ステージの上でライトを浴びて歩くのももちろん初めてです。
【ステージ3】
続いては、男衆の登場です。昨年と同じく酒器や楽器を手に、ステージの上を練り歩きます。
今年は、肩に掛けた大判のパムアンの布を、翼のようにはばたかせるアイデアが加わりました。(続く)
2009-09-02
IKTTのDVDビデオ「蚕まつり2008」発売開始!
昨年9月に「伝統の森」で開催された“蚕まつり2008”が、DVDビデオ「蚕まつり2008/The Silkworm Festival 2008 at "Wisdom from the Forest"」として発売になりました。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版の映像が上映されましたが、今回リリースされるのは、その完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」でのさまざまな活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回(2008年)の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
今回の映像でいちばんの見どころは、なんといっても、豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行されたファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとい、ステージに登場した男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏に加えて、「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も垣間見ることができます。
なお、撮影を担当されたのは、「国境を越えて~カンボジア・シェムリアップの日本人たち」(RKB毎日放送、2002)や、福岡市美術館「カンボジアの染織」展に連動したTVドキュメンタリー「カンボジアの絣織に魅せられて~黄金のシルクで結ばれた人々」(RKB毎日放送、2003)などの取材を通じて、早くから森本さんの活動に注目してこられたビデオジャーナリストの寺嶋修二さんです。
制作・著作=IKTT(クメール伝統織物研究所)
形式=DVD/NTSC
リージョンコード=ALL(コードフリー)
言語=日本語(英文字幕つき)
時間=47分
ディスク枚数=1
直販特別価格=2000円(税込/送料別)
このDVDの通販申込はこちらから
都内の以下の書店でも、お取り扱いが始まりました。
アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル3階)
茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版の映像が上映されましたが、今回リリースされるのは、その完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」でのさまざまな活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回(2008年)の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
今回の映像でいちばんの見どころは、なんといっても、豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行されたファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとい、ステージに登場した男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏に加えて、「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も垣間見ることができます。
なお、撮影を担当されたのは、「国境を越えて~カンボジア・シェムリアップの日本人たち」(RKB毎日放送、2002)や、福岡市美術館「カンボジアの染織」展に連動したTVドキュメンタリー「カンボジアの絣織に魅せられて~黄金のシルクで結ばれた人々」(RKB毎日放送、2003)などの取材を通じて、早くから森本さんの活動に注目してこられたビデオジャーナリストの寺嶋修二さんです。
制作・著作=IKTT(クメール伝統織物研究所)
形式=DVD/NTSC
リージョンコード=ALL(コードフリー)
言語=日本語(英文字幕つき)
時間=47分
ディスク枚数=1
直販特別価格=2000円(税込/送料別)
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都内の以下の書店でも、お取り扱いが始まりました。
アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル3階)
茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
2009-08-31
ピアックスナエン・「伝統の森」への道のり(右回りルート)
「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間のところにあります。
この「右回りルート」は、途中までは、一般にはバンテアイスレイあるいはプノム・クーレンに向かうルートとして説明されているルートと同じです。
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを右に折れ、やがてスラスランの水面を右に見ながら回り込み、さらに先へと進みます。悪路とされていたバンテアイスレイへの道も、いまでは舗装され、快適な道が続きます。
バンテアイスレイ・バタフライセンター(Banteay Srey Butterfly Center、BBC)を過ぎ、道路の左側に果物や清涼飲料水を並べた屋台が続くエリアを越え、左手の田んぼの先に無線塔のようなものが見えるとまもなく、左折する道があります。 曲がり角の、緑色のIKTTと書かれた看板(写真右上)を確認して左折し、未舗装の道を進みます。寺院の手前を右に曲がり、あとは道なりに進みます。田圃の広がる中を進み、木立が増えてきたころに小さな橋を渡ります。さらにしばらく行くと、左手に「伝統の森」の入口が現われます(写真右下)。
2012年8月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。
この「右回りルート」は、途中までは、一般にはバンテアイスレイあるいはプノム・クーレンに向かうルートとして説明されているルートと同じです。
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを右に折れ、やがてスラスランの水面を右に見ながら回り込み、さらに先へと進みます。悪路とされていたバンテアイスレイへの道も、いまでは舗装され、快適な道が続きます。
バンテアイスレイ・バタフライセンター(Banteay Srey Butterfly Center、BBC)を過ぎ、道路の左側に果物や清涼飲料水を並べた屋台が続くエリアを越え、左手の田んぼの先に無線塔のようなものが見えるとまもなく、左折する道があります。 曲がり角の、緑色のIKTTと書かれた看板(写真右上)を確認して左折し、未舗装の道を進みます。寺院の手前を右に曲がり、あとは道なりに進みます。田圃の広がる中を進み、木立が増えてきたころに小さな橋を渡ります。さらにしばらく行くと、左手に「伝統の森」の入口が現われます(写真右下)。
2012年8月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。
2009-08-30
ギャラリー(バティック)を新設しました
サイドバーに、ギャラリー(バティック)を新設しました。
今回、ご紹介するのは、森本さんがここ数か月の間に制作してきた手描きバティック10枚です(画像は部分、20点あります)。
使う布はもちろん、IKTTで織り上げられた生成りのシルクです。染料も、IKTTで使っている自然染料の組み合わせです。
友禅職人だった森本さんが、京都時代に身につけた「素描き友禅」の技そのままに、布に筆でロウを引き(下書きなし!)、染め重ねていきます。
主なモティーフは、以前から森本さんが好んで描いている“生命の木”です。この布を仕上げながら、森本さんはこんな発言をしていました。
「これまで意識したことはなかったんだけど、僕が描いている“生命の木”が、だんだんバイヨン寺院の壁画にある生命樹のレリーフに似てきているんだよね」
この布たちは、まもなく開催される「蚕まつり2009」の前夜祭のファッションショーで、IKTTのモデルたちの身にまとわれる予定です。
今回、ご紹介するのは、森本さんがここ数か月の間に制作してきた手描きバティック10枚です(画像は部分、20点あります)。
使う布はもちろん、IKTTで織り上げられた生成りのシルクです。染料も、IKTTで使っている自然染料の組み合わせです。
友禅職人だった森本さんが、京都時代に身につけた「素描き友禅」の技そのままに、布に筆でロウを引き(下書きなし!)、染め重ねていきます。
主なモティーフは、以前から森本さんが好んで描いている“生命の木”です。この布を仕上げながら、森本さんはこんな発言をしていました。
「これまで意識したことはなかったんだけど、僕が描いている“生命の木”が、だんだんバイヨン寺院の壁画にある生命樹のレリーフに似てきているんだよね」
この布たちは、まもなく開催される「蚕まつり2009」の前夜祭のファッションショーで、IKTTのモデルたちの身にまとわれる予定です。
2009-08-16
「蚕まつり2009」の準備が始まりました
すでにご案内しているとおり、9月5日(土)と6日(日)に、シエムリアップ州アンコールトム郡ピアックスナエンにある「伝統の森」で、「蚕まつり2009」が開催されます。
仏僧を招いての蚕供養は、6日の朝8時30分の開始予定です。そして、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭は、5日の18時開始予定とのことです(20時30分終了予定)。
この「蚕まつり2009」に参加をご希望される方は、恐れ入りますが、事前にiktt@hotmail.com〔@を半角英数に変換してご送信ください〕までご連絡をお願いいたします。
なお、「伝統の森」にはゲストハウスが併設されていますが、このゲストハウスは一般営業のゲストハウスではないため、飛び込みでの宿泊受け入れはしておりません。ゲストハウスの宿泊申し込みについても、同じくiktt@hotmail.comまで事前にご確認をお願いいたします。
(写真は、出演者たちひとりひとりの衣装合わせをしている森本さんです)
仏僧を招いての蚕供養は、6日の朝8時30分の開始予定です。そして、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭は、5日の18時開始予定とのことです(20時30分終了予定)。
この「蚕まつり2009」に参加をご希望される方は、恐れ入りますが、事前にiktt@hotmail.com〔@を半角英数に変換してご送信ください〕までご連絡をお願いいたします。
なお、「伝統の森」にはゲストハウスが併設されていますが、このゲストハウスは一般営業のゲストハウスではないため、飛び込みでの宿泊受け入れはしておりません。ゲストハウスの宿泊申し込みについても、同じくiktt@hotmail.comまで事前にご確認をお願いいたします。
(写真は、出演者たちひとりひとりの衣装合わせをしている森本さんです)
2009-08-14
ANAトラベルナビゲーターでIKTTの絹織物が紹介されました
全日空の機内上映ムービー「ANAトラベルナビゲーター」の5月上映分に、「悠久の都 アンコール・ワット フォーエバー」という特集があり、アンコール遺跡群とシエムリアップの街が紹介されました。この特集で、IKTTの絹織物も取り上げられました。
機内上映はすでに終了していますが、このムービーが、全日空のサイト(ANAトラベルナビゲーター/バックナンバー)で公開されています。ぜひともご覧ください。
機内上映はすでに終了していますが、このムービーが、全日空のサイト(ANAトラベルナビゲーター/バックナンバー)で公開されています。ぜひともご覧ください。
2009-07-29
8月1日発売、「をちこち(遠近)」30号に森本さん寄稿
8月1日発売の「をちこち(遠近)」30号(特集=メコンの暮らしから考える「人間と川」)に、森本さんが執筆した「豊かな自然と歴史がカンボジアの染め織りを支えてきた」というタイトルの原稿が掲載されます。
見開き4ページほどの原稿のなかに、ユネスコからの委託でカンボジア各地の織物の村を回り、そのことがきっかけとなりIKTTを立ち上げたこと、その後、シエムリアップの工房で研修生を受け入れ始め、さらには「伝統の森」再生計画に着手するに至った、これまでの経緯と、伝統の染め織りは自然とともにあったこと、そしてカンポジアの絹織物の特徴は、「綾織」と「絣」という、文化的背景が異なる2つの技法が融合したところにあるということなどをまとめています。すでに森本さんの『カンボジア絹絣の世界』をお読みになった方々にも、新しい観点が加わった刺激的な論考であるように思います。みなさま、ぜひともご覧ください。
この「をちこち(遠近)」は、国際交流基金が編集発行する隔月刊誌です(発売元は山川出版社)。
お求めは、アジア文庫をはじめとするお近くの書店あるいはインターネット書店からご注文ください。
定価:525円(本体500円)
発行:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
発売:山川出版社
ISBN:978-4-634-58048-0
見開き4ページほどの原稿のなかに、ユネスコからの委託でカンボジア各地の織物の村を回り、そのことがきっかけとなりIKTTを立ち上げたこと、その後、シエムリアップの工房で研修生を受け入れ始め、さらには「伝統の森」再生計画に着手するに至った、これまでの経緯と、伝統の染め織りは自然とともにあったこと、そしてカンポジアの絹織物の特徴は、「綾織」と「絣」という、文化的背景が異なる2つの技法が融合したところにあるということなどをまとめています。すでに森本さんの『カンボジア絹絣の世界』をお読みになった方々にも、新しい観点が加わった刺激的な論考であるように思います。みなさま、ぜひともご覧ください。
この「をちこち(遠近)」は、国際交流基金が編集発行する隔月刊誌です(発売元は山川出版社)。
お求めは、アジア文庫をはじめとするお近くの書店あるいはインターネット書店からご注文ください。
定価:525円(本体500円)
発行:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
発売:山川出版社
ISBN:978-4-634-58048-0
2009-07-26
京都市美術館「8.15国際平和美術展」にIKTTの絣布が展示されます
京都市美術館で開催される、第17回「8.15国際平和美術展」に、IKTTの絣布が展示されることになりました(入場無料)。
スペースも限られるため(個展ではないので)、ピダンとサンポットをそれぞれ1枚づつ、あとは絣柄のスカーフ数点と、インドシナ原産の黄金色の生糸が展示される予定とのことです。
なお、資料映像上映コーナーが設けられ、国立民族学博物館によるスバエク・トム(カンボジアの影絵芝居)のドキュメンタリー映像とともに、DVDビデオ「蚕まつり2008(完全版)」も上映される予定です。
会期は、7月29日(水)から8月2日(日)までの5日間です(最終日は、12時までですのでご注意ください)。
と き:7月29日(水)~8月2日(日)
開館時間:9時~17時まで
(入場は16時30分まで)
ところ:京都市美術館(本館2階)
京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
TEL:075-771-4107
▼京都市美術館(アクセス)
2009-07-10
クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて
現在、IKTTのWebサイトは、日本語、英語、クメール語で制作されています(すべての記事が3言語になっているわけではありません)。英語のテキストは、森本さんがメルマガ「メコンにまかせ」などに書いたものを、ボランティアの松岡さんが取捨選択しつつ、英訳したものが掲載されています。そして現在、その英訳された記事などのクメール語への翻訳を、IKTTスタッフであるサーカー青年が取り組みはじめています。
その、クメール語に翻訳されたものを、森本さんがIKTTのスタッフに見せたところ、みな一生懸命読んでいるようです。「お絵描き組」についての原稿を読んだ、お絵描き組の女性からは「なぜ給料を払いながら、絵を毎日描かせているのか、今日これを読んではじめてわかった、ありがとう」という反応があったそうです。サーカー君も、大学の同級生とその翻訳を読んで議論をすることもあるとのこと。さまざまな反応を見るうちに、森本さんは、このクメール語の翻訳を一冊の小冊子にまとめることを思い立ちます。
じつは一般のカンボジアの人たちにとって、黄金色に輝くクメールシルクや精緻な柄のピダンも、ラックや藍などの自然染料による染色も、もはや身近な存在ではありません。「伝統の森」を視察した政府の役人やNGOのローカルスタッフのなかに、なぜIKTTが化学染料を使わず、自動織機の並んだ工場も作らず、高床式家屋の階下で昔ながらの機織りをやっているのか、不審に思った人がいてもおかしくないのです。
カンボジアのたくさんの人たちに、カンボジアの伝統織物のすばらしさ、伝統の技を受け継ぐことの意味、染め織りの作業がその土地の自然と密接な関係があることなどを伝え、IKTTの活動の意図を理解してもらうためにも、この小冊子の発行は意味あるものとなるはずです。
以下、森本さんからみなさまへの呼びかけを、一部修正のうえ掲載いたします。
《クメール語小冊子『森の知恵』発行へのご寄付のお願い》
当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えておりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメール語小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できればと考えるようになりました。カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。
発行部数は1000部を想定しておりますが、資金的に可能であれば部数を増していきたいと考えております。寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。
なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の末尾に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com)までメールで〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、ローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
※クメール語小冊子『森の知恵』が出版にいたる経緯は、メールマガジン「メコンにまかせ」のvol.160とvol.161に掲載されました。vol.160ならびにvol.161の該当部分は、以下をご覧ください。
▼クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.160より
▼続・クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.161より
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
その、クメール語に翻訳されたものを、森本さんがIKTTのスタッフに見せたところ、みな一生懸命読んでいるようです。「お絵描き組」についての原稿を読んだ、お絵描き組の女性からは「なぜ給料を払いながら、絵を毎日描かせているのか、今日これを読んではじめてわかった、ありがとう」という反応があったそうです。サーカー君も、大学の同級生とその翻訳を読んで議論をすることもあるとのこと。さまざまな反応を見るうちに、森本さんは、このクメール語の翻訳を一冊の小冊子にまとめることを思い立ちます。
じつは一般のカンボジアの人たちにとって、黄金色に輝くクメールシルクや精緻な柄のピダンも、ラックや藍などの自然染料による染色も、もはや身近な存在ではありません。「伝統の森」を視察した政府の役人やNGOのローカルスタッフのなかに、なぜIKTTが化学染料を使わず、自動織機の並んだ工場も作らず、高床式家屋の階下で昔ながらの機織りをやっているのか、不審に思った人がいてもおかしくないのです。
カンボジアのたくさんの人たちに、カンボジアの伝統織物のすばらしさ、伝統の技を受け継ぐことの意味、染め織りの作業がその土地の自然と密接な関係があることなどを伝え、IKTTの活動の意図を理解してもらうためにも、この小冊子の発行は意味あるものとなるはずです。
以下、森本さんからみなさまへの呼びかけを、一部修正のうえ掲載いたします。
《クメール語小冊子『森の知恵』発行へのご寄付のお願い》
当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えておりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメール語小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できればと考えるようになりました。カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。
発行部数は1000部を想定しておりますが、資金的に可能であれば部数を増していきたいと考えております。寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。
なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の末尾に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com)までメールで〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、ローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
IKTT(クメール伝統織物研究所) 森本喜久男
※クメール語小冊子『森の知恵』が出版にいたる経緯は、メールマガジン「メコンにまかせ」のvol.160とvol.161に掲載されました。vol.160ならびにvol.161の該当部分は、以下をご覧ください。
▼クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.160より
▼続・クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.161より
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
2009-07-03
IKTTのDVDビデオ「蚕まつり2008」が完成しました
昨年9月に「伝統の森」で開催された“蚕まつり2008”の映像を収めたDVDビデオ「蚕まつり2008/The Silkworm Festival 2008 at "Wisdom from the Forest"」が、ようやく完成しました。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版が上映されましたが、今回リリースされるのはその完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」での活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
このDVDの、いちばんの見どころといえば、なんといっても豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行された前夜祭のメインイベント、ファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとってステージに登場した、男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏、そして「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も、垣間見ることができるででしょう。
このDVDの発売日、ならびに入手方法等については、詳細が確定でき次第、IKTTのWebサイトならびにメールマガジン「メコンにまかせ」で告知される予定です。
もちろん、このIKTT Japan Newsでもご案内させていただきます。ご期待ください。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版が上映されましたが、今回リリースされるのはその完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」での活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
このDVDの、いちばんの見どころといえば、なんといっても豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行された前夜祭のメインイベント、ファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとってステージに登場した、男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏、そして「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も、垣間見ることができるででしょう。
このDVDの発売日、ならびに入手方法等については、詳細が確定でき次第、IKTTのWebサイトならびにメールマガジン「メコンにまかせ」で告知される予定です。
もちろん、このIKTT Japan Newsでもご案内させていただきます。ご期待ください。
2009-06-25
「クロワッサン」で『カンボジア絹絣の世界』が紹介されました
本日(6月25日)発売の「クロワッサン」760号のブックコーナー(最近出版されたぜひお勧めの本)p.117で、森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』(NHKブックス)が紹介されました。
先日、茶房・高円寺書林で行なわれたトークショー会場に、ご担当の方がご来場された上での記事掲載です。
この『カンボジア絹絣の世界』は、先日開催された各地の報告会会場でも、手に取られてページを繰る方、そしてお買い求めいただいた方をたくさんお見かけしました。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひお求めのうえ、ご覧ください。
先日、茶房・高円寺書林で行なわれたトークショー会場に、ご担当の方がご来場された上での記事掲載です。
この『カンボジア絹絣の世界』は、先日開催された各地の報告会会場でも、手に取られてページを繰る方、そしてお買い求めいただいた方をたくさんお見かけしました。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひお求めのうえ、ご覧ください。
2009-06-20
カレンダーギャラリー 設けました
サイドバーに、カレンダーギャラリーを設けました。
IKTT Japanでは、2006年の秋からIKTT Calenderを制作しています。IKTTのシルクの販売以外に、日本でIKTTの活動を紹介しつつ、なおかつ販売収益によってIKTTの活動支援となるツールはないものかと考えた結果、カレンダーの制作・販売に取り組むことにしました。
IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布の制作工程や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えたのです。
このカレンダーギャラリーでは、これまでのIKTT Calenderで使用したビジュアルをご紹介していきます。現在、表示しているものは、「IKTT Calender 2007」から「IKTT Calender 2010」で使用している画像です。
なお、「IKTT Calender」については、information@iktt.org まで、お問い合わせください。
IKTT Japanでは、2006年の秋からIKTT Calenderを制作しています。IKTTのシルクの販売以外に、日本でIKTTの活動を紹介しつつ、なおかつ販売収益によってIKTTの活動支援となるツールはないものかと考えた結果、カレンダーの制作・販売に取り組むことにしました。
IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布の制作工程や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えたのです。
このカレンダーギャラリーでは、これまでのIKTT Calenderで使用したビジュアルをご紹介していきます。現在、表示しているものは、「IKTT Calender 2007」から「IKTT Calender 2010」で使用している画像です。
なお、「IKTT Calender」については、information@iktt.org まで、お問い合わせください。
2009-06-13
LIVING DESIGN(vol.52 / 2007 summer)
【書誌データ】
発行・編集:(株)リビング・デザインセンター
発行:2007年7月
※CLUB OZONE会員誌(季刊、vol.52)
【内容紹介】
特集「モダンデザインが憧れるインド」と題したなかでの「海のシルクロードを行く~Road to SILK! from Delhi to Siem Reap」という企画で、デリー、マンダレー、チェンマイ、ビエンチャン、シエムリアップという5つの都市の工房/アーチストが各1ページづつ紹介されています。
A4判の誌面1ページでの紹介ではありますが、15点のカットと短い紹介文を組み合わせて、IKTTの雰囲気をうまく捉えている構成になっています。
「伝統の森」のショップでは、LIVING DESIGN編集部ならびにIKTTの取材を担当された杉浦裕さんの了承を得て、このIKTTのページの拡大コピーをポスターのように使わせていただいております。
なお、本誌はリビング・デザインセンターOZONEによる、CLUB OZONE 会員誌のため、残念ながら書店等での販売はなされておりません。
発行・編集:(株)リビング・デザインセンター
発行:2007年7月
※CLUB OZONE会員誌(季刊、vol.52)
【内容紹介】
特集「モダンデザインが憧れるインド」と題したなかでの「海のシルクロードを行く~Road to SILK! from Delhi to Siem Reap」という企画で、デリー、マンダレー、チェンマイ、ビエンチャン、シエムリアップという5つの都市の工房/アーチストが各1ページづつ紹介されています。
A4判の誌面1ページでの紹介ではありますが、15点のカットと短い紹介文を組み合わせて、IKTTの雰囲気をうまく捉えている構成になっています。
「伝統の森」のショップでは、LIVING DESIGN編集部ならびにIKTTの取材を担当された杉浦裕さんの了承を得て、このIKTTのページの拡大コピーをポスターのように使わせていただいております。
なお、本誌はリビング・デザインセンターOZONEによる、CLUB OZONE 会員誌のため、残念ながら書店等での販売はなされておりません。
2009-06-07
ワイ・トラベルサービス「アンコールワットとIKTT蚕祭り参加の旅」のご紹介
新潟発「アンコールワットとIKTT蚕祭り参加の旅」を、上越市のワイ・トラベルサービスからご案内いただきました。4日(金)新潟発、6日(日)夜帰国(7日・新潟着)の4日間コースと、9日(水)夜帰国(10日・新潟着)の7日間コースの2つです。
森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界』のなかに「じつは『伝統の森』の井戸はすべて新潟県の上越のみなさんからの寄付金で掘られている。感謝。」とあります。「伝統の森」が始まって以来、ワイ・トラベルサービスが中心となって募金やカンパを続けていただいているからなのです。
なお、ツアーの詳細については、cyoko@valley.ne.jp〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、あるいは、電話:090-3217-5317までお問い合わせください。
森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界』のなかに「じつは『伝統の森』の井戸はすべて新潟県の上越のみなさんからの寄付金で掘られている。感謝。」とあります。「伝統の森」が始まって以来、ワイ・トラベルサービスが中心となって募金やカンパを続けていただいているからなのです。
なお、ツアーの詳細については、cyoko@valley.ne.jp〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、あるいは、電話:090-3217-5317までお問い合わせください。
2009-06-06
日本エコプランニングサービス「IKTT “伝統の森” 蚕祭りツアー」のご紹介
昨年(2008年)に引き続き、今年も(株)日本エコプランニングサービス(JEPS)による「IKTT “伝統の森” 蚕祭りツアー」の募集が始まりました。詳細については、以下のサイトでご確認ください。
▼日本エコプランニングサービス「IKTT“伝統の森”蚕祭りツアー」
▼日本エコプランニングサービス「IKTT“伝統の森”蚕祭りツアー」
2009-06-01
上田ケーブルビジョンで、信州大学繊維学部での森本さんの講演会が紹介されています
去る5月25日(月)に信州大学繊維学部で開催された、森本さんの講演会(グローバルCOE特別講演会「ゴールデンシルクに魅せられて」)の様子が、上田ケーブルビジョンのUCVレポートで紹介されました。
▼上田ケーブルビジョン「UCVレポート2009.5.26 カンボジアのシルク」
このニュースの動画配信は、上田ケーブルビジョンのWebサイト上で、7月10日まで無料で視聴できます(それ以降はUCVNET加入者のみ)。
なお、講演会の模様は、6月27日(土)に上田ケーブルビジョン(UCV1)で紹介される模様です(残念ながら、この講演会の放送はWeb上での公開予定はないそうです)。
放送時間は、6:15、9:15、12:15、15:15、19:15、22:15の6回が予定されています。
▼上田ケーブルビジョン「UCVレポート2009.5.26 カンボジアのシルク」
このニュースの動画配信は、上田ケーブルビジョンのWebサイト上で、7月10日まで無料で視聴できます(それ以降はUCVNET加入者のみ)。
なお、講演会の模様は、6月27日(土)に上田ケーブルビジョン(UCV1)で紹介される模様です(残念ながら、この講演会の放送はWeb上での公開予定はないそうです)。
放送時間は、6:15、9:15、12:15、15:15、19:15、22:15の6回が予定されています。
ネット上で読める森本さんに関する主な記事
検索していけばたどりつけるものではありますが、主なものを以下にご紹介しておきます。(2009年5月31日現在)
●西日本新聞(2002-07-03)
「難民 カンボジアに生きる⑤~復興 夢と希望を紡いで織る」
●サイバー日本館/ニッポンカン新聞〔第15号3面〕(2005-01-14)
「環境のしごと(No.15)自然とともにある布の文化をよみがえらせる人」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-03)
「カンボジア染織の『復興支援』(1)現地に根づく支援」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-05)
「カンボジア染織の『復興支援』(2)25年間の断絶」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-06)
「カンボジア染織の『復興支援』(3)在来種の黄色い繭の復活」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-07)
「カンボジア染織の『復興支援』(4)絹絣はクメール文化」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-09)
「カンボジア染織の『復興支援』(5)織った布は売らずに貯える」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-11)
「カンボジア染織の『復興支援』(6)草木染は難しくない」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-13)
「カンボジア染織の『復興支援』(7)有給で染織の研修」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-15)
「カンボジア染織の『復興支援』(8)ラック虫(赤色染料)の森の再生」
●バンコク週報〔トラベル日記〕(2005-08-15_21)
カンボジア・絹織物の復興から新しい農村作りへ
●「月刊みんぱく」〔エッセイ 世界へ≫世界から〕(2006-05-01)
「カンボジアで、今、光っている人材育成」
●インターネット新聞JanJan〔編集委員時評〕(2008-02-04)
「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」
●「カンボジア クロマートラベルガイドブック(Vol.7)」(Apr-Jun 2008)
「特集3 甦るカンボジアシルク」
●西日本新聞(2002-07-03)
「難民 カンボジアに生きる⑤~復興 夢と希望を紡いで織る」
●サイバー日本館/ニッポンカン新聞〔第15号3面〕(2005-01-14)
「環境のしごと(No.15)自然とともにある布の文化をよみがえらせる人」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-03)
「カンボジア染織の『復興支援』(1)現地に根づく支援」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-05)
「カンボジア染織の『復興支援』(2)25年間の断絶」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-06)
「カンボジア染織の『復興支援』(3)在来種の黄色い繭の復活」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-07)
「カンボジア染織の『復興支援』(4)絹絣はクメール文化」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-09)
「カンボジア染織の『復興支援』(5)織った布は売らずに貯える」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-11)
「カンボジア染織の『復興支援』(6)草木染は難しくない」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-13)
「カンボジア染織の『復興支援』(7)有給で染織の研修」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-15)
「カンボジア染織の『復興支援』(8)ラック虫(赤色染料)の森の再生」
●バンコク週報〔トラベル日記〕(2005-08-15_21)
カンボジア・絹織物の復興から新しい農村作りへ
●「月刊みんぱく」〔エッセイ 世界へ≫世界から〕(2006-05-01)
「カンボジアで、今、光っている人材育成」
●インターネット新聞JanJan〔編集委員時評〕(2008-02-04)
「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」
●「カンボジア クロマートラベルガイドブック(Vol.7)」(Apr-Jun 2008)
「特集3 甦るカンボジアシルク」
2009-05-15
5月23日、「茶房 高円寺書林」トークショーのご案内
昨年2月に『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』発売の際に、サイン会を開催していただいた、茶房 高円寺書林さんで、トークショーを行ないます。
■森本喜久男トークショー「よみがえる布、よみがえる暮らし」
とき:2009年5月23日(土)14時より(16時終了)
ところ:茶房 高円寺書林 杉並区高円寺北3-24-2 (高円寺駅北口徒歩4分)
アクセス:高円寺駅北口より純情商店街アーチを入り北進、つきあたって左折、庚申通りを北へ、レンタルショップドラマを左折すぐ
参加費:500円(1ドリンクつき)
※予約者優先となりますが、当日参加も歓迎いたします(予約先:茶房 高円寺書林:03-6768-2412)。
■森本喜久男トークショー「よみがえる布、よみがえる暮らし」
とき:2009年5月23日(土)14時より(16時終了)
ところ:茶房 高円寺書林 杉並区高円寺北3-24-2 (高円寺駅北口徒歩4分)
アクセス:高円寺駅北口より純情商店街アーチを入り北進、つきあたって左折、庚申通りを北へ、レンタルショップドラマを左折すぐ
参加費:500円(1ドリンクつき)
※予約者優先となりますが、当日参加も歓迎いたします(予約先:茶房 高円寺書林:03-6768-2412)。
2009-05-14
5月25日、信州大学繊維学部での講演会のご案内
信州大学繊維学部での講演会です。同学部は、明治43年に設立された上田蚕糸専門学校を前身にもつ、お蚕さんとは非常に縁のあるところです。
■森本喜久男講演会:ゴールデンシルクに魅せられて
とき:2009年5月25日(月) 15時開始(16時30分終了予定)
ところ:信州大学 繊維学部 総合研究棟7階 ミーティングルーム(1)
長野県上田市常田3-15-1
アクセス:JR上田駅から徒歩20分 または上田駅お城口からバス
バス停1番のりばから千曲バス「昭栄前」下車
バス停4番のりばから上電バス「イオン上田SC前」下車
演題:ゴールデンシルクに魅せられて ~カンボジアで産出される生糸の特徴と伝統的な染織技術のすばらしさ
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:fujininu@shinshu-u.ac.jp
※会場では、クメール伝統織物の展示やパネルの展示なども行ないます。
■森本喜久男講演会:ゴールデンシルクに魅せられて
とき:2009年5月25日(月) 15時開始(16時30分終了予定)
ところ:信州大学 繊維学部 総合研究棟7階 ミーティングルーム(1)
長野県上田市常田3-15-1
アクセス:JR上田駅から徒歩20分 または上田駅お城口からバス
バス停1番のりばから千曲バス「昭栄前」下車
バス停4番のりばから上電バス「イオン上田SC前」下車
演題:ゴールデンシルクに魅せられて ~カンボジアで産出される生糸の特徴と伝統的な染織技術のすばらしさ
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:fujininu@shinshu-u.ac.jp
※会場では、クメール伝統織物の展示やパネルの展示なども行ないます。
2009-05-13
5月24日、杉並区での報告会のご案内
■シエムリアップ・森本喜久男 現地からの報告
とき:2009年5月24日(日)
報告会:13時30分開場(14時開始)
展示と販売:13時30分開場(16時終了)
ところ:杉並区立 西荻地域区民センター (JR西荻窪駅北口から徒歩15分)
東京都杉並区桃井4-3-2
アクセス:JR西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)
またはJR荻窪駅北口からバス(0番・1番乗り場から乗車)
※ともに「桃井4丁目」下車すぐ
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:nishikawa@iktt.org
とき:2009年5月24日(日)
報告会:13時30分開場(14時開始)
展示と販売:13時30分開場(16時終了)
ところ:杉並区立 西荻地域区民センター (JR西荻窪駅北口から徒歩15分)
東京都杉並区桃井4-3-2
アクセス:JR西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)
またはJR荻窪駅北口からバス(0番・1番乗り場から乗車)
※ともに「桃井4丁目」下車すぐ
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:nishikawa@iktt.org
2009-05-05
『カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia』
【書誌データ】
書名:カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia
発行所:福岡市美術館
発行:2003年10月4日
定価:2000円(+税)
【内容紹介】
本書は、2003年10月4日から11月7日まで、福岡市美術館において開催された特別企画展「カンボジアの染織」展の図録です。ピダンをはじめとする絹絣に加えて、絞り・紋織をあわせ、展示されたカンボジアの染織95点と、関連作品5点の、すべてのカラー写真が掲載されています。
なんといっても圧巻なのは、この企画展のために集められた数多くのピダンの精緻な絣柄の数々です。
図版以外にも、収録されている3点の論文もたいへん濃い内容になっています。また、織機や道具類の写真も掲載され、すべてが日本語と英語での解説となっているので、日英での用語の対比も可能です。カンボジアの伝統織物に興味を持つ方々にとっては、必見の資料といえるでしょう。
なお、この図録は、現在も福岡市美術館での通信販売で入手が可能のようです。詳細は、以下のサイトでご確認ください。
▼福岡市美術館(展覧会図録)
書名:カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia
発行所:福岡市美術館
発行:2003年10月4日
定価:2000円(+税)
【内容紹介】
本書は、2003年10月4日から11月7日まで、福岡市美術館において開催された特別企画展「カンボジアの染織」展の図録です。ピダンをはじめとする絹絣に加えて、絞り・紋織をあわせ、展示されたカンボジアの染織95点と、関連作品5点の、すべてのカラー写真が掲載されています。
なんといっても圧巻なのは、この企画展のために集められた数多くのピダンの精緻な絣柄の数々です。
図版以外にも、収録されている3点の論文もたいへん濃い内容になっています。また、織機や道具類の写真も掲載され、すべてが日本語と英語での解説となっているので、日英での用語の対比も可能です。カンボジアの伝統織物に興味を持つ方々にとっては、必見の資料といえるでしょう。
なお、この図録は、現在も福岡市美術館での通信販売で入手が可能のようです。詳細は、以下のサイトでご確認ください。
▼福岡市美術館(展覧会図録)
2009-05-04
「Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions」
【書誌データ】
書名:Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions
著者:Morimoto Kikuo
発行所:IKTT
発行:2008年1月
※この「Bayon Moon」は、私家版です。基本的には、シエムリアップのIKTTのショップで販売しています。日本国内でのご購入に関しては、information@iktt.orgまでお問い合わせください。
【内容紹介】
森本さんの著書の英語版「Bayon Moon」を紹介します(A5判、160ページ)。これは、2002年夏の時点で、森本さん自身がまとめたものなのですが、なぜかこれまで日の目を見ずにいました。新刊『カンボジア絹絣の世界』と、1998年刊行の『メコンにまかせ』の間をつなぐ“幻”の原稿といえましょう。それが、森本さんの古くからの友人、ワシントン在住のLouise Cortさんの手によって英訳されました。
『メコンにまかせ』は、東北タイの村々をまわるなかでのさまざまな知見・経験を踏まえて、カンボジア・ユネスコの調査に携わり、やがてIKTTを設立するまでの記録といえるでしょう。一方、この「Bayon Moon」は、IKTTがシエムリアップへの移転を経て「伝統の森」の計画予定地がようやく確定し、いよいよ「伝統の森」再生計画を実施に移そうとするまでの出来事が、森本さんの過去のさまざまな経験とオーバーラップするように記されています。
この原稿が2002年の夏にまとめられたものということは、森本さんが研究所をシエムリアップに移転して2年が経ち、わずか数人で始めた工房が研修生の受け入れにより大きくなりつつある頃のことです。その頃「日本人のモリモトのところへいけば仕事がもらえる」とばかりに、働かせてくれという女性たちが毎日のように研究所を訪れていました。「ウチは福祉事務所じゃないぞ!」と愚痴をこぼしつつも、そんな彼女たちを少しずつ受け入れていった結果が、やがて400人近い数の研修生を抱える現在のIKTTへと発展したのです。
しかしその現実は、おそらく「この大人数を“食わせ”ていかなければ」という森本さんの切迫感でもあったはずです。そのことが森本さんの目をさらに先に向けさせました。カンボジア・ユネスコの調査で、多くの村々をまわったときの印象と、かつて東北タイの村を頻繁に訪れていたときの体験がオーバーラップし、ついには「伝統の森」再生計画のアイデアとして結実します。そして、それが実現に向けて動き出すのです。
2008年1月、フランスの旅行会社Asia Voyageがパリで開催したIKTTの展示会に、森本さんはできあがったばかりの、この「Bayon Moon」を携えていったそうです。そして、本書を読み通したフランスのジャーナリストに「ここにはモリモトのフィロソフィーがつまっている!」と絶賛されたそうです。
書名:Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions
著者:Morimoto Kikuo
発行所:IKTT
発行:2008年1月
※この「Bayon Moon」は、私家版です。基本的には、シエムリアップのIKTTのショップで販売しています。日本国内でのご購入に関しては、information@iktt.orgまでお問い合わせください。
【内容紹介】
森本さんの著書の英語版「Bayon Moon」を紹介します(A5判、160ページ)。これは、2002年夏の時点で、森本さん自身がまとめたものなのですが、なぜかこれまで日の目を見ずにいました。新刊『カンボジア絹絣の世界』と、1998年刊行の『メコンにまかせ』の間をつなぐ“幻”の原稿といえましょう。それが、森本さんの古くからの友人、ワシントン在住のLouise Cortさんの手によって英訳されました。
『メコンにまかせ』は、東北タイの村々をまわるなかでのさまざまな知見・経験を踏まえて、カンボジア・ユネスコの調査に携わり、やがてIKTTを設立するまでの記録といえるでしょう。一方、この「Bayon Moon」は、IKTTがシエムリアップへの移転を経て「伝統の森」の計画予定地がようやく確定し、いよいよ「伝統の森」再生計画を実施に移そうとするまでの出来事が、森本さんの過去のさまざまな経験とオーバーラップするように記されています。
この原稿が2002年の夏にまとめられたものということは、森本さんが研究所をシエムリアップに移転して2年が経ち、わずか数人で始めた工房が研修生の受け入れにより大きくなりつつある頃のことです。その頃「日本人のモリモトのところへいけば仕事がもらえる」とばかりに、働かせてくれという女性たちが毎日のように研究所を訪れていました。「ウチは福祉事務所じゃないぞ!」と愚痴をこぼしつつも、そんな彼女たちを少しずつ受け入れていった結果が、やがて400人近い数の研修生を抱える現在のIKTTへと発展したのです。
しかしその現実は、おそらく「この大人数を“食わせ”ていかなければ」という森本さんの切迫感でもあったはずです。そのことが森本さんの目をさらに先に向けさせました。カンボジア・ユネスコの調査で、多くの村々をまわったときの印象と、かつて東北タイの村を頻繁に訪れていたときの体験がオーバーラップし、ついには「伝統の森」再生計画のアイデアとして結実します。そして、それが実現に向けて動き出すのです。
2008年1月、フランスの旅行会社Asia Voyageがパリで開催したIKTTの展示会に、森本さんはできあがったばかりの、この「Bayon Moon」を携えていったそうです。そして、本書を読み通したフランスのジャーナリストに「ここにはモリモトのフィロソフィーがつまっている!」と絶賛されたそうです。
2009-05-03
「伝統の森」の本棚 設けました
「伝統の森」の木陰のバーチャル本棚という想定で、“ブクログ”という書籍紹介用のブログパーツをサイドバーに設置しました。本棚の左下にある「家」のようなロゴをクリックすると、ブクログ本体のサイトにジャンプします。ここでは、カンボジア、染織、森&農、アジアなどのキーワードで、関連資料をまとめてあります。個々の書籍・雑誌についてのコメントはしておりませんが、森本さんがこれまでたどってきた歩みや、アジアの伝統織物の現状、あるいは「伝統の森」で進行中のさまざまな試みを、これらの資料を通じて側面から補足しつつ、より深く理解するための書棚としてご活用いただければ幸いです。
なお、この本棚に表示される書誌データは、AmazonのデータベースにISBN登録されたものを使用するしくみになっています。そのため、ISBNコードをもたない出版物、たとえば、森本さんが私家版として出版した『Bayon Moon』、2003年に福岡市美術館で開催された『カンボジアの染織』展の図録、会員誌形式で発行されている『季刊 民族学』(No.112)、JALの機内誌/JALカード会員誌『Agora』(2006年11月号)、リビングデザインセンターが発行する『LIVING DESIGN』(vol.52)、あるいは森本さんが2004年にロレックス賞を受賞した際に、日本ロレックス社が主催した森本さんの講演会の会場で配布されたロレックス賞受賞者の活動を紹介するブロシュアー(冊子)などは、残念ながらここに表示できません。また、ISBNコードのある出版物であっても、Amazonに何らかの理由で画像登録されていないものは書影(表紙画像)の表示がなされません。その点、ご了承ください。
なお、この本棚に表示される書誌データは、AmazonのデータベースにISBN登録されたものを使用するしくみになっています。そのため、ISBNコードをもたない出版物、たとえば、森本さんが私家版として出版した『Bayon Moon』、2003年に福岡市美術館で開催された『カンボジアの染織』展の図録、会員誌形式で発行されている『季刊 民族学』(No.112)、JALの機内誌/JALカード会員誌『Agora』(2006年11月号)、リビングデザインセンターが発行する『LIVING DESIGN』(vol.52)、あるいは森本さんが2004年にロレックス賞を受賞した際に、日本ロレックス社が主催した森本さんの講演会の会場で配布されたロレックス賞受賞者の活動を紹介するブロシュアー(冊子)などは、残念ながらここに表示できません。また、ISBNコードのある出版物であっても、Amazonに何らかの理由で画像登録されていないものは書影(表紙画像)の表示がなされません。その点、ご了承ください。
2009-05-02
5月29日・30日、上越市での報告会のご案内
上越市での、2日連続の報告会開催の詳細が決まりました。じつは「伝統の森」の井戸は、上越市のみなさんの活動によって支えられているのです。
■5月29日(金)吉川会場
とき:2009年5月29日(金) 19時開始(20時30分終了予定)
ところ:吉川コミュニティプラザ(吉川総合事務所3F)
新潟県上越市吉川区下町1126
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
■5月30日(土)高田会場
とき:2009年5月30日(土)
展示と販売:11時から16時まで
報告会:13時30分開始(15時終了予定)
ところ:町屋交流館「高田小町」
新潟県上越市本町6-3-4(JR高田駅から徒歩10分)
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
両日とも、入場は無料
問い合わせ先:e-mail:cyoko@valley.ne.jp
tel:090-3217-5317(ワイ・トラベルサービス 横田)
※なお、5/13~20の間は海外出張中のためつながりません。
■5月29日(金)吉川会場
とき:2009年5月29日(金) 19時開始(20時30分終了予定)
ところ:吉川コミュニティプラザ(吉川総合事務所3F)
新潟県上越市吉川区下町1126
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
■5月30日(土)高田会場
とき:2009年5月30日(土)
展示と販売:11時から16時まで
報告会:13時30分開始(15時終了予定)
ところ:町屋交流館「高田小町」
新潟県上越市本町6-3-4(JR高田駅から徒歩10分)
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
両日とも、入場は無料
問い合わせ先:e-mail:cyoko@valley.ne.jp
tel:090-3217-5317(ワイ・トラベルサービス 横田)
※なお、5/13~20の間は海外出張中のためつながりません。
2009-04-30
5月21日、岐阜市「今昔庵」での報告会のご案内
5月下旬に、森本さんが一時帰国することが決まりました。それに合わせ、森本さんの報告会ならびにIKTTの布の展示・販売を行ないます。
■カンボジア・クメール伝統織物研究所:再生した伝統織物の村からの報告
とき:2009年5月21日(木)18時開場(19時講演開始)、21時終了予定
ところ:ぎゃらりー&カフェ 今昔庵 岐阜県岐阜市今町1-11
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる講演、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示と販売
定員:50名
入場:500円~(飲食代:コーヒー500円、お食事1500円、ケーキセット800円)
※お食事・ケーキセットを、ご希望の方は数量に限りがありますので、事前にお申し出ください。
申し込み先/問い合わせ先:e-mail:k.mizuno0802@gmail.com
Tel/Fax:058-295-1221(平野)
■カンボジア・クメール伝統織物研究所:再生した伝統織物の村からの報告
とき:2009年5月21日(木)18時開場(19時講演開始)、21時終了予定
ところ:ぎゃらりー&カフェ 今昔庵 岐阜県岐阜市今町1-11
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる講演、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示と販売
定員:50名
入場:500円~(飲食代:コーヒー500円、お食事1500円、ケーキセット800円)
※お食事・ケーキセットを、ご希望の方は数量に限りがありますので、事前にお申し出ください。
申し込み先/問い合わせ先:e-mail:k.mizuno0802@gmail.com
Tel/Fax:058-295-1221(平野)
2009-04-26
「もうひとつのスーダン・カンボジア...そして地球環境写真展」のご紹介
昨年5月に、「伝統の森」に滞在したフォトグラファー内藤順司さんの写真展『もうひとつのスーダン・カンボジア・・・そして地球環境写真展』が、鹿児島市の「かごしま環境未来館」で、まもなく開催されます。
と き:2009年5月9日(土)~5月24日(日)
火曜から土曜:9時30分から21時まで/日曜:9時30分から18時まで
※月曜日は休館となります
ところ:「かごしま環境未来館」鹿児島市城西2丁目1番5号
問い合わせ先:099-806-6666
また、この写真展に連動して期間限定のブログが立ち上がりました。こちらも、あわせてご覧ください。
▼未来の君たちへ見せたい写真展ブログ
と き:2009年5月9日(土)~5月24日(日)
火曜から土曜:9時30分から21時まで/日曜:9時30分から18時まで
※月曜日は休館となります
ところ:「かごしま環境未来館」鹿児島市城西2丁目1番5号
問い合わせ先:099-806-6666
また、この写真展に連動して期間限定のブログが立ち上がりました。こちらも、あわせてご覧ください。
▼未来の君たちへ見せたい写真展ブログ
2009-04-19
「蚕まつり2009」と「ファッションショー」のご案内
みなさま、森本喜久男です。
昨年の、ファッションショーが好評だったからなのでしょうか。今年(2009年)の「蚕まつり」と、「ファッションショー」の開催予定について、すでにいくつかの問い合わせが入るようになってきました。
今年の「蚕まつり」は9月6日(日)、その前日の5日(土)に、前夜祭として「ファッションショー」を開催する予定です。
*
わたしたちIKTTは、これまで「伝統の森」で、毎年9月の満月の日にあわせ、蚕まつりを行なってきました。
ご存知のとおり、わたしたちは、カンボジア伝統の絹織物を制作しています。そして、その絹織物を販売することで、わたしを含め400人以上の研修生たちの生活が成り立っています。いわば、お蚕さんにわたしたちは「食べさせて」もらっているのです。
しかし、生糸を取るためには、そのお蚕さんを繭のまま釜茹でにします。つまり殺生をすることになります。カンボジアでは多くの人たちが敬虔な仏教徒です。仏教徒にとって、殺生はしてはならないことのひとつです。わたしが14年前、カンポットのタコー村で伝統的養蚕を再開しようと働きかけたときも、村びとのなかには「殺生するのはいや」と いう声がありました。しかし、わたしは、これは無益な殺生ではない、わたしたち自身がそれで生かされているのだ、と村びとたちに説明したのです。
「伝統の森」で養蚕を開始し、その蚕たちの繭からはじめて生糸ができたとき、わたしはそのことを思い出しました。そして、わたしたちがこの地でアンコールの神がみに生かされていることに感謝し、さらにはお蚕さんに生かされていることに感謝して、蚕を供養をしようと思い立ちました。古い中国の資料にも、蚕を祭る儀式があったことが記されています。日本やベトナムには、蚕寺があるそうです。養蚕が盛んだったところでは、蚕を祭る習慣があっても不思議ではありません。
2003年の9月の満月の日、「伝統の森」で、はじめて蚕まつりを催しました。午前中は、お蚕さんを供養する儀式を行ない、IKTTの研修生全員で昼食をとります。食事の準備もみんなで分担して行ないます。食事のあとは、青空ディスコで盛り上がるのが定番となりました。
今年は、9月6日(日)に、その蚕まつりを開催いたします。さらに、5日(土)の夜には、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭を、「伝統の森」で開催いたします。このファッションショーの基本にあるのは、「自分たちが織り上げた布を、自分たちでまとって、ステージに立つ」ということです。自分たちの作っているものは、こんなにもすばらしいものなのだということを、IKTTのメンバーのひとりひとりに理解してほしいと思うのです。
昨年のファッションショーについては、見学された方たちから高い評価をいただきました。今年はさらなるバージョンアップを試みるつもりでいます。
みまさま、「伝統の森」の蚕まつりに、そして「伝統の森」のファッションショーにぜひともお越しください。お待ちしております。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、昨年(2008年)の前夜祭の様子を伝えるレポート(伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記)については、たとえば以下の記事をご参照願います。
▼伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記(メールマガジン「メコンにまかせ」[vol.126]掲載)
昨年の、ファッションショーが好評だったからなのでしょうか。今年(2009年)の「蚕まつり」と、「ファッションショー」の開催予定について、すでにいくつかの問い合わせが入るようになってきました。
今年の「蚕まつり」は9月6日(日)、その前日の5日(土)に、前夜祭として「ファッションショー」を開催する予定です。
*
わたしたちIKTTは、これまで「伝統の森」で、毎年9月の満月の日にあわせ、蚕まつりを行なってきました。
ご存知のとおり、わたしたちは、カンボジア伝統の絹織物を制作しています。そして、その絹織物を販売することで、わたしを含め400人以上の研修生たちの生活が成り立っています。いわば、お蚕さんにわたしたちは「食べさせて」もらっているのです。
しかし、生糸を取るためには、そのお蚕さんを繭のまま釜茹でにします。つまり殺生をすることになります。カンボジアでは多くの人たちが敬虔な仏教徒です。仏教徒にとって、殺生はしてはならないことのひとつです。わたしが14年前、カンポットのタコー村で伝統的養蚕を再開しようと働きかけたときも、村びとのなかには「殺生するのはいや」と いう声がありました。しかし、わたしは、これは無益な殺生ではない、わたしたち自身がそれで生かされているのだ、と村びとたちに説明したのです。
「伝統の森」で養蚕を開始し、その蚕たちの繭からはじめて生糸ができたとき、わたしはそのことを思い出しました。そして、わたしたちがこの地でアンコールの神がみに生かされていることに感謝し、さらにはお蚕さんに生かされていることに感謝して、蚕を供養をしようと思い立ちました。古い中国の資料にも、蚕を祭る儀式があったことが記されています。日本やベトナムには、蚕寺があるそうです。養蚕が盛んだったところでは、蚕を祭る習慣があっても不思議ではありません。
2003年の9月の満月の日、「伝統の森」で、はじめて蚕まつりを催しました。午前中は、お蚕さんを供養する儀式を行ない、IKTTの研修生全員で昼食をとります。食事の準備もみんなで分担して行ないます。食事のあとは、青空ディスコで盛り上がるのが定番となりました。
今年は、9月6日(日)に、その蚕まつりを開催いたします。さらに、5日(土)の夜には、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭を、「伝統の森」で開催いたします。このファッションショーの基本にあるのは、「自分たちが織り上げた布を、自分たちでまとって、ステージに立つ」ということです。自分たちの作っているものは、こんなにもすばらしいものなのだということを、IKTTのメンバーのひとりひとりに理解してほしいと思うのです。
昨年のファッションショーについては、見学された方たちから高い評価をいただきました。今年はさらなるバージョンアップを試みるつもりでいます。
みまさま、「伝統の森」の蚕まつりに、そして「伝統の森」のファッションショーにぜひともお越しください。お待ちしております。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、昨年(2008年)の前夜祭の様子を伝えるレポート(伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記)については、たとえば以下の記事をご参照願います。
▼伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記(メールマガジン「メコンにまかせ」[vol.126]掲載)