2015-01-31

TBS「世界ふしぎ発見!」のウェブサイトで次回の番組内容が紹介されました

 2月7日放送の「日立 世界ふしぎ発見!」の特別版『世界で出会ったステキな日本人79分スペシャル』の告知が、TBSの番組ウェブサイトで始まりました。
 「伝統の森」を訪れたミステリーハンター宮地眞理子さんのコメントも紹介されています。
 以下の画像は「世界ふしぎ発見!」の番組ウェブサイトから引用させていただいています。

2015-01-28

2月7日『世界ふしぎ発見!』で森本さんが紹介されます

 2月7日放送の『世界ふしぎ発見!』で、森本さんが紹介されます。
 以下、Yahoo!ニュースからの引用です。

『世界ふしぎ発見!』29年目で初の“クイズなし”
  2月7日に放送されるTBS系の長寿番組『世界ふしぎ発見!』の特別版『世界で出会ったステキな日本人79分スペシャル』が、クイズを出題せず、トークとVTRのみでの構成で放送されることが27日、わかった。クイズが出題されないのは1986年4月の放送開始以来、初めての試みとなる。
 今回は、絶景でもミステリーでもなく、世界で活躍している日本人4人を紹介し、成功までの道のりなどを届ける。これまでにもニュージランドで「星空を世界遺産にしよう」と提案した日本人の物語も扱ったが、パネラーなどから「もっとスタジオで、その人のことを知りたい、トークしてほしかった」との意見が寄せられた。また一部の出演者からも「もっとトークをしたい」との声があったため、“クイズなし”を踏み切った。
 クイズを取り入れない理由について、佐藤寿一チーフディレクターは「今回は、人物を扱うので、VTRからクイズというよりも、その人のことをもっと知ろうとするのが自然の流れだと思った」と説明し、「感動的なVTRがあっても、クイズ番組の宿命として、感想を言わずにクイズコーナーに移ってしまうと、これまでの余韻が言えないときもある」とした。“クイズなし”には「葛藤はなかった」というが「今後クイズがなくなるということは、もちろん考えていない」と話している。
 国外で活躍する日本人を取り上げる番組は他局でも放送されているが、佐藤氏は「他番組の差別化として、そこで“何かを成し得た人”に取材対象を絞った」といい、「我々の自負としては『こんなところに日本人が住んでいるの?』ではなく、現地の人に評価されるまでの人に出ていただくのがいいと判断し、一歩踏み込んだものにしたかった」と語った。
 今回のスペシャルでは、内戦後のカンボジアで水道水を飲めるように下北九州市上下水道局の木山聡氏、日本人ではじめてローマ法王の銅像を作ったイタリア在住の彫刻家・奥村信之氏、エクアドルで糖度20という世界一甘いいちご「はるかルビー」を育てた西川公一郎氏、カンボジアで絹織物を復活させた友禅職人・森本喜久男氏の4人を紹介する。


【以上、Yahoo!ニュースより一部抜粋のうえ再掲】

2015-01-23

「伝統の森」のさらなる発展のために

 「伝統の森」のさらなる発展のために、という森本さんからの呼びかけを、1月23日付で配信されたメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.297)からの引用で、ご紹介します。

「伝統の森」のさらなる発展のために
 IKTT(クメール伝統織物研究所)は、カンボジアの伝統織物の復興とその活性化をミッションとして1996年に設立されました。その前年、わたし森本喜久男は個人として、カンポット州タコー村の村びとたちと、伝統的養蚕の再開プロジェクトに着手しました。それは、生糸なくして織物の復興はありえないと考えたからです。
 養蚕を継続していくには、蚕のエサとなる桑の葉を確保することが必要です。そのため、桑の苗木を育て、養蚕を支える活動を、日本の多くの方々にご支援していただいてきました。それが「桑の木基金」です。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 そして2003年2月、「伝統の森再生計画」の始動とともに、「桑の木基金」はさらなる転機を迎えました。「伝統の森」では、桑の木のみならず、綿花や自然染色の染め材となる植物 ―― 藍、プロフー(フクギ)、ライチ、インディアン・アーモンド(モモタマナ)、そしてラックカイガラムシが棲む木など ―― の苗を準備し、カンボジアの伝統織物を支えていた自然環境(=森)の再生・復興を進めています。そのため、「桑の木基金」はその対象を桑の苗木に限定せず、森の再生に必要な苗木を準備するための基金として継続させていただくことにしました(「桑の木基金」の名称は、活動の象徴として残しています)。
 伝統織物の復活と、それを包み込む豊かな自然環境を取り戻し、カンボジアの大地に豊かな“森”を育てるために、みなさまのご支援ご協力を、ここにあらためてお願いいたします。
 桑の木基金は、苗木3本を一口とし、一口3000円とさせていただきます。
森本 喜久男

【郵便局口座の場合】 【ゆうちょ銀行の口座の場合】
口座 国際ボランティア貯金 ぱるる 店番 448
記号 14400-2 店名 四四八店(ヨンヨンハチ店)
番号 29352321 口座 普)2935232
名義 森本喜久男 名義 森本喜久男



【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事から再掲】
※メールマガジン「メコンにまかせ」の講読は、こちらからお申し込みください(講読無料)。


2015-01-11

『カンボジアに村をつくった日本人』まもなく発売です

 まもなく、森本さんの新刊 『カンボジアに村をつくった日本人―世界から注目される自然環境再生プロジェクト』 が、白水社より上梓されます。
 『メコンにまかせ』の上梓が1998年、『カンボジア絹絣の世界』が2008年でした。また、2008年には英語版の『BAYON MOON』も出版されました。
 今回の『カンボジアに村を作った日本人』は、上記3冊の内容に加えて、カンボジアユネスコへ提出した報告書「カンボジアに於ける絹織物の製造と市場の現況」のフィールドワークも一部反映しつつ、最近の「伝統の森」をベースにした、いくつもの活動についても記されています。また、できるかぎり時系列に沿って内容を整理し直したことで、1980年に森本さんがバンコクの国立博物館ですばらしい絣布を目にしてから現在に至るまでの35年に近いあゆみを、追いかけることができる内容にもなっています。
 バンコク時代の、東北タイの村びととの共同作業と「バイマイ」での仕事。カンボジアユネスコからの委託によるフィールドワーク。タコー村での伝統的養蚕の再開、そしてIKTTの設立。IKTTのシエムリアップへの移転と工房開設、「伝統の森」再生計画の進展・・・。京友禅の染師というキャリアと、東北タイでの経験をもとに、カンボジアの伝統織物の復興に始まったIKTTの活動は、織物の復元・再生のみならず、いまでは「森」に象徴される自然の再生と、「村」という人びとの暮らしの再生へと発展しています。
 そんな新刊を紹介するプロモーションサイトも立ち上がりました。下記、画像をクリックしてご覧いただければ幸いです。

2015-01-10

民博で開催された特別展「世界の織機と織物―織って!みて!織りのカラクリ大発見」の図録が発売されています

 2012年の秋に民博(正しくは、国立民族学博物館)で開催された特別展「世界の織機と織物―織って!みて!織りのカラクリ大発見」の図録が発売になっています。A5判変形、396ページという立派なものです。
 膨大な資料のためか、特別展開催中の発行が間に合わなかったとうかがっていましたが、いつのまにか完成していました。
 特別展をご覧になった方であれば納得いただけると思いますが、「織物とはなにか」「織機とはなにか」を考え、そこから「織りのカラクリ」の分析と分類をつきつめていった壮大な研究の貴重な結果です。ご興味のあるる方は、ぜひともご覧ください。

『世界の織機と織物』
価格:4,243円(税別)
編著:吉本忍
作図:柳悦州
発行:国立民族学博物館

2015-01-09

集広舎ウェブサイトで、森本さんの活動と「伝統の森」が紹介されています

 集広舎ウェブサイトで「アジアから見る日中」という連載をされている須賀努さんが、「カンボジア 世界一持続可能な村へ」と題して、森本さんの活動と「伝統の森」を紹介されています。