「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間のところにあります。
この「右回りルート」は、途中までは、一般にはバンテアイスレイあるいはプノム・クーレンに向かうルートとして説明されているルートと同じです。
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを右に折れ、やがてスラスランの水面を右に見ながら回り込み、さらに先へと進みます。悪路とされていたバンテアイスレイへの道も、いまでは舗装され、快適な道が続きます。
バンテアイスレイ・バタフライセンター(Banteay Srey Butterfly Center、BBC)を過ぎ、道路の左側に果物や清涼飲料水を並べた屋台が続くエリアを越え、左手の田んぼの先に無線塔のようなものが見えるとまもなく、左折する道があります。 曲がり角の、緑色のIKTTと書かれた看板(写真右上)を確認して左折し、未舗装の道を進みます。寺院の手前を右に曲がり、あとは道なりに進みます。田圃の広がる中を進み、木立が増えてきたころに小さな橋を渡ります。さらにしばらく行くと、左手に「伝統の森」の入口が現われます(写真右下)。
2012年8月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。
2009-08-31
2009-08-30
ギャラリー(バティック)を新設しました
サイドバーに、ギャラリー(バティック)を新設しました。
今回、ご紹介するのは、森本さんがここ数か月の間に制作してきた手描きバティック10枚です(画像は部分、20点あります)。
使う布はもちろん、IKTTで織り上げられた生成りのシルクです。染料も、IKTTで使っている自然染料の組み合わせです。
友禅職人だった森本さんが、京都時代に身につけた「素描き友禅」の技そのままに、布に筆でロウを引き(下書きなし!)、染め重ねていきます。
主なモティーフは、以前から森本さんが好んで描いている“生命の木”です。この布を仕上げながら、森本さんはこんな発言をしていました。
「これまで意識したことはなかったんだけど、僕が描いている“生命の木”が、だんだんバイヨン寺院の壁画にある生命樹のレリーフに似てきているんだよね」
この布たちは、まもなく開催される「蚕まつり2009」の前夜祭のファッションショーで、IKTTのモデルたちの身にまとわれる予定です。

今回、ご紹介するのは、森本さんがここ数か月の間に制作してきた手描きバティック10枚です(画像は部分、20点あります)。
使う布はもちろん、IKTTで織り上げられた生成りのシルクです。染料も、IKTTで使っている自然染料の組み合わせです。
友禅職人だった森本さんが、京都時代に身につけた「素描き友禅」の技そのままに、布に筆でロウを引き(下書きなし!)、染め重ねていきます。
主なモティーフは、以前から森本さんが好んで描いている“生命の木”です。この布を仕上げながら、森本さんはこんな発言をしていました。
「これまで意識したことはなかったんだけど、僕が描いている“生命の木”が、だんだんバイヨン寺院の壁画にある生命樹のレリーフに似てきているんだよね」
この布たちは、まもなく開催される「蚕まつり2009」の前夜祭のファッションショーで、IKTTのモデルたちの身にまとわれる予定です。
2009-08-16
「蚕まつり2009」の準備が始まりました
仏僧を招いての蚕供養は、6日の朝8時30分の開始予定です。そして、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭は、5日の18時開始予定とのことです(20時30分終了予定)。
この「蚕まつり2009」に参加をご希望される方は、恐れ入りますが、事前にiktt@hotmail.com〔@を半角英数に変換してご送信ください〕まで
ご連絡をお願いいたします。なお、「伝統の森」にはゲストハウスが併設されていますが、このゲストハウスは一般営業のゲストハウスではないため、飛び込みでの宿泊受け入れはしておりません。ゲストハウスの宿泊申し込みについても、同じくiktt@hotmail.comまで事前にご確認をお願いいたします。
(写真は、出演者たちひとりひとりの衣装合わせをしている森本さんです)
2009-08-14
ANAトラベルナビゲーターでIKTTの絹織物が紹介されました
全日空の機内上映ムービー「ANAトラベルナビゲーター」の5月上映分に、「悠久の都 アンコール・ワット フォーエバー」という特集があり、アンコール遺跡群とシエムリアップの街が紹介されました。この特集で、IKTTの絹織物も取り上げられました。
機内上映はすでに終了していますが、このムービーが、全日空のサイト(ANAトラベルナビゲーター/バックナンバー)で公開されています。ぜひともご覧ください。
機内上映はすでに終了していますが、このムービーが、全日空のサイト(ANAトラベルナビゲーター/バックナンバー)で公開されています。ぜひともご覧ください。
2009-07-29
8月1日発売、「をちこち(遠近)」30号に森本さん寄稿
8月1日発売の
「をちこち(遠近)」30号(特集=メコンの暮らしから考える「人間と川」)に、森本さんが執筆した「豊かな自然と歴史がカンボジアの染め織りを支えてきた」というタイトルの原稿が掲載されます。
見開き4ページほどの原稿のなかに、ユネスコからの委託でカンボジア各地の織物の村を回り、そのことがきっかけとなりIKTTを立ち上げたこと、その後、シエムリアップの工房で研修生を受け入れ始め、さらには「伝統の森」再生計画に着手するに至った、これまでの経緯と、伝統の染め織りは自然とともにあったこと、そしてカンポジアの絹織物の特徴は、「綾織」と「絣」という、文化的背景が異なる2つの技法が融合したところにあるということなどをまとめています。すでに森本さんの『カンボジア絹絣の世界』をお読みになった方々にも、新しい観点が加わった刺激的な論考であるように思います。みなさま、ぜひともご覧ください。
この「をちこち(遠近)」は、国際交流基金が編集発行する隔月刊誌です(発売元は山川出版社)。
お求めは、アジア文庫をはじめとするお近くの書店あるいはインターネット書店からご注文ください。
定価:525円(本体500円)
発行:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
発売:山川出版社
ISBN:978-4-634-58048-0
「をちこち(遠近)」30号(特集=メコンの暮らしから考える「人間と川」)に、森本さんが執筆した「豊かな自然と歴史がカンボジアの染め織りを支えてきた」というタイトルの原稿が掲載されます。見開き4ページほどの原稿のなかに、ユネスコからの委託でカンボジア各地の織物の村を回り、そのことがきっかけとなりIKTTを立ち上げたこと、その後、シエムリアップの工房で研修生を受け入れ始め、さらには「伝統の森」再生計画に着手するに至った、これまでの経緯と、伝統の染め織りは自然とともにあったこと、そしてカンポジアの絹織物の特徴は、「綾織」と「絣」という、文化的背景が異なる2つの技法が融合したところにあるということなどをまとめています。すでに森本さんの『カンボジア絹絣の世界』をお読みになった方々にも、新しい観点が加わった刺激的な論考であるように思います。みなさま、ぜひともご覧ください。
この「をちこち(遠近)」は、国際交流基金が編集発行する隔月刊誌です(発売元は山川出版社)。
お求めは、アジア文庫をはじめとするお近くの書店あるいはインターネット書店からご注文ください。
定価:525円(本体500円)
発行:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
発売:山川出版社
ISBN:978-4-634-58048-0
2009-07-26
京都市美術館「8.15国際平和美術展」にIKTTの絣布が展示されます

京都市美術館で開催される、第17回「8.15国際平和美術展」に、IKTTの絣布が展示されることになりました(入場無料)。
スペースも限られるため(個展ではないので)、ピダンとサンポットをそれぞれ1枚づつ、あとは絣柄のスカーフ数点と、インドシナ原産の黄金色の生糸が展示される予定とのことです。
なお、資料映像上映コーナーが設けられ、国立民族学博物館によるスバエク・トム(カンボジアの影絵芝居)のドキュメンタリー映像とともに、DVDビデオ「蚕まつり2008(完全版)」も上映される予定です。
会期は、7月29日(水)から8月2日(日)までの5日間です(最終日は、12時までですのでご注意ください)。
と き:7月29日(水)~8月2日(日)
開館時間:9時~17時まで
(入場は16時30分まで)
ところ:京都市美術館(本館2階)
京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
TEL:075-771-4107
▼京都市美術館(アクセス)
2009-07-10
クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて
現在、IKTTのWebサイトは、日本語、英語、クメール語で制作されています(すべての記事が3言語になっているわけではありません)。英語のテキストは、森本さんがメルマガ「メコンにまかせ」などに書いたものを、ボランティアの松岡さんが取捨選択しつつ、英訳したものが掲載されています。そして現在、その英訳された記事などのクメール語への翻訳を、IKTTスタッフであるサーカー青年が取り組みはじめています。
その、クメール語に翻訳されたものを、森本さんがIKTTのスタッフに見せたところ、みな一生懸命読んでいるようです。「お絵描き組」についての原稿を読んだ、お絵描き組の女性からは「なぜ給料を払いながら、絵を毎日描かせているのか、今日これを読んではじめてわかった、ありがとう」という反応があったそうです。サーカー君も、大学の同級生とその翻訳を読んで議論をすることもあるとのこと。さまざまな反応を見るうちに、森本さんは、このクメール語の翻訳を一冊の小冊子にまとめることを思い立ちます。
じつは一般のカンボジアの人たちにとって、黄金色に輝くクメールシルクや精緻な柄のピダンも、ラックや藍などの自然染料による染色も、もはや身近な存在ではありません。「伝統の森」を視察した政府の役人やNGOのローカルスタッフのなかに、なぜIKTTが化学染料を使わず、自動織機の並んだ工場も作らず、高床式家屋の階下で昔ながらの機織りをやっているのか、不審に思った人がいてもおかしくないのです。
カンボジアのたくさんの人たちに、カンボジアの伝統織物のすばらしさ、伝統の技を受け継ぐことの意味、染め織りの作業がその土地の自然と密接な関係があることなどを伝え、IKTTの活動の意図を理解してもらうためにも、この小冊子の発行は意味あるものとなるはずです。
以下、森本さんからみなさまへの呼びかけを、一部修正のうえ掲載いたします。
《クメール語小冊子『森の知恵』発行へのご寄付のお願い》
当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えておりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメール語小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できればと考えるようになりました。カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。
発行部数は1000部を想定しておりますが、資金的に可能であれば部数を増していきたいと考えております。寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。
なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の末尾に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com)までメールで〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、ローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
※クメール語小冊子『森の知恵』が出版にいたる経緯は、メールマガジン「メコンにまかせ」のvol.160とvol.161に掲載されました。vol.160ならびにvol.161の該当部分は、以下をご覧ください。
▼クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.160より
▼続・クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.161より
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
その、クメール語に翻訳されたものを、森本さんがIKTTのスタッフに見せたところ、みな一生懸命読んでいるようです。「お絵描き組」についての原稿を読んだ、お絵描き組の女性からは「なぜ給料を払いながら、絵を毎日描かせているのか、今日これを読んではじめてわかった、ありがとう」という反応があったそうです。サーカー君も、大学の同級生とその翻訳を読んで議論をすることもあるとのこと。さまざまな反応を見るうちに、森本さんは、このクメール語の翻訳を一冊の小冊子にまとめることを思い立ちます。
じつは一般のカンボジアの人たちにとって、黄金色に輝くクメールシルクや精緻な柄のピダンも、ラックや藍などの自然染料による染色も、もはや身近な存在ではありません。「伝統の森」を視察した政府の役人やNGOのローカルスタッフのなかに、なぜIKTTが化学染料を使わず、自動織機の並んだ工場も作らず、高床式家屋の階下で昔ながらの機織りをやっているのか、不審に思った人がいてもおかしくないのです。
カンボジアのたくさんの人たちに、カンボジアの伝統織物のすばらしさ、伝統の技を受け継ぐことの意味、染め織りの作業がその土地の自然と密接な関係があることなどを伝え、IKTTの活動の意図を理解してもらうためにも、この小冊子の発行は意味あるものとなるはずです。
以下、森本さんからみなさまへの呼びかけを、一部修正のうえ掲載いたします。
《クメール語小冊子『森の知恵』発行へのご寄付のお願い》
当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えておりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメール語小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できればと考えるようになりました。カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。
発行部数は1000部を想定しておりますが、資金的に可能であれば部数を増していきたいと考えております。寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。
なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の末尾に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com)までメールで〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、ローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
IKTT(クメール伝統織物研究所) 森本喜久男
※クメール語小冊子『森の知恵』が出版にいたる経緯は、メールマガジン「メコンにまかせ」のvol.160とvol.161に掲載されました。vol.160ならびにvol.161の該当部分は、以下をご覧ください。
▼クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.160より
▼続・クメール語の小冊子 ~「メコンにまかせ」vol.161より
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
2009-07-03
IKTTのDVDビデオ「蚕まつり2008」が完成しました
昨年9月に「伝統の森」で開催された“蚕まつり2008”の映像を収めたDVDビデオ「蚕まつり2008/The Silkworm Festival 2008 at "Wisdom from the Forest"」が、ようやく完成しました。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版が上映されましたが、今回リリースされるのはその完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」での活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
このDVDの、いちばんの見どころといえば、なんといっても豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行された前夜祭のメインイベント、ファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとってステージに登場した、男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏、そして「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も、垣間見ることができるででしょう。
このDVDの発売日、ならびに入手方法等については、詳細が確定でき次第、IKTTのWebサイトならびにメールマガジン「メコンにまかせ」で告知される予定です。
もちろん、このIKTT Japan Newsでもご案内させていただきます。ご期待ください。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版が上映されましたが、今回リリースされるのはその完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」での活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
このDVDの、いちばんの見どころといえば、なんといっても豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行された前夜祭のメインイベント、ファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとってステージに登場した、男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏、そして「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も、垣間見ることができるででしょう。
このDVDの発売日、ならびに入手方法等については、詳細が確定でき次第、IKTTのWebサイトならびにメールマガジン「メコンにまかせ」で告知される予定です。
もちろん、このIKTT Japan Newsでもご案内させていただきます。ご期待ください。
2009-06-25
「クロワッサン」で『カンボジア絹絣の世界』が紹介されました
本日(6月25日)発売の「クロワッサン」760号のブックコーナー(最近出版されたぜひお勧めの本)p.117で、森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』(NHKブックス)が紹介されました。
先日、茶房・高円寺書林で行なわれたトークショー会場に、ご担当の方がご来場された上での記事掲載です。
この『カンボジア絹絣の世界』は、先日開催された各地の報告会会場でも、手に取られてページを繰る方、そしてお買い求めいただいた方をたくさんお見かけしました。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひお求めのうえ、ご覧ください。
先日、茶房・高円寺書林で行なわれたトークショー会場に、ご担当の方がご来場された上での記事掲載です。
この『カンボジア絹絣の世界』は、先日開催された各地の報告会会場でも、手に取られてページを繰る方、そしてお買い求めいただいた方をたくさんお見かけしました。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひお求めのうえ、ご覧ください。
2009-06-20
カレンダーギャラリー 設けました
サイドバーに、カレンダーギャラリーを設けました。
IKTT Japanでは、2006年の秋からIKTT Calenderを制作しています。IKTTのシルクの販売以外に、日本でIKTTの活動を紹介しつつ、
なおかつ販売収益によってIKTTの活動支援となるツールはないものかと考えた結果、カレンダーの制作・販売に取り組むことにしました。
IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布の制作工程や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えたのです。
このカレンダーギャラリーでは、これまでのIKTT Calenderで使用したビジュアルをご紹介していきます。現在、表示しているものは、「IKTT Calender 2007」から「IKTT Calender 2010」で使用している画像です。
なお、「IKTT Calender」については、information@iktt.org まで、お問い合わせください。
IKTT Japanでは、2006年の秋からIKTT Calenderを制作しています。IKTTのシルクの販売以外に、日本でIKTTの活動を紹介しつつ、
なおかつ販売収益によってIKTTの活動支援となるツールはないものかと考えた結果、カレンダーの制作・販売に取り組むことにしました。IKTTのシルクをお求めいただいた方のなかには、インターネットやメールをなさらない方もいらっしゃいます。そうした方たちへカレンダーという印刷物のかたちでIKTTの絣布の制作工程や「伝統の森」の様子などをご紹介することもでき、またこのカレンダーをきっかけにして、IKTTの活動に興味を持たれる方もいるのではないかと考えたのです。
このカレンダーギャラリーでは、これまでのIKTT Calenderで使用したビジュアルをご紹介していきます。現在、表示しているものは、「IKTT Calender 2007」から「IKTT Calender 2010」で使用している画像です。
なお、「IKTT Calender」については、information@iktt.org まで、お問い合わせください。
2009-06-13
LIVING DESIGN(vol.52 / 2007 summer)
【書誌データ】
発行・編集:(株)リビング・デザインセンター
発行:2007年7月
※CLUB OZONE会員誌(季刊、vol.52)
【内容紹介】
特集「モダンデザインが憧れるインド」と題したなかでの「海のシルクロードを行く~Road to SILK! from Delhi to Siem Reap」という企画で、デリー、マンダレー、チェンマイ、ビエンチャン、シエムリアップという5つの都市の工房/アーチストが各1ページづつ紹介されています。
A4判の誌面1ページでの紹介ではありますが、15点のカットと短い紹介文を組み合わせて、IKTTの雰囲気をうまく捉えている構成になっています。
「伝統の森」のショップでは、LIVING DESIGN編集部ならびにIKTTの取材を担当された杉浦裕さんの了承を得て、このIKTTのページの拡大コピーをポスターのように使わせていただいております。
なお、本誌はリビング・デザインセンターOZONEによる、CLUB OZONE 会員誌のため、残念ながら書店等での販売はなされておりません。

発行・編集:(株)リビング・デザインセンター
発行:2007年7月
※CLUB OZONE会員誌(季刊、vol.52)
【内容紹介】
特集「モダンデザインが憧れるインド」と題したなかでの「海のシルクロードを行く~Road to SILK! from Delhi to Siem Reap」という企画で、デリー、マンダレー、チェンマイ、ビエンチャン、シエムリアップという5つの都市の工房/アーチストが各1ページづつ紹介されています。
A4判の誌面1ページでの紹介ではありますが、15点のカットと短い紹介文を組み合わせて、IKTTの雰囲気をうまく捉えている構成になっています。
「伝統の森」のショップでは、LIVING DESIGN編集部ならびにIKTTの取材を担当された杉浦裕さんの了承を得て、このIKTTのページの拡大コピーをポスターのように使わせていただいております。
なお、本誌はリビング・デザインセンターOZONEによる、CLUB OZONE 会員誌のため、残念ながら書店等での販売はなされておりません。
2009-06-07
ワイ・トラベルサービス「アンコールワットとIKTT蚕祭り参加の旅」のご紹介
新潟発「アンコールワットとIKTT蚕祭り参加の旅」を、上越市のワイ・トラベルサービスからご案内いただきました。4日(金)新潟発、6日(日)夜帰国(7日・新潟着)の4日間コースと、9日(水)夜帰国(10日・新潟着)の7日間コースの2つです。
森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界』のなかに「じつは『伝統の森』の井戸はすべて新潟県の上越のみなさんからの寄付金で掘られている。感謝。」とあります。「伝統の森」が始まって以来、ワイ・トラベルサービスが中心となって募金やカンパを続けていただいているからなのです。
なお、ツアーの詳細については、cyoko@valley.ne.jp〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、あるいは、電話:090-3217-5317までお問い合わせください。
森本さんの著書『カンボジア絹絣の世界』のなかに「じつは『伝統の森』の井戸はすべて新潟県の上越のみなさんからの寄付金で掘られている。感謝。」とあります。「伝統の森」が始まって以来、ワイ・トラベルサービスが中心となって募金やカンパを続けていただいているからなのです。
なお、ツアーの詳細については、cyoko@valley.ne.jp〔@を半角英数に変換してご送信ください〕、あるいは、電話:090-3217-5317までお問い合わせください。
2009-06-06
日本エコプランニングサービス「IKTT “伝統の森” 蚕祭りツアー」のご紹介
昨年(2008年)に引き続き、今年も(株)日本エコプランニングサービス(JEPS)による「IKTT “伝統の森” 蚕祭りツアー」の募集が始まりました。詳細については、以下のサイトでご確認ください。
▼日本エコプランニングサービス「IKTT“伝統の森”蚕祭りツアー」
▼日本エコプランニングサービス「IKTT“伝統の森”蚕祭りツアー」
2009-06-01
上田ケーブルビジョンで、信州大学繊維学部での森本さんの講演会が紹介されています
去る5月25日(月)に信州大学繊維学部で開催された、森本さんの講演会(グローバルCOE特別講演会「ゴールデンシルクに魅せられて」)の様子が、上田ケーブルビジョンのUCVレポートで紹介されました。
▼上田ケーブルビジョン「UCVレポート2009.5.26 カンボジアのシルク」
このニュースの動画配信は、上田ケーブルビジョンのWebサイト上で、7月10日まで無料で視聴できます(それ以降はUCVNET加入者のみ)。
なお、講演会の模様は、6月27日(土)に上田ケーブルビジョン(UCV1)で紹介される模様です(残念ながら、この講演会の放送はWeb上での公開予定はないそうです)。
放送時間は、6:15、9:15、12:15、15:15、19:15、22:15の6回が予定されています。
▼上田ケーブルビジョン「UCVレポート2009.5.26 カンボジアのシルク」
このニュースの動画配信は、上田ケーブルビジョンのWebサイト上で、7月10日まで無料で視聴できます(それ以降はUCVNET加入者のみ)。
なお、講演会の模様は、6月27日(土)に上田ケーブルビジョン(UCV1)で紹介される模様です(残念ながら、この講演会の放送はWeb上での公開予定はないそうです)。
放送時間は、6:15、9:15、12:15、15:15、19:15、22:15の6回が予定されています。
ネット上で読める森本さんに関する主な記事
検索していけばたどりつけるものではありますが、主なものを以下にご紹介しておきます。(2009年5月31日現在)
●西日本新聞(2002-07-03)
「難民 カンボジアに生きる⑤~復興 夢と希望を紡いで織る」
●サイバー日本館/ニッポンカン新聞〔第15号3面〕(2005-01-14)
「環境のしごと(No.15)自然とともにある布の文化をよみがえらせる人」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-03)
「カンボジア染織の『復興支援』(1)現地に根づく支援」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-05)
「カンボジア染織の『復興支援』(2)25年間の断絶」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-06)
「カンボジア染織の『復興支援』(3)在来種の黄色い繭の復活」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-07)
「カンボジア染織の『復興支援』(4)絹絣はクメール文化」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-09)
「カンボジア染織の『復興支援』(5)織った布は売らずに貯える」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-11)
「カンボジア染織の『復興支援』(6)草木染は難しくない」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-13)
「カンボジア染織の『復興支援』(7)有給で染織の研修」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-15)
「カンボジア染織の『復興支援』(8)ラック虫(赤色染料)の森の再生」
●バンコク週報〔トラベル日記〕(2005-08-15_21)
カンボジア・絹織物の復興から新しい農村作りへ
●「月刊みんぱく」〔エッセイ 世界へ≫世界から〕(2006-05-01)
「カンボジアで、今、光っている人材育成」
●インターネット新聞JanJan〔編集委員時評〕(2008-02-04)
「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」
●「カンボジア クロマートラベルガイドブック(Vol.7)」(Apr-Jun 2008)
「特集3 甦るカンボジアシルク」
●西日本新聞(2002-07-03)
「難民 カンボジアに生きる⑤~復興 夢と希望を紡いで織る」
●サイバー日本館/ニッポンカン新聞〔第15号3面〕(2005-01-14)
「環境のしごと(No.15)自然とともにある布の文化をよみがえらせる人」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-03)
「カンボジア染織の『復興支援』(1)現地に根づく支援」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-05)
「カンボジア染織の『復興支援』(2)25年間の断絶」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-06)
「カンボジア染織の『復興支援』(3)在来種の黄色い繭の復活」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-07)
「カンボジア染織の『復興支援』(4)絹絣はクメール文化」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-09)
「カンボジア染織の『復興支援』(5)織った布は売らずに貯える」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-11)
「カンボジア染織の『復興支援』(6)草木染は難しくない」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-13)
「カンボジア染織の『復興支援』(7)有給で染織の研修」
●インターネット新聞JanJan〔ウェブ探検〕(2005-06-15)
「カンボジア染織の『復興支援』(8)ラック虫(赤色染料)の森の再生」
●バンコク週報〔トラベル日記〕(2005-08-15_21)
カンボジア・絹織物の復興から新しい農村作りへ
●「月刊みんぱく」〔エッセイ 世界へ≫世界から〕(2006-05-01)
「カンボジアで、今、光っている人材育成」
●インターネット新聞JanJan〔編集委員時評〕(2008-02-04)
「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」
●「カンボジア クロマートラベルガイドブック(Vol.7)」(Apr-Jun 2008)
「特集3 甦るカンボジアシルク」
2009-05-15
5月23日、「茶房 高円寺書林」トークショーのご案内
昨年2月に『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』発売の際に、サイン会を開催していただいた、茶房 高円寺書林さんで、トークショーを行ないます。
■森本喜久男トークショー「よみがえる布、よみがえる暮らし」
とき:2009年5月23日(土)14時より(16時終了)
ところ:茶房 高円寺書林 杉並区高円寺北3-24-2 (高円寺駅北口徒歩4分)
アクセス:高円寺駅北口より純情商店街アーチを入り北進、つきあたって左折、庚申通りを北へ、レンタルショップドラマを左折すぐ
参加費:500円(1ドリンクつき)
※予約者優先となりますが、当日参加も歓迎いたします(予約先:茶房 高円寺書林:03-6768-2412)。
■森本喜久男トークショー「よみがえる布、よみがえる暮らし」
とき:2009年5月23日(土)14時より(16時終了)
ところ:茶房 高円寺書林 杉並区高円寺北3-24-2 (高円寺駅北口徒歩4分)
アクセス:高円寺駅北口より純情商店街アーチを入り北進、つきあたって左折、庚申通りを北へ、レンタルショップドラマを左折すぐ
参加費:500円(1ドリンクつき)
※予約者優先となりますが、当日参加も歓迎いたします(予約先:茶房 高円寺書林:03-6768-2412)。
2009-05-14
5月25日、信州大学繊維学部での講演会のご案内
信州大学繊維学部での講演会です。同学部は、明治43年に設立された上田蚕糸専門学校を前身にもつ、お蚕さんとは非常に縁のあるところです。
■森本喜久男講演会:ゴールデンシルクに魅せられて
とき:2009年5月25日(月) 15時開始(16時30分終了予定)
ところ:信州大学 繊維学部 総合研究棟7階 ミーティングルーム(1)
長野県上田市常田3-15-1
アクセス:JR上田駅から徒歩20分 または上田駅お城口からバス
バス停1番のりばから千曲バス「昭栄前」下車
バス停4番のりばから上電バス「イオン上田SC前」下車
演題:ゴールデンシルクに魅せられて ~カンボジアで産出される生糸の特徴と伝統的な染織技術のすばらしさ
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:fujininu@shinshu-u.ac.jp
※会場では、クメール伝統織物の展示やパネルの展示なども行ないます。
■森本喜久男講演会:ゴールデンシルクに魅せられて
とき:2009年5月25日(月) 15時開始(16時30分終了予定)
ところ:信州大学 繊維学部 総合研究棟7階 ミーティングルーム(1)
長野県上田市常田3-15-1
アクセス:JR上田駅から徒歩20分 または上田駅お城口からバス
バス停1番のりばから千曲バス「昭栄前」下車
バス停4番のりばから上電バス「イオン上田SC前」下車
演題:ゴールデンシルクに魅せられて ~カンボジアで産出される生糸の特徴と伝統的な染織技術のすばらしさ
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:fujininu@shinshu-u.ac.jp
※会場では、クメール伝統織物の展示やパネルの展示なども行ないます。
2009-05-13
5月24日、杉並区での報告会のご案内
■シエムリアップ・森本喜久男 現地からの報告
とき:2009年5月24日(日)
報告会:13時30分開場(14時開始)
展示と販売:13時30分開場(16時終了)
ところ:杉並区立 西荻地域区民センター (JR西荻窪駅北口から徒歩15分)
東京都杉並区桃井4-3-2
アクセス:JR西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)
またはJR荻窪駅北口からバス(0番・1番乗り場から乗車)
※ともに「桃井4丁目」下車すぐ
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:nishikawa@iktt.org
とき:2009年5月24日(日)
報告会:13時30分開場(14時開始)
展示と販売:13時30分開場(16時終了)
ところ:杉並区立 西荻地域区民センター (JR西荻窪駅北口から徒歩15分)
東京都杉並区桃井4-3-2
アクセス:JR西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)
またはJR荻窪駅北口からバス(0番・1番乗り場から乗車)
※ともに「桃井4丁目」下車すぐ
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
入場:無料
問い合わせ先:e-mail:nishikawa@iktt.org
2009-05-05
『カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia』
【書誌データ】
書名:カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia
発行所:福岡市美術館
発行:2003年10月4日
定価:2000円(+税)
【内容紹介】
本書は、2003年10月4日から11月7日まで、福岡市美術館において開催された特別企画展「カンボジアの染織」展の図録です。ピダンをはじめとする絹絣に加えて、絞り・紋織をあわせ、展示されたカンボジアの染織95点と、関連作品5点の、すべてのカラー写真が掲載されています。
なんといっても圧巻なのは、この企画展のために集められた数多くのピダンの精緻な絣柄の数々です。
図版以外にも、収録されている3点の論文もたいへん濃い内容になっています。また、織機や道具類の写真も掲載され、すべてが日本語と英語での解説となっているので、日英での用語の対比も可能です。カンボジアの伝統織物に興味を持つ方々にとっては、必見の資料といえるでしょう。
なお、この図録は、現在も福岡市美術館での通信販売で入手が可能のようです。詳細は、以下のサイトでご確認ください。
▼福岡市美術館(展覧会図録)

書名:カンボジアの染織 - The Textiles of Cambodia
発行所:福岡市美術館
発行:2003年10月4日
定価:2000円(+税)
【内容紹介】
本書は、2003年10月4日から11月7日まで、福岡市美術館において開催された特別企画展「カンボジアの染織」展の図録です。ピダンをはじめとする絹絣に加えて、絞り・紋織をあわせ、展示されたカンボジアの染織95点と、関連作品5点の、すべてのカラー写真が掲載されています。
なんといっても圧巻なのは、この企画展のために集められた数多くのピダンの精緻な絣柄の数々です。
図版以外にも、収録されている3点の論文もたいへん濃い内容になっています。また、織機や道具類の写真も掲載され、すべてが日本語と英語での解説となっているので、日英での用語の対比も可能です。カンボジアの伝統織物に興味を持つ方々にとっては、必見の資料といえるでしょう。
なお、この図録は、現在も福岡市美術館での通信販売で入手が可能のようです。詳細は、以下のサイトでご確認ください。
▼福岡市美術館(展覧会図録)
2009-05-04
「Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions」
【書誌データ】書名:Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions
著者:Morimoto Kikuo
発行所:IKTT
発行:2008年1月
※この「Bayon Moon」は、私家版です。基本的には、シエムリアップのIKTTのショップで販売しています。日本国内でのご購入に関しては、information@iktt.orgまでお問い合わせください。
【内容紹介】
森本さんの著書の英語版「Bayon Moon」を紹介します(A5判、160ページ)。これは、2002年夏の時点で、森本さん自身がまとめたものなのですが、なぜかこれまで日の目を見ずにいました。新刊『カンボジア絹絣の世界』と、1998年刊行の『メコンにまかせ』の間をつなぐ“幻”の原稿といえましょう。それが、森本さんの古くからの友人、ワシントン在住のLouise Cortさんの手によって英訳されました。
『メコンにまかせ』は、東北タイの村々をまわるなかでのさまざまな知見・経験を踏まえて、カンボジア・ユネスコの調査に携わり、やがてIKTTを設立するまでの記録といえるでしょう。一方、この「Bayon Moon」は、IKTTがシエムリアップへの移転を経て「伝統の森」の計画予定地がようやく確定し、いよいよ「伝統の森」再生計画を実施に移そうとするまでの出来事が、森本さんの過去のさまざまな経験とオーバーラップするように記されています。
この原稿が2002年の夏にまとめられたものということは、森本さんが研究所をシエムリアップに移転して2年が経ち、わずか数人で始めた工房が研修生の受け入れにより大きくなりつつある頃のことです。その頃「日本人のモリモトのところへいけば仕事がもらえる」とばかりに、働かせてくれという女性たちが毎日のように研究所を訪れていました。「ウチは福祉事務所じゃないぞ!」と愚痴をこぼしつつも、そんな彼女たちを少しずつ受け入れていった結果が、やがて400人近い数の研修生を抱える現在のIKTTへと発展したのです。
しかしその現実は、おそらく「この大人数を“食わせ”ていかなければ」という森本さんの切迫感でもあったはずです。そのことが森本さんの目をさらに先に向けさせました。カンボジア・ユネスコの調査で、多くの村々をまわったときの印象と、かつて東北タイの村を頻繁に訪れていたときの体験がオーバーラップし、ついには「伝統の森」再生計画のアイデアとして結実します。そして、それが実現に向けて動き出すのです。
2008年1月、フランスの旅行会社Asia Voyageがパリで開催したIKTTの展示会に、森本さんはできあがったばかりの、この「Bayon Moon」を携えていったそうです。そして、本書を読み通したフランスのジャーナリストに「ここにはモリモトのフィロソフィーがつまっている!」と絶賛されたそうです。
2009-05-03
「伝統の森」の本棚 設けました
「伝統の森」の木陰のバーチャル本棚という想定で、“ブクログ”という書籍紹介用のブログパーツをサイドバーに設置しました。本棚の左下にある「家」のようなロゴをクリックすると、ブクログ本体のサイトにジャンプします。ここでは、カンボジア、染織、森&農、アジアなどのキーワードで、関連資料をまとめてあります。個々の書籍・雑誌についてのコメントはしておりませんが、森本さんがこれまでたどってきた歩みや、アジアの伝統織物の現状、あるいは「伝統の森」で進行中のさまざまな試みを、これらの資料を通じて側面から補足しつつ、より深く理解するための書棚としてご活用いただければ幸いです。
なお、この本棚に表示される書誌データは、AmazonのデータベースにISBN登録されたものを使用するしくみになっています。そのため、ISBNコードをもたない出版物、たとえば、森本さんが私家版として出版した『Bayon Moon』、2003年に福岡市美術館で開催された『カンボジアの染織』展の図録、会員誌形式で発行されている『季刊 民族学』(No.112)、JALの機内誌/JALカード会員誌『Agora』(2006年11月号)、リビングデザインセンターが発行する『LIVING DESIGN』(vol.52)、あるいは森本さんが2004年にロレックス賞を受賞した際に、日本ロレックス社が主催した森本さんの講演会の会場で配布されたロレックス賞受賞者の活動を紹介するブロシュアー(冊子)などは、残念ながらここに表示できません。また、ISBNコードのある出版物であっても、Amazonに何らかの理由で画像登録されていないものは書影(表紙画像)の表示がなされません。その点、ご了承ください。
なお、この本棚に表示される書誌データは、AmazonのデータベースにISBN登録されたものを使用するしくみになっています。そのため、ISBNコードをもたない出版物、たとえば、森本さんが私家版として出版した『Bayon Moon』、2003年に福岡市美術館で開催された『カンボジアの染織』展の図録、会員誌形式で発行されている『季刊 民族学』(No.112)、JALの機内誌/JALカード会員誌『Agora』(2006年11月号)、リビングデザインセンターが発行する『LIVING DESIGN』(vol.52)、あるいは森本さんが2004年にロレックス賞を受賞した際に、日本ロレックス社が主催した森本さんの講演会の会場で配布されたロレックス賞受賞者の活動を紹介するブロシュアー(冊子)などは、残念ながらここに表示できません。また、ISBNコードのある出版物であっても、Amazonに何らかの理由で画像登録されていないものは書影(表紙画像)の表示がなされません。その点、ご了承ください。
2009-05-02
5月29日・30日、上越市での報告会のご案内
上越市での、2日連続の報告会開催の詳細が決まりました。じつは「伝統の森」の井戸は、上越市のみなさんの活動によって支えられているのです。
■5月29日(金)吉川会場
とき:2009年5月29日(金) 19時開始(20時30分終了予定)
ところ:吉川コミュニティプラザ(吉川総合事務所3F)
新潟県上越市吉川区下町1126
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
■5月30日(土)高田会場
とき:2009年5月30日(土)
展示と販売:11時から16時まで
報告会:13時30分開始(15時終了予定)
ところ:町屋交流館「高田小町」
新潟県上越市本町6-3-4(JR高田駅から徒歩10分)
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
両日とも、入場は無料
問い合わせ先:e-mail:cyoko@valley.ne.jp
tel:090-3217-5317(ワイ・トラベルサービス 横田)
※なお、5/13~20の間は海外出張中のためつながりません。
■5月29日(金)吉川会場
とき:2009年5月29日(金) 19時開始(20時30分終了予定)
ところ:吉川コミュニティプラザ(吉川総合事務所3F)
新潟県上越市吉川区下町1126
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
■5月30日(土)高田会場
とき:2009年5月30日(土)
展示と販売:11時から16時まで
報告会:13時30分開始(15時終了予定)
ところ:町屋交流館「高田小町」
新潟県上越市本町6-3-4(JR高田駅から徒歩10分)
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示販売
両日とも、入場は無料
問い合わせ先:e-mail:cyoko@valley.ne.jp
tel:090-3217-5317(ワイ・トラベルサービス 横田)
※なお、5/13~20の間は海外出張中のためつながりません。
2009-04-30
5月21日、岐阜市「今昔庵」での報告会のご案内
5月下旬に、森本さんが一時帰国することが決まりました。それに合わせ、森本さんの報告会ならびにIKTTの布の展示・販売を行ないます。
■カンボジア・クメール伝統織物研究所:再生した伝統織物の村からの報告
とき:2009年5月21日(木)18時開場(19時講演開始)、21時終了予定
ところ:ぎゃらりー&カフェ 今昔庵 岐阜県岐阜市今町1-11
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる講演、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示と販売
定員:50名
入場:500円~(飲食代:コーヒー500円、お食事1500円、ケーキセット800円)
※お食事・ケーキセットを、ご希望の方は数量に限りがありますので、事前にお申し出ください。
申し込み先/問い合わせ先:e-mail:k.mizuno0802@gmail.com
Tel/Fax:058-295-1221(平野)
■カンボジア・クメール伝統織物研究所:再生した伝統織物の村からの報告
とき:2009年5月21日(木)18時開場(19時講演開始)、21時終了予定
ところ:ぎゃらりー&カフェ 今昔庵 岐阜県岐阜市今町1-11
内容:IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる講演、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示と販売
定員:50名
入場:500円~(飲食代:コーヒー500円、お食事1500円、ケーキセット800円)
※お食事・ケーキセットを、ご希望の方は数量に限りがありますので、事前にお申し出ください。
申し込み先/問い合わせ先:e-mail:k.mizuno0802@gmail.com
Tel/Fax:058-295-1221(平野)
2009-04-26
「もうひとつのスーダン・カンボジア...そして地球環境写真展」のご紹介
昨年5月に、「伝統の森」に滞在したフォトグラファー内藤順司さんの写真展『もうひとつのスーダン・カンボジア・・・そして地球環境写真展』が、鹿児島市の「かごしま環境未来館」で、まもなく開催されます。
と き:2009年5月9日(土)~5月24日(日)
火曜から土曜:9時30分から21時まで/日曜:9時30分から18時まで
※月曜日は休館となります
ところ:「かごしま環境未来館」鹿児島市城西2丁目1番5号
問い合わせ先:099-806-6666
また、この写真展に連動して期間限定のブログが立ち上がりました。こちらも、あわせてご覧ください。
▼未来の君たちへ見せたい写真展ブログ
と き:2009年5月9日(土)~5月24日(日)
火曜から土曜:9時30分から21時まで/日曜:9時30分から18時まで
※月曜日は休館となります
ところ:「かごしま環境未来館」鹿児島市城西2丁目1番5号
問い合わせ先:099-806-6666
また、この写真展に連動して期間限定のブログが立ち上がりました。こちらも、あわせてご覧ください。
▼未来の君たちへ見せたい写真展ブログ
2009-04-19
「蚕まつり2009」と「ファッションショー」のご案内
みなさま、森本喜久男です。
昨年の、ファッションショーが好評だったからなのでしょうか。今年(2009年)の「蚕まつり」と、「ファッションショー」の開催予定について、すでにいくつかの問い合わせが入るように
なってきました。
今年の「蚕まつり」は9月6日(日)、その前日の5日(土)に、前夜祭として「ファッションショー」を開催する予定です。
*
わたしたちIKTTは、これまで「伝統の森」で、毎年9月の満月の日にあわせ、蚕まつりを行なってきました。
ご存知のとおり、わたしたちは、カンボジア伝統の絹織物を制作しています。そして、その絹織物を販売することで、わたしを含め400人以上の研修生たちの生活が成り立っています。いわば、お蚕さんにわたしたちは「食べさせて」もらっているのです。
しかし、生糸を取るためには、そのお蚕さんを繭のまま釜茹でにします。つまり殺生をすることになります。カンボジアでは多くの人たちが敬虔な仏教徒です。仏教徒にとって、殺生はしてはならないことのひとつです。わたしが14年前、カンポットのタコー村で伝統的養蚕を再開しようと働きかけたときも、村びとのなかには「殺生するのはいや」と いう声がありました。しかし、わたしは、これは無益な殺生ではない、
わたしたち自身がそれで生かされているのだ、と村びとたちに説明したのです。
「伝統の森」で養蚕を開始し、その蚕たちの繭からはじめて生糸ができたとき、わたしはそのことを思い出しました。そして、わたしたちがこの地でアンコールの神がみに生かされていることに感謝し、さらにはお蚕さんに生かされていることに感謝して、蚕を供養をしようと思い立ちました。古い中国の資料にも、蚕を祭る儀式があったことが記されています。日本やベトナムには、蚕寺があるそうです。養蚕が盛んだったところでは、蚕を祭る習慣があっても不思議ではありません。
2003年の9月の満月の日、「伝統の森」で、はじめて蚕まつりを催しました。午前中は、お蚕さんを供養する儀式を行ない、IKTTの研修生全員で昼食をとります。食事の準備もみんなで分担して行ないます。食事のあとは、青空ディスコで盛り上がるのが定番となりました。
今年は、9月6日(日)に、その蚕まつりを開催いたします。
さらに、5日(土)の夜には、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭を、「伝統の森」で開催いたします。このファッションショーの基本にあるのは、「自分たちが織り上げた布を、自分たちでまとって、ステージに立つ」ということです。自分たちの作っているものは、こんなにもすばらしいものなのだということを、IKTTのメンバーのひとりひとりに理解してほしいと思うのです。
昨年のファッションショーについては、見学された方たちから高い評価をいただきました。今年はさらなるバージョンアップを試みるつもりでいます。
みまさま、「伝統の森」の蚕まつりに、そして「伝統の森」のファッションショーにぜひともお越しください。お待ちしております。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、昨年(2008年)の前夜祭の様子を伝えるレポート(伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記)については、たとえば以下の記事をご参照願います。
▼伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記(メールマガジン「メコンにまかせ」[vol.126]掲載)
昨年の、ファッションショーが好評だったからなのでしょうか。今年(2009年)の「蚕まつり」と、「ファッションショー」の開催予定について、すでにいくつかの問い合わせが入るように
なってきました。今年の「蚕まつり」は9月6日(日)、その前日の5日(土)に、前夜祭として「ファッションショー」を開催する予定です。
*
わたしたちIKTTは、これまで「伝統の森」で、毎年9月の満月の日にあわせ、蚕まつりを行なってきました。
ご存知のとおり、わたしたちは、カンボジア伝統の絹織物を制作しています。そして、その絹織物を販売することで、わたしを含め400人以上の研修生たちの生活が成り立っています。いわば、お蚕さんにわたしたちは「食べさせて」もらっているのです。
しかし、生糸を取るためには、そのお蚕さんを繭のまま釜茹でにします。つまり殺生をすることになります。カンボジアでは多くの人たちが敬虔な仏教徒です。仏教徒にとって、殺生はしてはならないことのひとつです。わたしが14年前、カンポットのタコー村で伝統的養蚕を再開しようと働きかけたときも、村びとのなかには「殺生するのはいや」と いう声がありました。しかし、わたしは、これは無益な殺生ではない、
わたしたち自身がそれで生かされているのだ、と村びとたちに説明したのです。「伝統の森」で養蚕を開始し、その蚕たちの繭からはじめて生糸ができたとき、わたしはそのことを思い出しました。そして、わたしたちがこの地でアンコールの神がみに生かされていることに感謝し、さらにはお蚕さんに生かされていることに感謝して、蚕を供養をしようと思い立ちました。古い中国の資料にも、蚕を祭る儀式があったことが記されています。日本やベトナムには、蚕寺があるそうです。養蚕が盛んだったところでは、蚕を祭る習慣があっても不思議ではありません。
2003年の9月の満月の日、「伝統の森」で、はじめて蚕まつりを催しました。午前中は、お蚕さんを供養する儀式を行ない、IKTTの研修生全員で昼食をとります。食事の準備もみんなで分担して行ないます。食事のあとは、青空ディスコで盛り上がるのが定番となりました。
今年は、9月6日(日)に、その蚕まつりを開催いたします。
さらに、5日(土)の夜には、ファッションショーをメインイベントとする前夜祭を、「伝統の森」で開催いたします。このファッションショーの基本にあるのは、「自分たちが織り上げた布を、自分たちでまとって、ステージに立つ」ということです。自分たちの作っているものは、こんなにもすばらしいものなのだということを、IKTTのメンバーのひとりひとりに理解してほしいと思うのです。昨年のファッションショーについては、見学された方たちから高い評価をいただきました。今年はさらなるバージョンアップを試みるつもりでいます。
みまさま、「伝統の森」の蚕まつりに、そして「伝統の森」のファッションショーにぜひともお越しください。お待ちしております。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
なお、昨年(2008年)の前夜祭の様子を伝えるレポート(伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記)については、たとえば以下の記事をご参照願います。
▼伝統の森・蚕祭り前夜祭印象記(メールマガジン「メコンにまかせ」[vol.126]掲載)
日本国内での通信販売休止のお知らせ
現在、IKTT Japanによる日本国内での通信販売は、都合により休止させていただいております。
日本国内での、IKTTのクメールシルクのお求めは、このIKTT Japan News、あるいは森本喜久男が発信するメールマガジン「メコンにまかせ」でご案内する、日本国内でのイベント情報でご確認いただければ幸いです。メールマガジン「メコンにまかせ」の配信申し込みは、左側上部の〔メルマガ「メコンにまかせ」の登録〕から、配信元のまぐまぐのサイトでご登録ください。
日本国内での、IKTTのクメールシルクのお求めは、このIKTT Japan News、あるいは森本喜久男が発信するメールマガジン「メコンにまかせ」でご案内する、日本国内でのイベント情報でご確認いただければ幸いです。メールマガジン「メコンにまかせ」の配信申し込みは、左側上部の〔メルマガ「メコンにまかせ」の登録〕から、配信元のまぐまぐのサイトでご登録ください。
ラベル:
IKTT Japanからのお知らせ
2009-04-14
4月19日放送、読売テレビ「グッと!地球便」
4月19日(日)放送の、読売テレビ「グッと!地球便 海の向こうの大切な人へ」で、IKTTの日本人スタッフ加藤尚子さんが紹介されます。
放送時間は、4月19日(日)の午前10時25分からです。シエムリアップのショップの様子なども、紹介されることと思います。ぜひともご覧ください。
※残念ながら、この番組は全国枠での放送ではないので、読売テレビのほかは、中京テレビ・西日本放送・テレビ大分・青森放送での放送となります(それぞれ放送時間は異なります)。
▼「グッと!地球便 海の向こうの大切な人へ」
放送時間は、4月19日(日)の午前10時25分からです。シエムリアップのショップの様子なども、紹介されることと思います。ぜひともご覧ください。
※残念ながら、この番組は全国枠での放送ではないので、読売テレビのほかは、中京テレビ・西日本放送・テレビ大分・青森放送での放送となります(それぞれ放送時間は異なります)。
▼「グッと!地球便 海の向こうの大切な人へ」
2009-04-12
伝統の森・再生計画のために(桑の木基金のご案内)
カンボジアは、アンコールの遺跡群で知られるように、古くから独自の文化を築き上げてきました。非常に繊細な絣の絹織物も、そのひとつといえます。その絹織物を支えていたのが、熱帯種の蚕が生み出す黄金色に輝くしなやかな生糸でした。
しかし、1970年に始まった内戦とその後の混乱のうちに、優れた織り手の多くは亡くなり、その優れた技術は途絶えかけていました。村の暮らしとともにあった養蚕の伝統もまた、廃れかけていました。
カンボジアで伝統織物の復興とその活性化に取り組みはじめたIKTT(クメール伝統織物研究所)は、1995年にカンポット州タコー村で小さな養蚕再開プロジェクトをはじめました。それは、生糸なくして織物の復興はありえないと考えたからであります。その経験をもとに、新たな地域での養蚕プロジェクトの展開を計画、バッタンバン、そしてポイペットへ苗木を準備、届けました。しかし、この両地域ではそれぞれ異なる理由で養蚕の再開にいたることはできませんでした。
この養蚕プロジェクトの経験は、シエムリアップへの研究所の移転と共に、あたらしい展開へと発展してきております。それは、シエムリアップでの「伝統の森・再生計画」の開始と、そこにおける養蚕の実施であります。
養蚕をはじめるためには、まず桑の苗木が必要です。その活動を、日本から多くの個人の方々よりこれまで支援してきていただいたのが「桑の木基金」です。2003年、新た始まった「伝統の森・再生計画」では、桑の木のみならず、綿花や自然染色の染め材となる植物――藍、プロフーやライチ、そしてラックカイガラムシが棲む木など――の苗を準備しながら、伝統織物を支えていたカンボジアの自然環境=森の再生、復興を進めていこうとしています。そのために現在、「桑の木基金」はその対象を桑の苗に限定せずに、森の再生に必要な苗木を準備するための基金として継続させていきたく、しかし、「桑の木」の基金名称は活動の象徴として残していきたいと考えております。
伝統織物の復活と、それを包み込む自然環境を取り戻すために、カンボジアに“森”を育てていきませんか? 皆様のご支援ご協力を、ここにあらためてお願いいたします。桑の木基金は、苗木3本を一口とし、一口3,000円とさせていただきます。(森本喜久男)
*************************************
1口:3000円
口座 国際ボランティア貯金 ぱるる
記号 14400-2 番号 29352321
名義 森本喜久男
*************************************
あるいは
*************************************
1口:3000円
ゆうちょ銀行
店番 448
店名 四四八店(ヨンヨンハチ店)
口座 普)2935232
名義 森本喜久男
*************************************
しかし、1970年に始まった内戦とその後の混乱のうちに、優れた織り手の多くは亡くなり、その優れた技術は途絶えかけていました。村の暮らしとともにあった養蚕の伝統もまた、廃れかけていました。カンボジアで伝統織物の復興とその活性化に取り組みはじめたIKTT(クメール伝統織物研究所)は、1995年にカンポット州タコー村で小さな養蚕再開プロジェクトをはじめました。それは、生糸なくして織物の復興はありえないと考えたからであります。その経験をもとに、新たな地域での養蚕プロジェクトの展開を計画、バッタンバン、そしてポイペットへ苗木を準備、届けました。しかし、この両地域ではそれぞれ異なる理由で養蚕の再開にいたることはできませんでした。
この養蚕プロジェクトの経験は、シエムリアップへの研究所の移転と共に、あたらしい展開へと発展してきております。それは、シエムリアップでの「伝統の森・再生計画」の開始と、そこにおける養蚕の実施であります。
養蚕をはじめるためには、まず桑の苗木が必要です。その活動を、日本から多くの個人の方々よりこれまで支援してきていただいたのが「桑の木基金」です。2003年、新た始まった「伝統の森・再生計画」では、桑の木のみならず、綿花や自然染色の染め材となる植物――藍、プロフーやライチ、そしてラックカイガラムシが棲む木など――の苗を準備しながら、伝統織物を支えていたカンボジアの自然環境=森の再生、復興を進めていこうとしています。そのために現在、「桑の木基金」はその対象を桑の苗に限定せずに、森の再生に必要な苗木を準備するための基金として継続させていきたく、しかし、「桑の木」の基金名称は活動の象徴として残していきたいと考えております。
伝統織物の復活と、それを包み込む自然環境を取り戻すために、カンボジアに“森”を育てていきませんか? 皆様のご支援ご協力を、ここにあらためてお願いいたします。桑の木基金は、苗木3本を一口とし、一口3,000円とさせていただきます。(森本喜久男)
*************************************
1口:3000円
口座 国際ボランティア貯金 ぱるる
記号 14400-2 番号 29352321
名義 森本喜久男
*************************************
あるいは
*************************************
1口:3000円
ゆうちょ銀行
店番 448
店名 四四八店(ヨンヨンハチ店)
口座 普)2935232
名義 森本喜久男
*************************************
2009-04-11
シエムリアップ・IKTTまでの歩き方
オールドマーケット(プサー・チャー)の南側にあるタ・プローム・ホテルの玄関前に立ち、右斜め前の方向に、道路を挟んで流れるトンレサップ川に沿って進みます。川岸には遊歩道が整備されています。
道なりに(つまり川に沿って)歩くこと5~6分、道が少し左にカーブする手前の右手にFame Cafeというカフェがあります。そのすぐ先の道を右折して、そこから約30メートル。緑色のIKTTの看板が見えてきます。ここがIKTTです。
1階がショップ、2階はIKTTとカンボジアシルクの織物に関するミュージアムになっています。
シエムリアップのショップの営業時間は、朝8時から夕方6時まで(年中無休)です。
工房の見学を希望されるかたは、平日の朝9時から夕方5時までの間にお越しください。(できるだけ事前にご予約をお願いします。なお、工房は、正午から午後2時まではお昼休み、日曜日はお休みです)。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、2026年一部加筆修正】
道なりに(つまり川に沿って)歩くこと5~6分、道が少し左にカーブする手前の右手にFame Cafeというカフェがあります。そのすぐ先の道を右折して、そこから約30メートル。緑色のIKTTの看板が見えてきます。ここがIKTTです。
1階がショップ、2階はIKTTとカンボジアシルクの織物に関するミュージアムになっています。
シエムリアップのショップの営業時間は、朝8時から夕方6時まで(年中無休)です。
工房の見学を希望されるかたは、平日の朝9時から夕方5時までの間にお越しください。(できるだけ事前にご予約をお願いします。なお、工房は、正午から午後2時まではお昼休み、日曜日はお休みです)。
【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、2026年一部加筆修正】
ピアックスナエン・「伝統の森」への道のり
「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間のところにあります。
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを左に折れ、アンコール・ワットを右手に見つつ回り込み、直進します。アンコールトムの南大門をくぐり、四面仏の尊顔が微笑むバイヨン寺院を通り越し、さらに北に進みます。
プリアカン寺院の門前を過ぎて道路が大きく右にカーブした先に、左に折れる一本道が現われます。この道を道なりに約10キロ、途中何度か川を渡り、左手の木立の間にお寺が見えたらすぐ先の道を右へ。曲がり角に設置してあるIKTTとMORIMOTOの名前の入った緑色の看板を確認してください。ここから、さらに約4キロ、ふたたび川を渡り、しばらく行くと右手に「伝統の森」の入口が現われます(写真は「伝統の森」の入口です)。
2015年3月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
★ご注意★2015年3月現在、このルートは大型車両の通行ができません(路上に大型車の通行を阻むパイルが立てられています)。セダンタイプのタクシーやトゥクトゥク、バイクであれば問題ありません。大型車両は、バンテアイスレイへ向かう道からの右回りルートを選択してください。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
通行証のチェックゲートを通過し、アンコール・ワットの環濠に突き当たったところを左に折れ、アンコール・ワットを右手に見つつ回り込み、直進します。アンコールトムの南大門をくぐり、四面仏の尊顔が微笑むバイヨン寺院を通り越し、さらに北に進みます。
プリアカン寺院の門前を過ぎて道路が大きく右にカーブした先に、左に折れる一本道が現われます。この道を道なりに約10キロ、途中何度か川を渡り、左手の木立の間にお寺が見えたらすぐ先の道を右へ。曲がり角に設置してあるIKTTとMORIMOTOの名前の入った緑色の看板を確認してください。ここから、さらに約4キロ、ふたたび川を渡り、しばらく行くと右手に「伝統の森」の入口が現われます(写真は「伝統の森」の入口です)。
2015年3月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往復40~60ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。
★ご注意★2015年3月現在、このルートは大型車両の通行ができません(路上に大型車の通行を阻むパイルが立てられています)。セダンタイプのタクシーやトゥクトゥク、バイクであれば問題ありません。大型車両は、バンテアイスレイへ向かう道からの右回りルートを選択してください。
なお、シエムリアップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくてもゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。【メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事に、一部加筆修正】
「伝統の森」とは
「伝統の森」とは?
IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本さんが、現地で取り組んでいるプロジェクト「伝統の森・再生計画」のプロジェクトサイトを指します。
どこにあるの?
シエムリアップの町からは、北へ車でおよそ1時間ほどのところに位置し、シエムリアップ州アンコールトム郡のピアックスナエンと呼ばれる地域にあります。
どんなところ?
2009年4月現在、森本さんをはじめ、IKTTのスタッフたちとその家族約200人が暮らしています。
カンボジアの伝統織物の制作が行なわれている工芸村エリアでは、養蚕に始まり、糸繰り、括り、染色と、生糸が絹織物に織り上げられるまでの工程の、
さまざまな作業が行なわれています。織り上がった絣布などを展示販売するショップ、訪問者が宿泊するゲストハウスも、この工芸村エリアにあります。
「伝統の森」のうち、ほぼ半分のエリアでは「森」の再生を促しています。残りの半分が開墾され、桑畑、綿花畑、藍畑などのほか、工芸村や居住地区、学校、野菜畑になっています。
いつ始まったの?
2002年7月に、まず約5ヘクタールの土地を取得しました。これが、「伝統の森・再生計画」の第一歩でした。翌2003年の2月からは、タコー村の若者たちが住み込み、開墾に着手します。一方で、桑や染め材となる植物の苗を準備して育てていきます。こうして、シエムリアップの工房での織物づくりと並行して、「伝統の森」での森の再生と、新しい村づくりが始まったのです。荒れ地をひらき、道をつくり、少しづつ開墾エリアを広げ、そこに桑や藍の苗を植え、野菜畑をつくり、家を建てたりと、すべては手づくりです。その後、何度かの土地の拡張を経て、現在「伝統の森」は、約22ヘクタールの規模にまで広がりました。
なぜ森を育て、村までつくるの?
カンボジアの伝統織物の復興に携わるうちに森本さんは、織物を再生するだけではなく、織り手を育て、さらには織り手である村びとたちが暮らす自然環境までを再生しなければ、伝統織物を再生したことにはならない、と考えるようになりました。かつてカンボジアの村には、手の届くところに染め織りの素材があり、村の外から何も持ち込まなくても、すばらしい織物が生み出せる自然と環境がありました。そうした自然環境(=森)の再生と、その自然の恵みを上手に生かすカンボジアの人びとの「暮らし」と「知恵」の復活、それらすべてを統合したかたちで「伝統織物の復興」を進めようというのが、森本さんが「伝統の森・再生計画」と名づけたプロジェクトなのです。
[注:「伝統の森」の見取図は日本放送出版協会の掲載許諾を得たもので、転載は不可です]
IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本さんが、現地で取り組んでいるプロジェクト「伝統の森・再生計画」のプロジェクトサイトを指します。
どこにあるの?
シエムリアップの町からは、北へ車でおよそ1時間ほどのところに位置し、シエムリアップ州アンコールトム郡のピアックスナエンと呼ばれる地域にあります。
どんなところ?
2009年4月現在、森本さんをはじめ、IKTTのスタッフたちとその家族約200人が暮らしています。
カンボジアの伝統織物の制作が行なわれている工芸村エリアでは、養蚕に始まり、糸繰り、括り、染色と、生糸が絹織物に織り上げられるまでの工程の、
さまざまな作業が行なわれています。織り上がった絣布などを展示販売するショップ、訪問者が宿泊するゲストハウスも、この工芸村エリアにあります。「伝統の森」のうち、ほぼ半分のエリアでは「森」の再生を促しています。残りの半分が開墾され、桑畑、綿花畑、藍畑などのほか、工芸村や居住地区、学校、野菜畑になっています。
いつ始まったの?
2002年7月に、まず約5ヘクタールの土地を取得しました。これが、「伝統の森・再生計画」の第一歩でした。翌2003年の2月からは、タコー村の若者たちが住み込み、開墾に着手します。一方で、桑や染め材となる植物の苗を準備して育てていきます。こうして、シエムリアップの工房での織物づくりと並行して、「伝統の森」での森の再生と、新しい村づくりが始まったのです。荒れ地をひらき、道をつくり、少しづつ開墾エリアを広げ、そこに桑や藍の苗を植え、野菜畑をつくり、家を建てたりと、すべては手づくりです。その後、何度かの土地の拡張を経て、現在「伝統の森」は、約22ヘクタールの規模にまで広がりました。
なぜ森を育て、村までつくるの?
カンボジアの伝統織物の復興に携わるうちに森本さんは、織物を再生するだけではなく、織り手を育て、さらには織り手である村びとたちが暮らす自然環境までを再生しなければ、伝統織物を再生したことにはならない、と考えるようになりました。かつてカンボジアの村には、手の届くところに染め織りの素材があり、村の外から何も持ち込まなくても、すばらしい織物が生み出せる自然と環境がありました。そうした自然環境(=森)の再生と、その自然の恵みを上手に生かすカンボジアの人びとの「暮らし」と「知恵」の復活、それらすべてを統合したかたちで「伝統織物の復興」を進めようというのが、森本さんが「伝統の森・再生計画」と名づけたプロジェクトなのです。
[注:「伝統の森」の見取図は日本放送出版協会の掲載許諾を得たもので、転載は不可です]
2009-04-10
『メコンにまかせ~東北タイ・カンボジアの村から』
【書誌データ】
書名:メコンにまかせ~東北タイ・カンボジアの村から
著者:森本喜久男
発行所:第一書林
発行:1998年4月1日
定価:2000円(+税)
ISBN:978-4-88646-138-7 C025
【内容紹介】
1996年1月に、IKTT(クメール伝統織物研究所)は、カンボジアの現地NGOとして設立されました。2009年のいま、この『メコンにまかせ』を読み返してみると、本書はIKTTが設立されるまでの記録、まさにIKTT前史として読むことができます。
IKTTを設立する前に、森本さんはどこで何をしていたのか。東北タイの村びとたちとどんなことを話し合い、何をしようとしていたのか。カンボジアユネスコのコンサルタントとしてのフィールドワークのなかで、どうやって村を訪ね、だれに話を聞き、どんな現実を目にしたのか。養蚕の経験のあるタコー村の人たちに出会い、彼ら彼女らとどうやって「伝統的養蚕」の再開にこぎつけたのか。そうしたさまざまな経験の延長線上に、いまの森本さんがあるのだと思います。
京都で友禅染の工房を営んでいた森本さんは、1980年にはじめてバンコクを訪れクロントイ-スラムに滞在し、その後しばらくして、工房をたたみ難民キャンプのボランティアとしてタイに渡り、いくつかの紆余曲折を経て、東北タイの村びとと手織物と草木染に取り組むようになります。そうした経験の積み重ねが、森本さんとカンボジアを結びつけ、カンボジアで訪れた村でのちょっとした発見が、カンボジアユネスコのコンサルタントとしての調査実施へとつながっていったのです。そして、その調査の過程でカンボジアの伝統織物の現状をつぶさに知り、そのことで森本さんは、より深くカンボジアの伝統織物にかかわるようになっていきます。
カンボウジュ種の黄金の生糸に導かれたかのように、日本からタイへ、東北タイの村からカンボジアへ、そして現在の「伝統の森」へと、森本さんの「現場」は移っていきます。そのときどきで適うべくベストな選択をしてきただけで、初めからカンボジアでIKTTを始めようと思っていたわけではないのにもかかわらず、振り返ってみると、すべてが現在のIKTTへと繋がっているように思えるから不思議です。
この本には、現在のIKTTの活動をかたちづくる「下地」ともいえるさまざまなエピソードが詰まっています。東南アジアにおいて、よそ者の日本人が、現地の人たちを何かを成し遂げるために、一人の人間として必要なこと――NGOや国際援助の場で常に問われることの原点が、ここから見て取れるように思います。
※残念ながら『メコンにまかせ』は現在品切中です。「復刊ドットコム」というサイトで、復刊リクエスト投票を呼びかけています。復刊リクエストでの『メコンにまかせ』の復刊リクエスト投票、ならびに「復刊ドットコム」の詳細については以下のサイトでご確認ください。
▼『メコンにまかせ』復刊リクエスト投票
▼復刊ドットコム

書名:メコンにまかせ~東北タイ・カンボジアの村から
著者:森本喜久男
発行所:第一書林
発行:1998年4月1日
定価:2000円(+税)
ISBN:978-4-88646-138-7 C025
【内容紹介】
1996年1月に、IKTT(クメール伝統織物研究所)は、カンボジアの現地NGOとして設立されました。2009年のいま、この『メコンにまかせ』を読み返してみると、本書はIKTTが設立されるまでの記録、まさにIKTT前史として読むことができます。
IKTTを設立する前に、森本さんはどこで何をしていたのか。東北タイの村びとたちとどんなことを話し合い、何をしようとしていたのか。カンボジアユネスコのコンサルタントとしてのフィールドワークのなかで、どうやって村を訪ね、だれに話を聞き、どんな現実を目にしたのか。養蚕の経験のあるタコー村の人たちに出会い、彼ら彼女らとどうやって「伝統的養蚕」の再開にこぎつけたのか。そうしたさまざまな経験の延長線上に、いまの森本さんがあるのだと思います。
京都で友禅染の工房を営んでいた森本さんは、1980年にはじめてバンコクを訪れクロントイ-スラムに滞在し、その後しばらくして、工房をたたみ難民キャンプのボランティアとしてタイに渡り、いくつかの紆余曲折を経て、東北タイの村びとと手織物と草木染に取り組むようになります。そうした経験の積み重ねが、森本さんとカンボジアを結びつけ、カンボジアで訪れた村でのちょっとした発見が、カンボジアユネスコのコンサルタントとしての調査実施へとつながっていったのです。そして、その調査の過程でカンボジアの伝統織物の現状をつぶさに知り、そのことで森本さんは、より深くカンボジアの伝統織物にかかわるようになっていきます。
カンボウジュ種の黄金の生糸に導かれたかのように、日本からタイへ、東北タイの村からカンボジアへ、そして現在の「伝統の森」へと、森本さんの「現場」は移っていきます。そのときどきで適うべくベストな選択をしてきただけで、初めからカンボジアでIKTTを始めようと思っていたわけではないのにもかかわらず、振り返ってみると、すべてが現在のIKTTへと繋がっているように思えるから不思議です。
この本には、現在のIKTTの活動をかたちづくる「下地」ともいえるさまざまなエピソードが詰まっています。東南アジアにおいて、よそ者の日本人が、現地の人たちを何かを成し遂げるために、一人の人間として必要なこと――NGOや国際援助の場で常に問われることの原点が、ここから見て取れるように思います。
※残念ながら『メコンにまかせ』は現在品切中です。「復刊ドットコム」というサイトで、復刊リクエスト投票を呼びかけています。復刊リクエストでの『メコンにまかせ』の復刊リクエスト投票、ならびに「復刊ドットコム」の詳細については以下のサイトでご確認ください。
▼『メコンにまかせ』復刊リクエスト投票
▼復刊ドットコム
2009-04-08
『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』
【書誌データ】
書名:カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村
著者:森本喜久男
発行所:日本放送出版協会(NHKブックス1102)
発行:2008年1月30日
定価:970円(+税)
ISBN:978-4-14-091102-0 C1339
【出版にあたっての森本さんからのメッセージ】
このたび『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が、NHKブックスから発売になりました。前著『メコンにまかせ』から10年、ようやくかたちにすることができました。多くの方たちから、続編は出さないのかとたずねられておりましたから、これでようやく肩の荷がひとつ下ろせたような気がしております。
早いもので、わたしがIKTTを設立してから12年になります。この『カンボジア絹絣の世界』には、これまでわたしたちが取り組んできたこと、現在のIKTTの状況、そして「伝統の森」再生計画が目指していることなどについて、かなりくわしく書いたつもりです。染め織りに関する描写もできるだけ書き込みました。巻末には「IKTTの絣布ができるまで」と題し、桑の苗を育て、養蚕をし、生糸を引き、それを括り、染め、織り上げるまでの工程を、写真とともに簡潔に説明したページもつきました。本文中には「伝統の森」の位置をプロットした「シエムリアップ周辺図」と、現状でいちばん詳細な「伝統の森」の見取図も掲載されています。
前著『メコンにまかせ』は、わたしがタイを訪れ、黄金の生糸に出会い、そして東北タイの村びとたちと試行錯誤しながら染め織りを手がけてきたことと、カンボジアユネスコのコンサルタントとして「カンボジア絹織物の現状調査」を担当したことで、 カンボジアの伝統織物が置かれた現状を知り、その結果としてタコー村で伝統的養蚕の復活プロジェクトに取り組み、そしてIKTTを設立するに至るまでのことが記されています。いわば、IKTT前史とでもいえる内容でした。
今回の『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が出版されたことで、IKTTは何をやっているところなのか、そして森本はこれから何をしようとしているのか、というみなさまの疑問に対する、ひとつの回答とさせていただけるのではないかと思っております。お読みいただければ、幸いです。(2008年2月 森本喜久男)
書名:カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村著者:森本喜久男
発行所:日本放送出版協会(NHKブックス1102)
発行:2008年1月30日
定価:970円(+税)
ISBN:978-4-14-091102-0 C1339
【出版にあたっての森本さんからのメッセージ】
このたび『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が、NHKブックスから発売になりました。前著『メコンにまかせ』から10年、ようやくかたちにすることができました。多くの方たちから、続編は出さないのかとたずねられておりましたから、これでようやく肩の荷がひとつ下ろせたような気がしております。
早いもので、わたしがIKTTを設立してから12年になります。この『カンボジア絹絣の世界』には、これまでわたしたちが取り組んできたこと、現在のIKTTの状況、そして「伝統の森」再生計画が目指していることなどについて、かなりくわしく書いたつもりです。染め織りに関する描写もできるだけ書き込みました。巻末には「IKTTの絣布ができるまで」と題し、桑の苗を育て、養蚕をし、生糸を引き、それを括り、染め、織り上げるまでの工程を、写真とともに簡潔に説明したページもつきました。本文中には「伝統の森」の位置をプロットした「シエムリアップ周辺図」と、現状でいちばん詳細な「伝統の森」の見取図も掲載されています。
前著『メコンにまかせ』は、わたしがタイを訪れ、黄金の生糸に出会い、そして東北タイの村びとたちと試行錯誤しながら染め織りを手がけてきたことと、カンボジアユネスコのコンサルタントとして「カンボジア絹織物の現状調査」を担当したことで、 カンボジアの伝統織物が置かれた現状を知り、その結果としてタコー村で伝統的養蚕の復活プロジェクトに取り組み、そしてIKTTを設立するに至るまでのことが記されています。いわば、IKTT前史とでもいえる内容でした。
今回の『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が出版されたことで、IKTTは何をやっているところなのか、そして森本はこれから何をしようとしているのか、というみなさまの疑問に対する、ひとつの回答とさせていただけるのではないかと思っております。お読みいただければ、幸いです。(2008年2月 森本喜久男)
2009-04-06
メールマガジン「メコンにまかせ」のご案内
IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんが、カンボジア・シエムリアップ郊外の「伝統の森」から発信するメールマガジン「メコンにまかせ」の配信申し込みは、左側上部の〔メルマガ「メコンにまかせ」の登録〕から、配信元のまぐまぐのサイトでご登録ください。
ラベル:
IKTT Japanからのお知らせ
2009-04-05
IKTT(クメール伝統織物研究所)とは
【IKTTとは】
IKTT 、すなわちクメール伝統織物研究所(Institute for Khmer Traditional Textiles)は、カンボジアの伝統織物、とくに絹の絣布の復興を目的に、1996年1月に森本喜久男さんがカンボジアで設立した現地NGOです。IKTTの活動については、http://iktt.esprit-libre.org/ をご覧ください(左上のボタンからもサイトにリンクしています)。
【これまでの活動の履歴】
IKTTの発足当初は、カンポット州タコー村での養蚕再開プロジェクトを進めつつ、タケオ州などのかつての織物産地をまわり、存命する織り手の発掘と制作依頼を行なっていました。同時に、研究所に何名かの織り手を呼び寄せ、絣の柄や自然染料の復元のための調査研究を進めていました。当時のIKTTの活動のポイントを説明する際に、森本さんは「伝統の掘り起こし」という表現を使っています。
2000年1月、森本さんは活動の場をシエムリアップに移します。そして、研究所に工房を併設し、研修生の受け入れを始めました。プノンペンから移ってきたスタッフは、森本さんを含めて5人。そこに、少しづつ人を受け入れ始め、生糸の扱い方から、染め・織りへと少しづつ仕事を教えていきました。新たな担い手を育てなければ、カンボジアの織物は廃れてしまうという危機感がありました。
織物の担い手は、女性がほとんどです。そして、周囲を見回してみれば、その日の食事を工面するのがやっとのこと、という生活をしている人たちがたくさんいました。内戦の影響なのか、父親のいない、あるいはダンナさんのいない女性たちが子どもを抱えて暮らしています。であるなら、苦しい生活をしている女性たちに働く場を提供し、仕事として伝統織物の技術を身につけてもらうというのが、もっとも着実に織り手を育てていく方法であると考えたのだと思います。
研修生の受け入れに始まり、新しい世代に、伝統織物をつくる技術と「すばらしい布をつくる心」を伝えていく作業を、森本さんは「伝統の活性化」と説明します。これが、IKTTの活動における、いわば第2期のテーマでもありました。
2002年7月、シエムリアップ州アンコールトム郡に約5ヘクタールの土地を取得しました。これが、現在の「伝統の森」となる第一歩です。翌2003年の2月からは、タコー村の若者たちが住み込み、開墾に着手します。一方では、桑や染め材となる植物の苗を準備して育てていきます。こうして2003年からは、シエムリアップの工房での織物づくりと、「伝統の森」での村づくり、この2つが並行して動いていくことになります。IKTTの歴史のなかでは、ここからが第3期ということができるでしょう。そして、この頃から、いろいろなことが動き出します。
2003年の秋には、福岡市美術館で「カンボジアの染織」展が開催されました。ここにIKTTの布が展示されたわけではないのですが、織りと括りのデモンストレーションのため、IKTTから2名のスタッフが福岡にやってきました。また、2003年12月には、在シエムリアップの学術系NGOであるCenter for Khmer Studies(センター・フォー・クメール・スタディーズ)と共同で、2日間にわたるカンボジアの染織に関するセミナーを開催。そして、2004年9月に森本さんは、第11回ロレックス賞を受賞します。この受賞をきっかけにIKTTの活動は、欧米からも注目を集めるようになりました。
2008年1月、森本さんは、自身の生活の場をシエムリアップから「伝統の森」へと移しました。それまでにシエムリアップの工房の作業場の半分以上が「伝統の森」に移転を済ませたこともあり、「伝統の森」での本格的な作業に取り組むため、文字どおり、森の住人となったのです。シエムリアップには、括りと織りを担当する部門の一部と、研究所の運営と生産管理を担うアドミニストレーション部門、そしてギャラリー兼ショップが、これまでどおりの仕事を続けています。森本さんは、週に何度か、必要のあるときに「伝統の森」からシエムリアップまで出勤しています。
IKTT 、すなわちクメール伝統織物研究所(Institute for Khmer Traditional Textiles)は、カンボジアの伝統織物、とくに絹の絣布の復興を目的に、1996年1月に森本喜久男さんがカンボジアで設立した現地NGOです。IKTTの活動については、http://iktt.esprit-libre.org/ をご覧ください(左上のボタンからもサイトにリンクしています)。
【これまでの活動の履歴】
IKTTの発足当初は、カンポット州タコー村での養蚕再開プロジェクトを進めつつ、タケオ州などのかつての織物産地をまわり、存命する織り手の発掘と制作依頼を行なっていました。同時に、研究所に何名かの織り手を呼び寄せ、絣の柄や自然染料の復元のための調査研究を進めていました。当時のIKTTの活動のポイントを説明する際に、森本さんは「伝統の掘り起こし」という表現を使っています。
2000年1月、森本さんは活動の場をシエムリアップに移します。そして、研究所に工房を併設し、研修生の受け入れを始めました。プノンペンから移ってきたスタッフは、森本さんを含めて5人。そこに、少しづつ人を受け入れ始め、生糸の扱い方から、染め・織りへと少しづつ仕事を教えていきました。新たな担い手を育てなければ、カンボジアの織物は廃れてしまうという危機感がありました。
織物の担い手は、女性がほとんどです。そして、周囲を見回してみれば、その日の食事を工面するのがやっとのこと、という生活をしている人たちがたくさんいました。内戦の影響なのか、父親のいない、あるいはダンナさんのいない女性たちが子どもを抱えて暮らしています。であるなら、苦しい生活をしている女性たちに働く場を提供し、仕事として伝統織物の技術を身につけてもらうというのが、もっとも着実に織り手を育てていく方法であると考えたのだと思います。
研修生の受け入れに始まり、新しい世代に、伝統織物をつくる技術と「すばらしい布をつくる心」を伝えていく作業を、森本さんは「伝統の活性化」と説明します。これが、IKTTの活動における、いわば第2期のテーマでもありました。
2002年7月、シエムリアップ州アンコールトム郡に約5ヘクタールの土地を取得しました。これが、現在の「伝統の森」となる第一歩です。翌2003年の2月からは、タコー村の若者たちが住み込み、開墾に着手します。一方では、桑や染め材となる植物の苗を準備して育てていきます。こうして2003年からは、シエムリアップの工房での織物づくりと、「伝統の森」での村づくり、この2つが並行して動いていくことになります。IKTTの歴史のなかでは、ここからが第3期ということができるでしょう。そして、この頃から、いろいろなことが動き出します。
2003年の秋には、福岡市美術館で「カンボジアの染織」展が開催されました。ここにIKTTの布が展示されたわけではないのですが、織りと括りのデモンストレーションのため、IKTTから2名のスタッフが福岡にやってきました。また、2003年12月には、在シエムリアップの学術系NGOであるCenter for Khmer Studies(センター・フォー・クメール・スタディーズ)と共同で、2日間にわたるカンボジアの染織に関するセミナーを開催。そして、2004年9月に森本さんは、第11回ロレックス賞を受賞します。この受賞をきっかけにIKTTの活動は、欧米からも注目を集めるようになりました。
2008年1月、森本さんは、自身の生活の場をシエムリアップから「伝統の森」へと移しました。それまでにシエムリアップの工房の作業場の半分以上が「伝統の森」に移転を済ませたこともあり、「伝統の森」での本格的な作業に取り組むため、文字どおり、森の住人となったのです。シエムリアップには、括りと織りを担当する部門の一部と、研究所の運営と生産管理を担うアドミニストレーション部門、そしてギャラリー兼ショップが、これまでどおりの仕事を続けています。森本さんは、週に何度か、必要のあるときに「伝統の森」からシエムリアップまで出勤しています。
2009-04-02
IKTT Japan Newsを始めます
長い戦乱のうちに失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その代表である森本喜久男の活動を日本から支援するため、IKTT Japanは非営利任意団体として発足しました。
このIKTT Japan Newsは、主に日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
現地IKTTの活動内容をよりくわしく知りたい方、ならびに森本喜久男が「伝統の森」から発信するメールマガジン「メコンにまかせ」の登録(by まぐまぐ)は、左上のボタンからそれぞれのサイトでご確認をお願いいたします。
このIKTT Japan Newsは、主に日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
現地IKTTの活動内容をよりくわしく知りたい方、ならびに森本喜久男が「伝統の森」から発信するメールマガジン「メコンにまかせ」の登録(by まぐまぐ)は、左上のボタンからそれぞれのサイトでご確認をお願いいたします。
ラベル:
IKTT Japanからのお知らせ
登録:
投稿 (Atom)




