京都の法然院での展示会・報告会のスケジュールが決まりました。今年は11月20日(金)から22日(日)の3日間です。
森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時からの予定です。
【とき】
11月20日(金)から22日(日)まで(展示と販売)
10時~16時(ただし、初日の20日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、22日(日)の午後1時より。
《森本喜久男・現地からの報告2009》
カンボジアの伝統織物と、それを担う人びとの暮らしを支える
“伝統の森”再生プロジェクト最新事情
【ところ】
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)
※この時期の京都は、紅葉の最盛期でもあり、市内の道路事情はたいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。
2009-09-19
2009-09-18
「蚕まつり2009」レポート(その6)記念撮影編
蚕供養も終わり、6日の昼過ぎには「蚕まつり」に参加するためにシエムリアップからやってきていたIKTTのスタッフやその家族たちも、トラックなどに分乗して「伝統の森」を後にしていきました。日本からの「蚕まつり2009」参加ツアーで、「伝統の森」に宿泊したみなさんも、バスでシエムリアップに向かいます。
そのころ、ファッションショーに参加した一部の女性たちは、ふたたびステージ衣装を身につけ、各自で化粧をはじめていました。
じつは、森本さんの発案で、もう一度、記念写真を撮っておこう、ということになったのです。すでに、シエムリアップに向けて出発してしまったスタッフたちもいるので、全員での記念撮影とはいきませんが、せっかくだから、しっかり記録を残しておこうということのようです。
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撮影されたのは、今回、「蚕まつり2009」に参加されたフォトグラファーの内藤順司さんです。
そのころ、ファッションショーに参加した一部の女性たちは、ふたたびステージ衣装を身につけ、各自で化粧をはじめていました。
じつは、森本さんの発案で、もう一度、記念写真を撮っておこう、ということになったのです。すでに、シエムリアップに向けて出発してしまったスタッフたちもいるので、全員での記念撮影とはいきませんが、せっかくだから、しっかり記録を残しておこうということのようです。
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撮影されたのは、今回、「蚕まつり2009」に参加されたフォトグラファーの内藤順司さんです。
2009-09-15
「蚕まつり2009」レポート(その5)裏方編
盛会のうちに、「蚕まつり2009」の
ファッションショーは終了しました。
今回、ステージに上がったのは69人です。しかし、これだけ大きなイベントを自前で開催するとなると、その準備もかなりのものです。
垣間見えたファッションショーの裏方さんたちの様子も、ご紹介しておきます。
ステージそのものは、「伝統の森」の大工組を中心とした男衆たちが組み上げました。
ステージを照らすライトのセットアップ、そしてPA関連のセットアップも(配線トラブルなど、いくつかの問題はありながらも)、森本さんの指示の下、男衆が準備しています。
そのステージに上がる全員の衣装を担当したのは、サラウィとマーラのふたりです。彼女たちの仕事は、8月中旬に、森本さんが衣装合わせを始めたときからスタートしていました。ふたりは森本さんの着付けも手伝い、どの布をどんなふうに着付けたのかも確認しています。マーラは、誰がどの布を身につけたかを、
一人分づつメモに記録し、着付けた状態を携帯電話のカメラで撮影し、使った布を一人分づつビニル袋に仕分けていました。
サラウィは、新人モデルさんのウォーキングの練習にも立ち会っています。じつは彼女は、アプサラダンスシアターのステージのアシスタントを務めていた経験もあるので、ステージングに対する認識のレベルが他のメンバーとは違うのです。
なお、出演者全員のメイクアップを担当したのは、昨年と同様、IKTTのスタッフの一人の、“オネエ”さま軍団です。
今回、ステージに上がったのは69人です。しかし、これだけ大きなイベントを自前で開催するとなると、その準備もかなりのものです。
垣間見えたファッションショーの裏方さんたちの様子も、ご紹介しておきます。
ステージそのものは、「伝統の森」の大工組を中心とした男衆たちが組み上げました。
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ステージを照らすライトのセットアップ、そしてPA関連のセットアップも(配線トラブルなど、いくつかの問題はありながらも)、森本さんの指示の下、男衆が準備しています。
そのステージに上がる全員の衣装を担当したのは、サラウィとマーラのふたりです。彼女たちの仕事は、8月中旬に、森本さんが衣装合わせを始めたときからスタートしていました。ふたりは森本さんの着付けも手伝い、どの布をどんなふうに着付けたのかも確認しています。マーラは、誰がどの布を身につけたかを、
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サラウィは、新人モデルさんのウォーキングの練習にも立ち会っています。じつは彼女は、アプサラダンスシアターのステージのアシスタントを務めていた経験もあるので、ステージングに対する認識のレベルが他のメンバーとは違うのです。
なお、出演者全員のメイクアップを担当したのは、昨年と同様、IKTTのスタッフの一人の、“オネエ”さま軍団です。
2009-09-14
「蚕まつり2009」レポート(その4)前夜祭打ち上げ編
時間的には前後しますが、
5日の夜の、ファッションショーを終えた後の様子もレポートしておきます。
21時、ファッションショーのステージが終わりました。ファッションショーにモデルとして出場した女性たちは、メイクを落とし、衣装を着替えに下がりました。シエムリアップから参加された参列者の方たちは、森本さんと歓談したりしつつ、それぞれ帰路につかれました。日本からのツアーのみなさん、在シエムリアップの日本人の方々のみならず、プノンペンやバンコクからいらっしゃった方、そして近隣の村々から参加された方々もいらっしゃいました。
ステージ上では、オープニングに登場したバンド‘MILO’の演奏が再び始まりました。バンドメンバーの一人が急逝されたとのことで、その追悼シークレットライブとのこと。
その後、ステージは、バンド演奏をバックにした生カラオケ大会へ。
そして、MILOのメンバーが、楽器を片付けた後は、
今度は音楽をCDに切り替えて、ダンス(ディスコ?)大会に突入です。
この頃には、モデルとしてステージに上がっていた女性たちも参加して、再び盛り上がりはじめます。曲は、民謡調の曲と、ポップスとが入り混じります。カンボジアの民謡調の曲で輪になって踊るかと思えば、カンボジアのポップスでそれぞれが踊ります。森本さんも踊っています。
最後のほうでは、全員で同じ方向を向いてステップを踏んで、最後のステップでくるっと体の向きを90度変える、マディソンと呼ばれるダンスで盛り上がっていました。
年に何度かの、大騒ぎのできる晩とあって、23時過ぎまで踊りは続きました。23時30分頃、少し前から降り出していた雨が、突然の豪雨にかわり、これを機にようやく“森の宴”は終ったのでした。
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21時、ファッションショーのステージが終わりました。ファッションショーにモデルとして出場した女性たちは、メイクを落とし、衣装を着替えに下がりました。シエムリアップから参加された参列者の方たちは、森本さんと歓談したりしつつ、それぞれ帰路につかれました。日本からのツアーのみなさん、在シエムリアップの日本人の方々のみならず、プノンペンやバンコクからいらっしゃった方、そして近隣の村々から参加された方々もいらっしゃいました。
ステージ上では、オープニングに登場したバンド‘MILO’の演奏が再び始まりました。バンドメンバーの一人が急逝されたとのことで、その追悼シークレットライブとのこと。
その後、ステージは、バンド演奏をバックにした生カラオケ大会へ。
そして、MILOのメンバーが、楽器を片付けた後は、
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最後のほうでは、全員で同じ方向を向いてステップを踏んで、最後のステップでくるっと体の向きを90度変える、マディソンと呼ばれるダンスで盛り上がっていました。
年に何度かの、大騒ぎのできる晩とあって、23時過ぎまで踊りは続きました。23時30分頃、少し前から降り出していた雨が、突然の豪雨にかわり、これを機にようやく“森の宴”は終ったのでした。
2009-09-13
「蚕まつり2009」レポート(その3)蚕供養編
9月6日、「蚕まつり」当日の朝は、
食事の準備に始まりました。
前の晩、遅くまで踊りまくっていた若者たちも、鶏をさばいたり、米を洗ったり、あるいは来客用テントの下の円卓を整えたりと、それぞれの持ち場で働いています。
昨夜、ステージとなった高床式家屋の2階、つまり「伝統の森」のショップ&ギャラリーのフロアに、儀式用のスペースが作られました。そこで、僧侶への捧げ物の準備をするのは、おばあたちです。
日本からの参加者たちが朝食のお粥を食べているうちに僧侶が到着し、森本さんからは蚕供養に参列を促す声が掛かりました。
日本の仏事であれば、僧侶の読経が延々続くものだと思うのですが、こちらでは、僧侶に向かって列席者が読経する時間のほうが長いように思います。読経が終わると、今度は僧侶に食事を供します。僧侶たちが簡単に食事を済ませると、次には列席者たちが食事をします(昨年は、僧侶の前で食事はしなかったように記憶します)。
その後、僧侶の読経のなか、
列席者たちが、順にそれぞれの僧侶の前に置かれた鉢にご飯をよそっていきます(上座部仏教では、僧侶に施しをする行為が自分の徳を積むことになるとされているからだと思います)。
これが一巡した後、僧侶から皆の頭上に聖水が振りまかれ、蚕供養は終りました。
なお、この読経の場には参列されていなかったものの、この日の「伝統の森」には、シエムリアップ州の行政関係者も、「蚕まつり」へのご祝儀を持って出席されていたとのことです。(続く)
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前の晩、遅くまで踊りまくっていた若者たちも、鶏をさばいたり、米を洗ったり、あるいは来客用テントの下の円卓を整えたりと、それぞれの持ち場で働いています。
昨夜、ステージとなった高床式家屋の2階、つまり「伝統の森」のショップ&ギャラリーのフロアに、儀式用のスペースが作られました。そこで、僧侶への捧げ物の準備をするのは、おばあたちです。
日本からの参加者たちが朝食のお粥を食べているうちに僧侶が到着し、森本さんからは蚕供養に参列を促す声が掛かりました。
日本の仏事であれば、僧侶の読経が延々続くものだと思うのですが、こちらでは、僧侶に向かって列席者が読経する時間のほうが長いように思います。読経が終わると、今度は僧侶に食事を供します。僧侶たちが簡単に食事を済ませると、次には列席者たちが食事をします(昨年は、僧侶の前で食事はしなかったように記憶します)。
その後、僧侶の読経のなか、
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これが一巡した後、僧侶から皆の頭上に聖水が振りまかれ、蚕供養は終りました。
なお、この読経の場には参列されていなかったものの、この日の「伝統の森」には、シエムリアップ州の行政関係者も、「蚕まつり」へのご祝儀を持って出席されていたとのことです。(続く)
2009-09-12
「蚕まつり2009」レポート(その2)前夜祭編
【ステージ4】
後半のステージは、森本さんの着付け&アレンジの“技”が見どころのひとつです。
このステージでは、シンプルなTシャツと、絹絣の組み合わせがポイントです。意外なことに、白いTシャツが、かえって絣の柄を引き立たせる結果になっているように思います。
なお、このステージに使われたのは、現地で最近流行っているらしい“ジャパニーズ・ボーイ”という曲です。
【ステージ5】
次のステージでは、森本さんはちょっと大胆な着付けを試みています。
モデルの女性たちが登場したときに、
客席の男性たちが大いに沸いたのは、はじめの2人の、膝上の長さ(短さ)のスカートに反応したのかもしれません。
注目してほしいのは、彼女たちのスラリとした脚ではなく、森本さんの手描きバティックなんですが(笑)。
じつは、今回のファッションショーでは、森本さんの手描きバティック(=ローケツ染め)がふんだんに使われているのです。
【ステージ6】
いよいよ、最終ステージです。皆、ちょっと“大人ゴージャス”な雰囲気の装いでの登場です。
このステージに登場するメンバーは、これまでに何度かのファションショーへの出場経験のある女性たちですので、動きにも落ち着きと自信が感じられます。
なお、このステージのトリを務めたのは(例年どおり)、IKTTの括りの名手、スレンさんです。
【フィナーレ】
マイケル・ジャクソンの“OFF THE WALL”にあわせて、全員が再びステージに。
今回のファッションショーの参加者は、なんと総勢69人とのことです。
すべてのステージが終了したのは、21時少し前のことでした。
*
今回、森本さんは、衣装あわせの段階で、かなりの工夫を凝らしました。とはいえ、素材はみな、一枚の布です。布にハサミは入れません。しばったりクリップで留めることはしても、針と糸も使いません。衣装あわせをしながら森本さんは、「(布を)仕立てずに、何とか見せようというんだから贅沢な話だよね」と笑いつつ、真剣に布を操っていました。
彼女たちがステージ上でまとった布の多くは、水通しをして、数日後には再びIKTTのショップに並ぶ布に戻るはずです。(続く)
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後半のステージは、森本さんの着付け&アレンジの“技”が見どころのひとつです。
このステージでは、シンプルなTシャツと、絹絣の組み合わせがポイントです。意外なことに、白いTシャツが、かえって絣の柄を引き立たせる結果になっているように思います。
なお、このステージに使われたのは、現地で最近流行っているらしい“ジャパニーズ・ボーイ”という曲です。
【ステージ5】
次のステージでは、森本さんはちょっと大胆な着付けを試みています。
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モデルの女性たちが登場したときに、
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注目してほしいのは、彼女たちのスラリとした脚ではなく、森本さんの手描きバティックなんですが(笑)。
じつは、今回のファッションショーでは、森本さんの手描きバティック(=ローケツ染め)がふんだんに使われているのです。
【ステージ6】
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いよいよ、最終ステージです。皆、ちょっと“大人ゴージャス”な雰囲気の装いでの登場です。
このステージに登場するメンバーは、これまでに何度かのファションショーへの出場経験のある女性たちですので、動きにも落ち着きと自信が感じられます。
なお、このステージのトリを務めたのは(例年どおり)、IKTTの括りの名手、スレンさんです。
【フィナーレ】
マイケル・ジャクソンの“OFF THE WALL”にあわせて、全員が再びステージに。
今回のファッションショーの参加者は、なんと総勢69人とのことです。
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*
今回、森本さんは、衣装あわせの段階で、かなりの工夫を凝らしました。とはいえ、素材はみな、一枚の布です。布にハサミは入れません。しばったりクリップで留めることはしても、針と糸も使いません。衣装あわせをしながら森本さんは、「(布を)仕立てずに、何とか見せようというんだから贅沢な話だよね」と笑いつつ、真剣に布を操っていました。
彼女たちがステージ上でまとった布の多くは、水通しをして、数日後には再びIKTTのショップに並ぶ布に戻るはずです。(続く)
2009-09-11
「蚕まつり2009」レポート(その1)前夜祭編
【オープニングアクト】
9月5日(土)、「蚕まつり2009」の前夜祭は、近くの村から招いた楽団の演奏、そして在シエムリアップの日本人を中心としたバンド‘MILO’による演奏で幕を開けました。
今年は、雨にもたたられず、ほぼ予定どおりのスタートです。
【子どもダンスコンテスト】
森本さんによる短い開会の挨拶の後、子どもたちのダンスコンテストが始まりました。みな堂々と、そして元気に踊っています。ダンスよりも、ステージ脇にある賞品のぬいぐるみに視線がクギ付けという小さな子もいたりと、ほほえましい光景も見られました。
さて、いよいよ前夜祭のメインイベントとなるIKTTのファッションショーの幕開けです。

【ステージ1】
先頭の女性はチャーップという、ヤシの葉で作ったたくさんの小鳥をつけた飾り物を手に持ち、その後には、それぞれ生糸と蘭の花をかごに盛った女性が控えます。そして、その後には、竹棹に吊るしたピダン(絵絣)を捧げ持った女性たちが続きます。
たくさんのライトを浴びた、ピダンの美しさに目を奪われます。普段であれば、
壁面に飾られているため動きのないピダンですが、ステージ上ではさまざまな角度から光が当たり、そしてそれが動かされるため、シルクの光沢感がいっそう際立ちます。
このステージに使われた音楽は、森本さんのお気に入りの曲で、なんでも「これがカンボジアの誇りだー!」と、皆に檄(ゲキ)を飛ばすような内容の歌なのだそうです。
【ステージ2】
次のステージは、婚礼の行列をイメージしたものです。サンポット・ホール(絣布の巻きスカート)と、レースやビーズで飾りつけたブラウス着用が基本のいでたちのようです。現在のカンボジアの、オーソドックスな正装といったところでしょうか。
このステージに登場する女性たちの多くは、今回のファッションショーが初めて、とのこと。ステージの上でライトを浴びて歩くのももちろん初めてです。
【ステージ3】
続いては、男衆の登場です。昨年と同じく酒器や楽器を手に、ステージの上を練り歩きます。
今年は、肩に掛けた大判のパムアンの布を、翼のようにはばたかせるアイデアが加わりました。(続く)
9月5日(土)、「蚕まつり2009」の前夜祭は、近くの村から招いた楽団の演奏、そして在シエムリアップの日本人を中心としたバンド‘MILO’による演奏で幕を開けました。
今年は、雨にもたたられず、ほぼ予定どおりのスタートです。
【子どもダンスコンテスト】
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森本さんによる短い開会の挨拶の後、子どもたちのダンスコンテストが始まりました。みな堂々と、そして元気に踊っています。ダンスよりも、ステージ脇にある賞品のぬいぐるみに視線がクギ付けという小さな子もいたりと、ほほえましい光景も見られました。
さて、いよいよ前夜祭のメインイベントとなるIKTTのファッションショーの幕開けです。
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【ステージ1】
先頭の女性はチャーップという、ヤシの葉で作ったたくさんの小鳥をつけた飾り物を手に持ち、その後には、それぞれ生糸と蘭の花をかごに盛った女性が控えます。そして、その後には、竹棹に吊るしたピダン(絵絣)を捧げ持った女性たちが続きます。
たくさんのライトを浴びた、ピダンの美しさに目を奪われます。普段であれば、
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このステージに使われた音楽は、森本さんのお気に入りの曲で、なんでも「これがカンボジアの誇りだー!」と、皆に檄(ゲキ)を飛ばすような内容の歌なのだそうです。
【ステージ2】
次のステージは、婚礼の行列をイメージしたものです。サンポット・ホール(絣布の巻きスカート)と、レースやビーズで飾りつけたブラウス着用が基本のいでたちのようです。現在のカンボジアの、オーソドックスな正装といったところでしょうか。
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このステージに登場する女性たちの多くは、今回のファッションショーが初めて、とのこと。ステージの上でライトを浴びて歩くのももちろん初めてです。
【ステージ3】
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続いては、男衆の登場です。昨年と同じく酒器や楽器を手に、ステージの上を練り歩きます。
今年は、肩に掛けた大判のパムアンの布を、翼のようにはばたかせるアイデアが加わりました。(続く)
2009-09-02
IKTTのDVDビデオ「蚕まつり2008」発売開始!
昨年9月に「伝統の森」で開催された“蚕まつり2008”が、DVDビデオ「蚕まつり2008/The Silkworm Festival 2008 at "Wisdom from the Forest"」として発売になりました。
5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版の映像が上映されましたが、今回リリースされるのは、その完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」でのさまざまな活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回(2008年)の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
今回の映像でいちばんの見どころは、なんといっても、豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行されたファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとい、ステージに登場した男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏に加えて、「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も垣間見ることができます。
なお、撮影を担当されたのは、「国境を越えて~カンボジア・シェムリアップの日本人たち」(RKB毎日放送、2002)や、福岡市美術館「カンボジアの染織」展に連動したTVドキュメンタリー「カンボジアの絣織に魅せられて~黄金のシルクで結ばれた人々」(RKB毎日放送、2003)などの取材を通じて、早くから森本さんの活動に注目してこられたビデオジャーナリストの寺嶋修二さんです。
制作・著作=IKTT(クメール伝統織物研究所)
形式=DVD/NTSC
リージョンコード=ALL(コードフリー)
言語=日本語(英文字幕つき)
時間=47分
ディスク枚数=1
直販特別価格=2000円(税込/送料別)
このDVDの通販申込はこちらから
都内の以下の書店でも、お取り扱いが始まりました。
アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル3階)
茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
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5月下旬に、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の各地で開催された森本さんの報告会会場では、10分ほどのダイジェスト版の映像が上映されましたが、今回リリースされるのは、その完全版です。
2002年に始まった「伝統の森」でのさまざまな活動について、5回目にして新たな展開を迎えた今回(2008年)の「蚕まつり」について、そして回を重ねるごとに出演希望者が増えていくというIKTTのファッションショーについて、映像とともに森本さん自身が語ります。
今回の映像でいちばんの見どころは、なんといっても、豪雨とPAトラブルに見舞われながらも敢行されたファッションショーのステージです。IKTTで織り上げられた絹絣を身にまとい、ステージに登場した男女あわせて55名のIKTTのスタッフたちの晴れがましい姿、その緊張した横顔、そして自信に満ちた笑顔の数々を堪能してください。
翌朝に行なわれた蚕供養(僧侶を招いての読経に始まる一連の行事)の様子と、近くの村から招いた村の楽団の演奏に加えて、「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らしの様子も垣間見ることができます。
なお、撮影を担当されたのは、「国境を越えて~カンボジア・シェムリアップの日本人たち」(RKB毎日放送、2002)や、福岡市美術館「カンボジアの染織」展に連動したTVドキュメンタリー「カンボジアの絣織に魅せられて~黄金のシルクで結ばれた人々」(RKB毎日放送、2003)などの取材を通じて、早くから森本さんの活動に注目してこられたビデオジャーナリストの寺嶋修二さんです。
制作・著作=IKTT(クメール伝統織物研究所)
形式=DVD/NTSC
リージョンコード=ALL(コードフリー)
言語=日本語(英文字幕つき)
時間=47分
ディスク枚数=1
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アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル3階)
茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
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