2012-06-27

書籍『杏のふむふむ』のご紹介


 モデル、女優、シンガー、そして歴女でもある、杏さん初のエッセイ集『杏のふむふむ』が筑摩書房から刊行されました。
 本書は、彼女がこれまでさまざまなかたちで“出会った”人たちを描いています。
 そして、そのなかのひとりとして、森本さんも登場します。
 杏さんは、2010年3月にBS日テレで放送された番組「世界で勝負!グレートジャパニーズ」のナレーションを務め、その直後の5月4日にJ-WAVEで放送された番組「BLUE PLANET」の取材でシエムリアップを訪れ、森本さんへのインタビューを担当されました。そのときの「伝統の森」の様子や森本さんに会ったときの印象などが、「クメール織の『伝統の森』」のタイトルで掲載されています。

2012-06-11

6月9日、10日の報告会、無事終了しました

 東京・青山と大阪・高槻での、2日間にわたった森本さんによる現地報告会「森の知恵~自然の恵みを色にする」は、無事終了しました。
 9日の青山、10日の高槻、それぞれの会場にご来場いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。
 無印良品との新たなコラボレーションのなかで、草木染めの新しい時代を切り拓こうとしている、森本さんの強い思いの一端をうかがい知る機会となったことと思います。

 5月31日付で配信されたメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.270)のなかで、森本さんは上海の工場に届いた中国各地からの染め材について言及されていましたが、そのうち山東省から届いたお茶の木の根というのは、茶畑を更新するために掘り出したお茶の古木の根だということが判りました。また、シンセンから届いたバラの木とは、生花市場にバラの花束を出荷するときに、長さを揃えるために切り落されたバラの枝葉なのだそうです。また、家具を作る際に大量に出るオガクズも、染め材にしたのだそうです。
 廃棄されるはずだったモノを染め材として使い、ゴミを宝の山に変えること。そして、上海にある最新鋭の巨大な染色マシーンを、工芸の世界で職人が使う道具と同じく、手の延長にある道具のように使いこなすこと。そんな森本さんの挑戦が始まりました。

※メールマガジン「メコンにまかせ」の講読は、こちらからお申し込みください(講読無料)。

2012-06-01

6月10日、高槻・高槻現代劇場での報告会のご案内

森本さんの一時帰国にあわせ、6月10日(日)に、大阪の高槻で報告会を開催します。
 会場は、高槻現代劇場の奥の建物である市民会館(集会室206号室)です。

■森本喜久男・現地からの報告2012 「森の知恵~自然の恵みを色にする」
と き:6月10日(日)/15時から17時まで
ところ:高槻現代劇場 市民会館集会室 206号室
    大阪府高槻市野見町2-33(Tel:072-671-1061)
    阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分/JR京都線「高槻駅」から徒歩12分
    入場無料、定員50名(できるだけご予約をお願いします)
※販売については、会場利用規約の関係で、報告会終了後に行います。
※報告会の後、すろまいでの森本さんを囲んだ食事会も予定されています(定員13名、要予約