2014-03-24

「蚕まつり2014」レポート(その2)開会式


 来賓が着席され、いよいよ「蚕まつり2014」の開会です。
 はじめに、カンボジア国家斉唱。そして、伝統舞踊のステージです。歓迎の舞に続き、孔雀の舞(写真左)、そしてアプサラの舞(写真右)です。

 森本さんから開会の辞。クメール語の通訳は、昨年に続きメンアンさんが担当しています。来賓挨拶は、シエムリアップ州知事、シソワット・モニラク殿下からの祝辞と続きます。お嬢様から森本さんへ、ドネーションが手渡されました。

2014-03-23

「蚕まつり2014」レポート(その1)準備編


 3月15日、「蚕まつり2014」前夜祭当日を迎えました。ステージの設営はほぼ終わっています。来賓席の準備も進んでいます。来賓席は、昨年とは逆に、キッチンや木造のゲストハウスを背に設営されました(ステージ向かって右方向に夕陽が沈みます)。早くも昼食の仕込みが始まっています。鍋に湯を沸かし、鶏をさばき、野菜を切り……、と手分けしての作業は進みます。
 シェムリアップから、2台のバイクが到着。Hair Salon AのAKIさんとRISAさんです。今回のファッションショーのヘアメイクは、昨年シエムリアップに美容室をオープンしたヘアスタイリストのAKIさんに協力していただいています。着付けと並行して、ヘアメイクも始まりました。

 ステージ近くでは、実演と展示の準備も始まりました。黄色い生糸、そしてIKTTで使用している染め材などが展示され、繭から生糸を手引きする作業や、綿花から糸を紡ぐ作業、括りや織りの実演などの準備も始まりました。これは「蚕まつり」に参加する方々に、IKTTで行なわれている仕事を、より具体的に理解してもらうためです。
 織り手の女性と何やら話をしながら、織り機の横でマジマジと見入っているカンボジア人の男性陣。じつは、彼らも、布を織っているところを見るのは、今日が初めてなのかもしれません。

 来賓が到着されました。今回、王室からは、シソワット・モニラク殿下、シソワット・カンタレス妃殿下ご夫妻とそのお嬢様が出席されました。シェムリアップ州知事も参列されています。昨年も出席されたカンタレス妃殿下は、実演する一人ひとりにも、お声かけされています。「蚕まつり2014」開会もまもなくです。

2014-03-12

まもなく「蚕まつり2014」開催です

 まもなく、IKTT恒例となる「蚕まつり2014」が開催されます。今年は、3月15日(土)に前夜祭が、翌16日(日)に蚕供養が行なわれます。会場となるのは、アンコールトム郡ピアックスナエンにある「伝統の森」です。
 前夜祭は、15時開場、16時スタートです。プログラムに先立ち、開催の挨拶ならびにシソワット・カンタレス妃からの御祝辞が予定されています。その後、夕食をはさみ、20時終了予定です。
 また、16日の蚕供養の儀は、朝9時に仏僧による読経開始の予定です。

【前夜祭プログラム】
15時 開場
16時 開催の挨拶ならびに祝辞
《第1部》
アプサラダンス
IKTTファッションショー
 (休憩・夕食)
《第2部》
IKTTの子どもたちによるダンスパフォーマンス
MILOによるバンド演奏
「伝統の森」飯田小学校日本語教室の子どもたちによる歌「花は咲く」
(20時終了予定)

※前夜祭への参加には、参加費(夕食代込み)として、日本人ならびに外国人は10ドルをいただきます(カンボジア人無料)。



 左の写真は、森本さんがfacebookにアップしたファッションショーの衣装合わせの際のひとコマです。