サイドバーに、ギャラリー(バティック)を新設しました。
今回、ご紹介するのは、森本さんがここ数か月の間に制作してきた手描きバティック10枚です(画像は部分、20点あります)。
使う布はもちろん、IKTTで織り上げられた生成りのシルクです。染料も、IKTTで使っている自然染料の組み合わせです。
友禅職人だった森本さんが、京都時代に身につけた「素描き友禅」の技そのままに、布に筆でロウを引き(下書きなし!)、染め重ねていきます。
主なモティーフは、以前から森本さんが好んで描いている“生命の木”です。この布を仕上げながら、森本さんはこんな発言をしていました。
「これまで意識したことはなかったんだけど、僕が描いている“生命の木”が、だんだんバイヨン寺院の壁画にある生命樹のレリーフに似てきているんだよね」
この布たちは、まもなく開催される「蚕まつり2009」の前夜祭のファッションショーで、IKTTのモデルたちの身にまとわれる予定です。
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