10月22日付の「Radio Free Asia (ラジオ・フリー・アジア)」のウェブニュース(英語版)で、「Silk Weavers Spinning New Wealth(織り手たちが生み出す新しい暮らし)」と題して、カンボジアにおける絹織物の制作に関する記事が掲載されています。
記事のなかで、具体的なインタビューに応えているのは、森本さんを始めとする「伝統の森」のスタッフたちがほとんどです。
2010-10-25
2010-10-23
11月24日、金沢美術工芸大学での講演会のご案内
■カンボジア シエムリアプの伝統織物と森の再生
【とき】
2010年11月24日(水)18:00~19:30
【ところ】
金沢美術工芸大学 大学院棟3階 第一教室
住所:石川県金沢市小立野5-11-1
アクセス:バス=JR金沢駅東口バスターミナル3番のりばから(東部車庫行・湯涌温泉行・駒帰行)、6番のりばから(田上住宅行)。JR金沢駅西口バスターミナル4番のりばから(東部車庫行)、ともに乗車時間約25分、「小立野」バス停下車(徒歩約8分)。/タクシー=JR金沢駅から約20分。
【内容】(主催者からのメッセージ)
森本喜久男氏は、1980年代より東南アジアにおいて伝統的染織物の調査と制作に関わってきました。近年はカンボジア・シエムリアプにおいてIKTT(クメール伝統織物研究所)を運営、伝統染織物の制作だけでなく、それらの材料を育てる森の再生を手がけ、地域づくりに貢献されています。
この度、金沢美術工芸大学国際交流センターと、アジア工芸教育交換プロジェクトは、森本氏が関わられてきた伝統織物制作と森の再生プロジェクトを通して、「手の記憶」によるものづくり、環境に根差したものづくりについて、お話を頂きます。
なお当日は、染織作品の展示と販売も行います。売上金は、森本氏主宰のIKTT(クメール伝統織物研究所)の活動に活かされます。入場無料。
※問い合わせ先:076-262-3531
(金沢美術工芸大学 国際交流センター/アジア工芸教育交換プロジェクト)
2010-10-20
11月23日、杉並区・西荻地域区民センターでの展示会・報告会のご案内
■森本喜久男報告会「シエムリアップ 現地からの報告2010」
【とき】
2010年11月23日(祝)
展示と販売:14時開場(20時終了)
報告会:〔午後の部〕14時30分開始(16時終了予定)
〔夜の部〕 18時開始(19時30分終了予定)
【ところ】
西荻地域区民センター 3F(JR西荻窪駅北口から徒歩15分)
住所:東京都杉並区桃井4-3-2
アクセス:JR西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)
またはJR荻窪駅北口からバス(0番・1番乗り場から乗車)
※ともに「桃井4丁目」下車すぐ
【内容】
IKTT(クメール伝統織物研究所)代表の森本喜久男さんによる活動報告、ならびにIKTTで制作されたカンボジア絹織物の展示と販売(入場無料)。
※問い合わせ先:e-mail:nishikawa@iktt.org[@を半角に変換してご送信ください]
より大きな地図で 西荻地域区民センター を表示
2010-10-16
再び、クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて
10月15日に配信されたメールマガジン「メコンにまかせ」(vol.235)で、森本さんはクメール語小冊子『森の知恵』の発行に、ようやく目鼻がついたという報告をされています。以下、少々長いですが、「メコンにまかせ」から再掲します。
数年前のこと、わたしがこれまでに「メコンにまかせ」などのメイルニュースやホームページでIKTTの活動を紹介するために書いたものをクメール語に訳して、IKTTのスタッフに回覧板のように回し読みしてもらうことを思いついた。わたしの、クメール語の不十分さを補う意味でも、IKTTの活動をともに担っているみんなに、より深くそれぞれの仕事と役割を理解してほしいという思いがあった。
たとえば、藍染めの技術を習得した「伝統の森」の染め場のリーダーの女性には、自分の仕事の背景をより深く理解してほしいと思う。――長引く内戦下、カンボジア伝統の藍染めの技術は途絶えていた。少なくとも、1995年にわたしが調査した範囲では藍染めをしている村はなく、その後IKTTを設立してからもカンボジア各地を訪ねているが、伝統的な藍染めをやっている人には出会っていない。唯一、わたしが出会うことができたのは、かつて藍を建てていたという年配の男性であった。彼から直接、話を聞くことで、カンボジア伝統の藍染めがどんな植物で藍を建て、どんな道具を使い、どんなプロセスで準備されていたのか、それを知ることができた。
その後、何人もの協力と試行錯誤を経て、いまではその技術を、彼女は復元し実践するまでになっている。そのことの大切さを、彼女にも知ってほしいと思うのだ。それは、カンボジアの織物の伝統と文化、その誇りを取り戻すことにつながる。
こうした思いは、翻訳に熱心なスタッフに恵まれて、実現した。
サーカー君というIKTTで働きながら大学に通う青年、彼の英語力と積極性に支えられて始まったクメール語のIKTT内での回覧板づくり。しばらくして回し読みを読み終えたスタッフたちとやりとりをするうちに、当初思っていた以上に、このことの重要さに気がついた。それが、それを小冊子にまとめることを思い立ったきっかけだった。
クメール語の小冊子『森の知恵』の自費出版事業は、こうして始まった。そして、その表題は『森の知恵』。それは、現在シェムリアップ州アンコールトム郡で実現している新しい村づくり(伝統の森・再生計画)の英語の事業名Wisdom from the forestでもある。
そもそも、カンボジア国内にクメール語で出回っている書籍の数は多くない。カンボジアの伝統のすばらしさや、自然環境から学ぶことの重要性に言及するような内容の本は、もっと限られている。そうしたことを踏まえて、この小冊子をできる範囲で、無償でなるべく多くの若い人たちに配り、読んでもらえればと思うようになった。そのことは、昨年の7月、このメールマガジン「メコンにまかせ」で、はじめてお伝えした。
そして、この小冊子をできるだけひろく配布できるようにしたいと、日本の支援者の方々に協力を呼びかけ始めた。その告知を始めてから、とても多くの方々からのご賛同と、ご寄付のお申し出をいただくことができた。それゆえ、この本は日本のたくさんの友人からのプレゼントです、とあわせ伝えたいと思っている。
並行して、文章の選択と翻訳を進めた。IKTTのホームページにあるわたしの書いたものを、ほんとうに善意で英語に翻訳していただいている松岡さん。彼の英語の文章からクメール語への翻訳が始まった。
しかしその過程で、日本語と英語、そしてクメール語というそれぞれの表現の違いや、クメール語でその適切な言葉が翻訳しづらい言葉などの問題がいくつも出てきた。たとえば「ラックカイガラムシ」の説明として、「昔はレコード盤の原料として使われていた」という表現がある。しかし、わたしのまわりにいる若いカンボジア人のなかで、誰一人として、黒いレコード盤を見た者はいない。みんなが知っているのはCDやDVD。同じ、音楽を記録するための円盤とはいえ、CDではラックカイガラムシの説明はできない。やっと探し当てたレコード盤のクメール語表記を聞いても、それが何だか想像すらできない。そんな訂正をしながら翻訳は始まった。
そんな試行錯誤ともいえる作業もあり、ずいぶん時間が経ってしまった。
英語からの翻訳作業がようやく終わりに近づいた頃、「伝統の森」に滞在された日本の大学で学ばれた元留学生のかたに、クメール語の原稿に目を通していただく機会があった。一晩かかって読み終えた彼からは「このままでは誤解を持たれますから、本にしない方がいいですよ」と、はっきりと指摘された。そして、その説明を聞き納得してしまった。そのうえ、彼には、プノンペンで仕事を持たれている忙しいその時間を割いて、もう一度日本語からのクメール語の見直しをしていただいた。ほんとうに感謝というしかない。
さきごろ、この難関だった日本語とクメール語原稿のチェックも無事終わり、さらには出版にあたって、プリンセスからのお言葉もいただくことができた。そして、表紙用の写真には、「伝統の森」のなかに残されている大樹のひとつ、樹齢百年になるかもしれない大きな樹のある風景を撮ることができた。こうして、ようやく出版に至る準備も最終段階が見えてきた。一年以上かかったが、ようやく出版できるところまでこぎつけることができた。ご支援していただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。あらためて、お礼申し上げます。
まもなく日本での、恒例ともいえる行商の旅が始まる。その一連の展示会・報告会を終え、帰国したところで印刷・製本に入り、年内にはなんとか完成させたいと思っております。
先日の「蚕まつり」の際にも、地元のテレビ局や新聞社などの取材を受けながら、本当に多くのカンボジアの人たちがIKTTの活動に理解と関心を持ち、声援を送っていただいているのだと強く感じた。これまでは、フランスやアメリカに暮らすカンボジア人の方から、それぞれの現地でテレビや新聞などでIKTTの紹介を目にして、感謝と声援をいただくことがあった。それがいまや、カンボジア国内での評価になりはじめているように思える。
その動きのなかで、あらためてクメール語での情報が不足していることを痛感しはじめていた。その意味でも、このクメール語版『森の知恵』の役割は大きなものとなる。
最近も「クメールアプサラ」というカンボジアの雑誌に「蚕まつり」が紹介された。そのなかで、敬虔な仏教徒が多いカンボジアで、蚕の命への感謝の気持ちを表した催しがIKTTの「伝統の森」で行なわれたと紹介された。養蚕をすることが、無益な殺生ではなく、繭から引かれた生糸が、多くの人たちの命を救っている、とも書かれており、それは古くからのカンボジアの伝統なのだと。
そんなIKTTの活動が、より深く、多くの人たちのなかで知られるようになっていってくれればと思う。それはこの小冊子の、もう一つの役割になるのかもしれない。
* クメール語版小冊子『森の知恵』の発行にあたり、昨年7月から、みなさまにご協力のお願いをしてまいりました。当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えておりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメール語の小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できれば、と考えるようになりました。
カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。発行部数は、当初予定の1000部をクリアできました。みなさま、ありがとうございます。ただ、2000部の印刷が、1000部の印刷代の4割増で可能とのことなので、なんとか2000部を目指したいと考えています。
寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の巻末に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。
お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com /@を半角に変換してご送信ください)までメールでローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事から抜粋】
※昨年7月の森本さんの「呼びかけ」については、このIKTT Japan Newsのなかにある2009年7月10日付の「クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて」をご覧ください。
※メールマガジン「メコンにまかせ」の講読は、こちらからお申し込みください(講読無料)。
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
文章
数年前のこと、わたしがこれまでに「メコンにまかせ」などのメイルニュースやホームページでIKTTの活動を紹介するために書いたものをクメール語に訳して、IKTTのスタッフに回覧板のように回し読みしてもらうことを思いついた。わたしの、クメール語の不十分さを補う意味でも、IKTTの活動をともに担っているみんなに、より深くそれぞれの仕事と役割を理解してほしいという思いがあった。
たとえば、藍染めの技術を習得した「伝統の森」の染め場のリーダーの女性には、自分の仕事の背景をより深く理解してほしいと思う。――長引く内戦下、カンボジア伝統の藍染めの技術は途絶えていた。少なくとも、1995年にわたしが調査した範囲では藍染めをしている村はなく、その後IKTTを設立してからもカンボジア各地を訪ねているが、伝統的な藍染めをやっている人には出会っていない。唯一、わたしが出会うことができたのは、かつて藍を建てていたという年配の男性であった。彼から直接、話を聞くことで、カンボジア伝統の藍染めがどんな植物で藍を建て、どんな道具を使い、どんなプロセスで準備されていたのか、それを知ることができた。
その後、何人もの協力と試行錯誤を経て、いまではその技術を、彼女は復元し実践するまでになっている。そのことの大切さを、彼女にも知ってほしいと思うのだ。それは、カンボジアの織物の伝統と文化、その誇りを取り戻すことにつながる。
こうした思いは、翻訳に熱心なスタッフに恵まれて、実現した。
サーカー君というIKTTで働きながら大学に通う青年、彼の英語力と積極性に支えられて始まったクメール語のIKTT内での回覧板づくり。しばらくして回し読みを読み終えたスタッフたちとやりとりをするうちに、当初思っていた以上に、このことの重要さに気がついた。それが、それを小冊子にまとめることを思い立ったきっかけだった。
クメール語の小冊子『森の知恵』の自費出版事業は、こうして始まった。そして、その表題は『森の知恵』。それは、現在シェムリアップ州アンコールトム郡で実現している新しい村づくり(伝統の森・再生計画)の英語の事業名Wisdom from the forestでもある。
そもそも、カンボジア国内にクメール語で出回っている書籍の数は多くない。カンボジアの伝統のすばらしさや、自然環境から学ぶことの重要性に言及するような内容の本は、もっと限られている。そうしたことを踏まえて、この小冊子をできる範囲で、無償でなるべく多くの若い人たちに配り、読んでもらえればと思うようになった。そのことは、昨年の7月、このメールマガジン「メコンにまかせ」で、はじめてお伝えした。
そして、この小冊子をできるだけひろく配布できるようにしたいと、日本の支援者の方々に協力を呼びかけ始めた。その告知を始めてから、とても多くの方々からのご賛同と、ご寄付のお申し出をいただくことができた。それゆえ、この本は日本のたくさんの友人からのプレゼントです、とあわせ伝えたいと思っている。
並行して、文章の選択と翻訳を進めた。IKTTのホームページにあるわたしの書いたものを、ほんとうに善意で英語に翻訳していただいている松岡さん。彼の英語の文章からクメール語への翻訳が始まった。
しかしその過程で、日本語と英語、そしてクメール語というそれぞれの表現の違いや、クメール語でその適切な言葉が翻訳しづらい言葉などの問題がいくつも出てきた。たとえば「ラックカイガラムシ」の説明として、「昔はレコード盤の原料として使われていた」という表現がある。しかし、わたしのまわりにいる若いカンボジア人のなかで、誰一人として、黒いレコード盤を見た者はいない。みんなが知っているのはCDやDVD。同じ、音楽を記録するための円盤とはいえ、CDではラックカイガラムシの説明はできない。やっと探し当てたレコード盤のクメール語表記を聞いても、それが何だか想像すらできない。そんな訂正をしながら翻訳は始まった。
そんな試行錯誤ともいえる作業もあり、ずいぶん時間が経ってしまった。
英語からの翻訳作業がようやく終わりに近づいた頃、「伝統の森」に滞在された日本の大学で学ばれた元留学生のかたに、クメール語の原稿に目を通していただく機会があった。一晩かかって読み終えた彼からは「このままでは誤解を持たれますから、本にしない方がいいですよ」と、はっきりと指摘された。そして、その説明を聞き納得してしまった。そのうえ、彼には、プノンペンで仕事を持たれている忙しいその時間を割いて、もう一度日本語からのクメール語の見直しをしていただいた。ほんとうに感謝というしかない。
さきごろ、この難関だった日本語とクメール語原稿のチェックも無事終わり、さらには出版にあたって、プリンセスからのお言葉もいただくことができた。そして、表紙用の写真には、「伝統の森」のなかに残されている大樹のひとつ、樹齢百年になるかもしれない大きな樹のある風景を撮ることができた。こうして、ようやく出版に至る準備も最終段階が見えてきた。一年以上かかったが、ようやく出版できるところまでこぎつけることができた。ご支援していただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。あらためて、お礼申し上げます。
まもなく日本での、恒例ともいえる行商の旅が始まる。その一連の展示会・報告会を終え、帰国したところで印刷・製本に入り、年内にはなんとか完成させたいと思っております。
先日の「蚕まつり」の際にも、地元のテレビ局や新聞社などの取材を受けながら、本当に多くのカンボジアの人たちがIKTTの活動に理解と関心を持ち、声援を送っていただいているのだと強く感じた。これまでは、フランスやアメリカに暮らすカンボジア人の方から、それぞれの現地でテレビや新聞などでIKTTの紹介を目にして、感謝と声援をいただくことがあった。それがいまや、カンボジア国内での評価になりはじめているように思える。
その動きのなかで、あらためてクメール語での情報が不足していることを痛感しはじめていた。その意味でも、このクメール語版『森の知恵』の役割は大きなものとなる。
最近も「クメールアプサラ」というカンボジアの雑誌に「蚕まつり」が紹介された。そのなかで、敬虔な仏教徒が多いカンボジアで、蚕の命への感謝の気持ちを表した催しがIKTTの「伝統の森」で行なわれたと紹介された。養蚕をすることが、無益な殺生ではなく、繭から引かれた生糸が、多くの人たちの命を救っている、とも書かれており、それは古くからのカンボジアの伝統なのだと。
そんなIKTTの活動が、より深く、多くの人たちのなかで知られるようになっていってくれればと思う。それはこの小冊子の、もう一つの役割になるのかもしれない。
カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げます。発行部数は、当初予定の1000部をクリアできました。みなさま、ありがとうございます。ただ、2000部の印刷が、1000部の印刷代の4割増で可能とのことなので、なんとか2000部を目指したいと考えています。
寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の巻末に記載し、これは日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。
お手数ですが、森本(iktt.info@gmail.com /@を半角に変換してご送信ください)までメールでローマ字でのお名前の表記と併せて、お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げます。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
「伝統の森」にて 森本喜久男
【以上、メールマガジン「メコンにまかせ」掲載記事から抜粋】
※昨年7月の森本さんの「呼びかけ」については、このIKTT Japan Newsのなかにある2009年7月10日付の「クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて」をご覧ください。
※メールマガジン「メコンにまかせ」の講読は、こちらからお申し込みください(講読無料)。
※森本さんのメールアドレス変更に伴ない、文書中にあったメールアドレスを旧来のホットメールから、現在のグーグルメールに差し替えました(2010/11/7)。
文章
2010-10-15
11月14日、世田谷区「民家園座学」講演会のご案内
世田谷区教育委員会主催の「民家園座学」で、森本さんの講演会が開催されます。事前申込制ですので、ご注意ください(人数が多い場合は抽選となるそうですが、区内在住・在勤・在学の方は優先されるそうです)。
民家園座学「クメールの心を甦らせる―カンボジアの「伝統の森」再生計画を通して」
【とき】
2010年11月14日(日)14時~
【ところ】
世田谷区立次大夫堀公園民家園(旧安藤家)
住所:世田谷区喜多見5-27-14
アクセス:小田急線成城学園前駅南口からバス(3番乗り場:二子玉川駅行き)
または東急田園都市線二子玉川駅からバス(4番乗り場:成城学園前駅行き)
※ともに「砧農協前」または「次大夫堀公園前」下車徒歩2分
【内容】
(主催者からのメッセージ)
カンボジアの伝統織物(クメールシルク)の復元を行なってきた森本喜久男氏より、現在行なっている新たなプロジェクト「伝統の森再生計画」を通して考える、伝統文化の復元と継承についてご講演いただきます。
【対象】
募集人数:50名(多い場合は抽選となります)
区内在住・在勤・在学者優先
申し込み方法:講演タイトル・名前・年齢・住所・連絡先を明記のうえ、往復ハガキで下記「問い合わせ先」まで郵送のこと。11月8日(月)必着。
問い合わせ先:世田谷区教育委員会 生涯学習・地域・学校連携課民家園係
〒157-0067 東京都世田谷区喜多見5-27-14
電話:03-3417-5911/ファクシミリ番号:03-3417-5961
民家園座学「クメールの心を甦らせる―カンボジアの「伝統の森」再生計画を通して」
【とき】
2010年11月14日(日)14時~
【ところ】
世田谷区立次大夫堀公園民家園(旧安藤家)
住所:世田谷区喜多見5-27-14
アクセス:小田急線成城学園前駅南口からバス(3番乗り場:二子玉川駅行き)
または東急田園都市線二子玉川駅からバス(4番乗り場:成城学園前駅行き)
※ともに「砧農協前」または「次大夫堀公園前」下車徒歩2分
【内容】
(主催者からのメッセージ)
カンボジアの伝統織物(クメールシルク)の復元を行なってきた森本喜久男氏より、現在行なっている新たなプロジェクト「伝統の森再生計画」を通して考える、伝統文化の復元と継承についてご講演いただきます。
【対象】
募集人数:50名(多い場合は抽選となります)
区内在住・在勤・在学者優先
申し込み方法:講演タイトル・名前・年齢・住所・連絡先を明記のうえ、往復ハガキで下記「問い合わせ先」まで郵送のこと。11月8日(月)必着。
問い合わせ先:世田谷区教育委員会 生涯学習・地域・学校連携課民家園係
〒157-0067 東京都世田谷区喜多見5-27-14
電話:03-3417-5911/ファクシミリ番号:03-3417-5961
2010-10-14
シエムリアップ川の氾濫
一昨日の夜半からの激しいスコールでシエムリアップ川が氾濫し、IKTTの作業場も冠水しているそうです。
昨日からの森本さんのツイッターでのつぶやきからすると、IKTTの前を流れるシェムリアップ川の水位が上がり、道路との区別がなくなり、道路を車が通るたびに波のような水が工房の敷地内にも入ってきているとのこと。それでも、昨年の大洪水の経験からなのか、皆それほど慌ててはいないようです。織り機はもちろんのこと、車やバイクなど水がついては困るものはすでに問題のないところに移し、準備万端のようです。
以下の写真は、左がIKTTの工房の前の道路の様子、右は仕事を終えて帰るお母さんと、増水した水のなかで遊ぶ子どもたちです(ツイッターにアップされた写真を再掲しています)。
昨日からの森本さんのツイッターでのつぶやきからすると、IKTTの前を流れるシェムリアップ川の水位が上がり、道路との区別がなくなり、道路を車が通るたびに波のような水が工房の敷地内にも入ってきているとのこと。それでも、昨年の大洪水の経験からなのか、皆それほど慌ててはいないようです。織り機はもちろんのこと、車やバイクなど水がついては困るものはすでに問題のないところに移し、準備万端のようです。
以下の写真は、左がIKTTの工房の前の道路の様子、右は仕事を終えて帰るお母さんと、増水した水のなかで遊ぶ子どもたちです(ツイッターにアップされた写真を再掲しています)。
2010-10-13
11月19-20日、新潟・スペースたかつ での展示会・報告会のご案内
新潟での展示会・報告会のスケジュールが決まりました。11月19日(金)と20日(土)の2日間です。森本さんの現地報告会は、20日(日)の午後2時からの予定です。
《甦れ、黄金の繭 カンボジア・心と技の染織展》
【とき】
展示と販売:11月19日(金)と20日(土)の2日間
10時30分~18時(ただし、初日の19日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、20日(土)の午後2時より。
【ところ】
スペースたかつ
(ふれ愛古町/旧大和デパート 1F)
新潟市中央区古町道7番町
【アクセス】
新潟駅(万代口)よりバス約10分、タクシー約5分。
中央区古町(ふるまち)の新潟三越の斜め前。
【問い合わせ先】
新潟市中央区古町道7-943-2 亜左右(あそう) 宛
(午前11:30から午後6:30まで)
電話:025-229-5815(水曜休み)
《甦れ、黄金の繭 カンボジア・心と技の染織展》
【とき】
展示と販売:11月19日(金)と20日(土)の2日間
10時30分~18時(ただし、初日の19日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、20日(土)の午後2時より。
【ところ】
スペースたかつ
(ふれ愛古町/旧大和デパート 1F)
新潟市中央区古町道7番町
【アクセス】
新潟駅(万代口)よりバス約10分、タクシー約5分。
中央区古町(ふるまち)の新潟三越の斜め前。
【問い合わせ先】
新潟市中央区古町道7-943-2 亜左右(あそう) 宛
(午前11:30から午後6:30まで)
電話:025-229-5815(水曜休み)
2010-10-11
11月22日、特別セミナー「社会起業家に学ぶ大きな変化を生み出すリーダシップ」のご案内
バランスト・グロース主催 Learning Community for Social Leadership特別セミナー
「社会起業家に学ぶ大きな変化を生み出すリーダーシップ~connect different!~」
【とき】
2010年11月22日(月)19時~21時(18:30受付開始)
【ところ】
住所:東京都中央区湊3-4-11 4030ビル5階 4030セミナーサイト
アクセス:東京メトロ有楽町線新富町駅7番出口から徒歩2分/東京メトロ日比谷線築地駅3番・4番出口から徒歩5分/東京メトロ日比谷線・JR八丁堀駅から徒歩6分
【内容】(セミナー主催者からのメッセージ)
カンボジアで絹織物を軸にした村づくりを通じて社会貢献を行っている、2人の社会起業家をお招きし、彼らのお話の中から「変化を起こすリーダーシップ」についてのヒントを見つけたいと思います。社会・組織・個人を問わず、ポジティブな変化を起こすことに興味をもっている方々、社会貢献活動にご興味のある方々のお越しをお待ちしています。
メインスピーカー:森本喜久男/サブスピーカー:水谷千絵
定員:50名
申し込み締め切り:11月17日(水)
参加費:3000円(税込)、事前申し込み(振込先はお申し込み後にご案内します)
お申し込み方法:バランスト・グロースのホームページよりお願いします。
「社会起業家に学ぶ大きな変化を生み出すリーダーシップ~connect different!~」
【とき】
2010年11月22日(月)19時~21時(18:30受付開始)
【ところ】
住所:東京都中央区湊3-4-11 4030ビル5階 4030セミナーサイト
アクセス:東京メトロ有楽町線新富町駅7番出口から徒歩2分/東京メトロ日比谷線築地駅3番・4番出口から徒歩5分/東京メトロ日比谷線・JR八丁堀駅から徒歩6分
【内容】(セミナー主催者からのメッセージ)
カンボジアで絹織物を軸にした村づくりを通じて社会貢献を行っている、2人の社会起業家をお招きし、彼らのお話の中から「変化を起こすリーダーシップ」についてのヒントを見つけたいと思います。社会・組織・個人を問わず、ポジティブな変化を起こすことに興味をもっている方々、社会貢献活動にご興味のある方々のお越しをお待ちしています。
メインスピーカー:森本喜久男/サブスピーカー:水谷千絵
定員:50名
申し込み締め切り:11月17日(水)
参加費:3000円(税込)、事前申し込み(振込先はお申し込み後にご案内します)
お申し込み方法:バランスト・グロースのホームページよりお願いします。
2010-10-09
10月24日、国士舘大学21世紀アジア学部祭のご紹介
10月24日(日)、国士舘大学町田キャンパスにおいて「21世紀アジア学部祭」が開催されます。そのメインイベントとなるのが、長年にわたって日本各地のドキュメンタリー映像を撮られてきた姫田忠義氏の講演と作品上映、そしてアジア各地を精力的に取材している写真家の大村次郷氏の講演と写真展です。
大村氏については、「伝統の森」へも何度も足を運び、森本さんの『カンボジア絹絣の世界』への写真提供を始め、「季刊 民族学」、「母の友」、「おしゃれ工房」などの誌面上で、IKTTを紹介していただいているのでご存知の方も多いと思います。
講演会は、13時から、姫田忠義氏の講演「私とアイヌ」、大村次郷氏の講演「私のなかのベトナム戦争」、そして両者の対談「私たちのアジア」と続きます。
また、当日は、大村次郷写真展「シルクロード文化点描」と、姫田忠義監督作品「西米良の焼畑」の上映会も並行して行なわれます。
大村氏については、「伝統の森」へも何度も足を運び、森本さんの『カンボジア絹絣の世界』への写真提供を始め、「季刊 民族学」、「母の友」、「おしゃれ工房」などの誌面上で、IKTTを紹介していただいているのでご存知の方も多いと思います。
講演会は、13時から、姫田忠義氏の講演「私とアイヌ」、大村次郷氏の講演「私のなかのベトナム戦争」、そして両者の対談「私たちのアジア」と続きます。
また、当日は、大村次郷写真展「シルクロード文化点描」と、姫田忠義監督作品「西米良の焼畑」の上映会も並行して行なわれます。
2010-10-04
11月19-21日、京都・法然院での展示会・報告会のご案内
恒例の、京都の法然院での展示会・報告会のスケジュールが決まりました。今年は11月19日(金)から21日(日)の3日間です。森本さんの現地報告会は、21日(日)の午後1時からの予定です。
【とき】
11月19日(金)から21日(日)まで(展示と販売)
10時~16時(ただし、初日の19日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、21日(日)の午後1時より。
《森本喜久男・現地からの報告2010》
カンボジアの伝統織物と、それを担う人びとの暮らしを支える
“伝統の森”再生プロジェクト最新事情
【ところ】
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)
※この時期の京都は、紅葉の最盛期でもあり、市内の道路事情はたいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。
より大きな地図で 法然院(入口) を表示
【とき】
11月19日(金)から21日(日)まで(展示と販売)
10時~16時(ただし、初日の19日は12時から)
※森本さんの現地報告会は、21日(日)の午後1時より。
《森本喜久男・現地からの報告2010》
カンボジアの伝統織物と、それを担う人びとの暮らしを支える
“伝統の森”再生プロジェクト最新事情
【ところ】
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(TEL:075-771-2420)
(京都駅から市バス5番 錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10分)
※この時期の京都は、紅葉の最盛期でもあり、市内の道路事情はたいへん混雑しております。十分な余裕をもって、お越しください。
より大きな地図で 法然院(入口) を表示
2010-10-03
gooday1223さんのブログ「にじいろ*スケッチ in沖縄」のご紹介
「18か月間世界一周旅行」のなかの「子連れ出勤OKの仕事場」記事中のリンク先に、gooday1223さんのブログ「にじいろ*スケッチ in沖縄」の、カンボジア旅行記<7> ~クメール伝統織物研究所~(2005年6月)がありましたので、ご紹介します。
登録:
投稿 (Atom)