【書誌データ】
書名:季刊 民族学 112号(2005年春)
発行所:財団法人千里文化財団
発行:2005年4月20日
会員頒布:2100円
【内容紹介】
『季刊 民族学』112号の「クメールの伝統織物」と題した小特集では、福岡市美術館の「カンボジアの染織」展の企画を担当された福岡市美術館学芸員である岩永悦子さんによる「東南アジア織物文化におけるカンボジア ~チャム-マレー人の技術を中心に」と、森本さんによる「次代につなぐ、営みとしての染めと織り ~伝統の知恵を育む森の再生」という2本の論考が掲載されています。この小特集では、写真家の大村次郷さんが撮影した写真が、全編にわたって使用されています。
このときの写真を担当された大村次郷さんは、『季刊 民族学』108号(2004年春)の特集「クメール文化の至宝 アンコール遺跡」でも、全編にわたって撮影を担当されました(この特集の執筆者は、上智大学アンコール遺跡国際調査団長の石澤良昭先生です)。この108号のp.46-47では、アンコールワットにあるデヴァダー(女神)の浮き彫りの着衣のデザインと、カンボジアの伝統的な絣、そしてカンボジアの伝統的な絹絣の復興に取り組んでいるIKTTの工房の織物を紹介する写真も掲載されています。
なお、本誌は、国立民族学博物館協力のもとに制作されている国立民族学博物館友の会の機関誌のため、一般の書店では入手できません。バックナンバーについては、国立民族学博物館にあるミュージアムショップか、同ミュージアムショップが運営するオンラインショップWOLRD WIDE BAZAARで、お求めください。
2010-01-24
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