経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に異なる色の糸を用いて織り上げた布(同じ色糸を使う場合もある)。
無地ではあるが、絣と同じく三枚綾(さんまいあや)で織り上げるため、表と裏で配色が異なり、玉虫色に輝く表情のある布に仕上がる。
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パムアンという言葉の語源は、パー(=布)、ムアン(=都)から来ているという説明を聞いたことがあります。都、すなわち宮廷で好んで着用された、ハイカラな布ということでしょうか。たしかに、美しくきらびやかな布です。
写真中央部分の布は、経糸にラックの赤、緯糸にプロフーの黄色を用いたパムアン。
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