絣と同じように括り分けて染めた緯糸(よこいと)と、括らずに染めた緯糸とを、それぞれ一定の間隔で交互に細かく織り込むことで、味のある縞柄に仕上げた布である。
絣やパムアンと同じく、三枚綾(さんまいあや)である。
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IKTTの“おばあ”のひとりオムチアは、このストライプが得意でした。
1995年、森本さんが、カンボジア・ユネスコの事務所で紹介され、はじめてタケオの織物の村に向かったとき、訪ねた先の織り手がオムチア(ウォン・チアさん)だったのです。IKTTの物語はこのとき始まったと言えるかもしれません。
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