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(9)生糸を巻き返しながら、糸に残る節を外し、繋ぎ直していく。これは手引きの糸を織り機にかけるために不可欠の作業。[写真左上]
(10)糸に強度を持たせるため、撚りをかける。[写真右上]
(11)絹糸の表面にあるタンパク質(セリシン)を取り除くために、灰汁で煮て、精練する。[写真左下]
(12)絣枠に緯糸を張り、バナナの幹の繊維で括り、絣の柄を描き出す。[写真右下]
この括りの作業と染めの作業を何度も繰り返し、次第に精緻な絣柄ができあがる。
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IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。
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