今回のカレンダーでは、IKTTで使用している染め材(ココナツ、プロフー、藍、ベニノキ、インディアン・アーモンド、ラック)と、それらで染めた布や糸を紹介しています。
ご希望の方は、information@iktt.orgまでお問い合わせください〔@を半角に変換してご送信ください〕。関西では、池田のカフェギャラリーぷてあでの取り扱いをお願いしています。
IKTT Japanは、長い戦乱で失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復興をつうじて、人びとの暮らしと、それを支える自然環境の再生を目指し、カンボジアで活動を続ける現地NGO、IKTT(クメール伝統織物研究所)と、その創設者である故・森本喜久男の活動を支援するために発足した非営利任意団体です。 IKTT Japan Newsは、おもに日本国内でのIKTTに関するイベント情報やメディア掲載情報をお伝えしていきます。

御茶ノ水にあるアテネ・フランセの地下1階学生ホールで、山根祐佳さんの写真展「クメールの空の下」が始まりました。
翌3月11日(日)の早朝、まだ陽が昇らない真っ暗なうちから、数人のスタッフが動き始めました。食事の準備です。仏僧ならびに蚕供養に参加する人たちのための朝食を作っているのです。ネギを刻み、モヤシのヒゲを取り、鶏をさばき、お粥を作っています。
連載エッセイ「アジアの風のなかで」を担当されてきたフリー・ジャーナリストの木村文さん(現在は、カンボジアの生活情報誌「NyoNyum(ニョニュム)」の編集長でもあります)が、その第30号(2012年冬)のエッセイのなかで、「伝統の森」を訪れた印象を記されています。
すでにシエムリアップのCKSホールでのIKTTの企画展が先行して開催されていたため、IKTTの絣布の展示はされなかったのですが、会場ではIKTTスタッフによる括りと織りの実演と、森本さんの講演が開催されました。